アマノ株式会社社内システムの基盤として活躍するIBM Lotus Notes/Domino 7.0 掲載日 2006年4月28日
より高い安定性とセキュリティー サーバー集約で管理しやすいシステム これらを解決するものとして、今回導入されたのが、Lotus Notes/Domino 7.0。アクセシビリティやセキュリティー機能が強化されたLotus Notes/Dominoの最新版です。当初はリリース6.5という計画もあったとのことですが、導入を検討していくなかで リリース7.0の出荷時期と重なるということが分かったため、「導入するのならリリース7.0で」と計画を変更されました。計画・準備段階はその出荷開始前になるため、たいへん先進的かつチャレンジングな取り組みとなりました。 導入に先立っては、模擬環境による移行シミュレーションと十分なパイロットテストを行なって動作を検証。「実際の導入にかかった期間は三、四カ月ですが、その前に三カ月ほどパイロットテストを行なっています。大胆な導入計画かもしれませんが、さまざまな手順確認なども精査し、手堅くテストした上での導入なので、大きな不安はありませんでした。しかしながらこれらをクリアし、導入がスムーズに行えたのも、IBMへの信頼あってこそだと考えています。IBMソフトウェア・サービスとYamato Laboratoryによる万全のサポートをいただいたからこその結果だと思います」と同社の羽生氏は語ります。 これまで拠点ごとに分けて設置していたメールサーバーは、IBM BladeCenter® に納めて本社一個所に集中化。4台のサーバーをクラスタリングすることで、障害時の対応をとっています。一方でアプリケーションサーバーは、拠点ごとに残す方法を選択。これは拠点が多いため、回線障害などが起きた場合にアプリケーションサーバーが利用できなくなることを防ぐための措置です。「メールの場合、回線障害が起きれば、サーバーがどこにあるかに関係なく使えない状況になることは変わりません。業務を停めないためにはアプリケーションは必要ですから、その点を考えた構成にしています」(羽生氏)
クラスタリングの実現で強いシステムに ポリシーの適用でセキュリティーも強化 Lotus Notes/Dominoのようなシステムでは、導入効果は大きく分けて二つの面に表れます。すなわちシステム管理側とエンドユーザー側ですが、今回の導入においては、どちらにもメリットがあったと佐川氏は語ります。 「サーバーのクラスタリングを実現できたおかげで、より障害に強いシステムになったと考えています。またサーバーを集約したことで、管理面でのメリットも感じています。メールサーバーを集約したことで、ユーザーにもメールの管理で利便性を感じてもらえていると思っています。これまでは拠点ごとにメールサーバーを置いていたため、別の拠点へ異動になったユーザーは、自分のメールのデータを手動で移動する必要がありました。サーバーが一つになったことで、ユーザーの異動に伴って必要なメールのデータも、より簡単に対応できるようになりました」 さらにLotus Notes/Domino 7.0で強化された管理機能が、管理者にとって非常に有益だと日高氏は言います。「アクセス権の追加や削除が非常に楽になりました。従来は追加や削除をアカウントごとに一つ一つ行うしかなかったため、グループごと、部署ごとなどまとめてする場合、手間も時間も非常にかかり、不便を感じていました。今回の7.0では、こうした処理をまとめてできるようになったため、管理側としては非常に助かっています」 またセキュリティー面においては、セキュリティーポリシーが非常に細かく設定できるようになった点も評価されています。「管理者が設定したセキュリティーポリシーに従ってユーザーの運用をできるので、管理面では非常に有効だと感じています。例えば15分間入力がなければ自動的にログアウトさせてしまうなど、管理側が考える利用スタイルがあります。セキュリティーポリシーによって、『ここではこのように』という管理ルールのなかでユーザーに使ってもらえるので、セキュリティーレベルを保つのに非常に役立っています。またユーザーの中には、自分で設定を変更したものの、どのように変更したのか分からなくなってしまった、といった問い合わせをされる方もいます。こうした場合も、IDやパスワード、またクライアントPCやアプリケーションの設定などにセキュリティーポリシーを適用してあるので、管理者側で簡単に元に戻すことができるのもメリットです」と、同社 情報システム部 課長 福島澄信氏は語ります。 Lotus Notes/Dominoの機能を活用した、クラスタリングも好評です。「これまではクラスタリングでサーバーを動かしたいと思いながらなかなか実現できなかったのですが、今回採用してみてとてもよかったと思っています。管理・運用する側としては、システム停止というトラブル発生の心配が半減するのはもちろんですが、稼働率も非常に上がっていて、これは快適に利用していただけている結果だと思います。クラスタリングの効果を実感しています」(羽生氏)
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