IBM

株式会社サイバーエージェント

DB2 Universal Databaseにより会員管理を統一し、全サービスをシームレスに利用できる仕組みを実現。「アメーバ」ブランドの確立と浸透を目指す


掲載日 2006年6月19日

株式会社サイバーエージェント(以下、サイバーエージェント)は、国内売上高第1位※1を誇るインターネット広告代理事業と、ユーザーの視点に立った情報提供や、通信販売(オンラインショッピング)などの電子商取引を提供するインターネットメディア事業を二本柱に成長を続けるインターネット総合サービス企業です。サイバーエージェントは、クライアント(広告主)とユーザー(利用者)の両方向に接点を持ったビジネスモデルを特長としています。
そのサイバーエージェントが現在最も力を入れているのが、ブログメディア「Ameba」です。「Ameba」(http://www.ameba.jp/)には、ブログを核とした多様なサービスが展開されています。社長の藤田晋氏による「渋谷ではたらく社長のblog」(http://shibuya.ameblo.jp/)も人気です。
ベンチャースピリットを大切にするサイバーエージェントには、さまざまな事業部があります。それらが互いに切磋琢磨することで、会社全体も成長してきました。サイバーエージェントは、「Ameba」をさらに発展させ、またユーザーのサービス向上のためにDB2 Universal Database™を導入し、会員管理を統一しました。同時に、DBサーバーとしてIBM System p5™ 570(以下、p5 570)、Webサーバー、アプリケーションサーバーとしてIBM eServer® xSeries®を導入し、会員管理システムの安定稼働を実現しました。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 製品・技術情報

お客様ニーズ


数あるサービスは起業家魂の結晶。会員管理の統一はブランド確立の出発点

サイバーエージェントでは、社内で生まれた新しい事業が、サービス(サイト)として次々と立ち上がっていきます。それぞれが事業部という形で売上を伸ばし、方向性を決め、コストに見合うシステムを選択し整備する。従来はそうしたスタイルで十分でした。
「個々に独立しているのがサイバーエージェントの特長でした。会員管理にしても、使っているデータベースやデータセンターは別々でした。しかしここへ来て、トータルで見ると一緒の方が見やすいし相乗効果もある。ユーザーも使いやすいはず。だから、「Ameba」といえばサイバーエージェント、と認知されるブランドを確立しようという方針になりました。それには、散在している情報を集め、しっかりした基盤となるシステムを作る必要がありました」と話すのは、同社の新規開発局・開発グループのシステムエンジニアである、渡部智和氏です。
解決すべき問題はほかにもありました。「すでに軌道に乗っているサービスの運営メンバーの意見は、利害関係が必ずしも一致せず、大変でした。しかし、同じサイバーエージェントのサービスだということをユーザーに気づいてもらい、「Ameba by CyberAgent」を知ってもらうには、早急に体制を整える必要がありました」(渡部氏)


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ソリューション

DB2®ソフトウェアの機能を組み合わせ最大限に生かした、無停止・高拡張性のシステム構築

DB2ソフトウェア採用の決め手は、IBMが過去に関わった巨大ポータルサイトでの実績と、サーバー+Data Base Management System(DBMS)の一括納入体制による安心感でした。「止めない、仮に止まっても停止時間が短いシステム構成が1点。もう1点は会員増に柔軟に対応できるシステムであること。この2点において設計が素晴らしく、当社では過去にDB2ソフトウェアの導入事例がないのにもかかわらず導入が決まりました」(渡部氏)
システムのベースはDBサーバー、Webサーバー、アプリケーションサーバーによる3-Tier構造。既存サービスの中心にこれがドンと据えられ、ログインしたユーザーを各サービスへと橋渡しします。DB2 Universal Databaseの高可用性機能、IBM AIX™のクラスタリング技術、p5 570の仮想技術を結集したクラスターを1ユニットとして、アクセス/リクエストの増大にもユニットの追加により容易に対応できるようにしました。DB2 Universal Databaseは、オンラインによるDB再構成、統計情報の収集、構成変更などが可能で柔軟性に富み、High Availability Disaster Recovery(HADR)機能による高い可用性の実現、パフォーマンス自動調整などのオートノミック機能も充実しています。
「インフラ担当の私は、散在していたデータセンターをまとめることがメインの仕事でした。既存のネットワークに乗せるのではなく、サーバーを購入して導入・拡張・運用までとなると、やはり心配でした。しかし要件定義から具体的なソリューション提案、データベースの設計・構築、DB2 Universal Databaseの導入支援と、予想よりはるかにスムーズに稼働開始を迎えられてホッとしています」ブログからの会員データの移行など実作業では苦労の連続でしたが、同社新規開発局・システムインテグレータの安在 亮氏はにこやかに振り返ります。
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導入効果

既存ユーザーが気づかぬ間に使い勝手向上を図る一方、ブランドを“見える化”

2006年2月15日にサービスインしましたが、既存システムとの連携トラブルもなく、導入したシステムはノンストップで動き続けています。この間、会員数もかなり増えましたが、「本番稼働前にこれでもかと与えた負荷テストの甲斐あって、まだまだかなり余裕を持ってサービスを提供できています」と安在氏は自信をのぞかせます。
今回のプロジェクトで同社は、M&Aによってサイトを吸収・統合しながら大きくなった大手サイトを参考にしながらも、既存のブログユーザーに不便をかけないことを最重要課題としました。既存ユーザーが気づかないうちに、使い勝手の向上と、「Ameba」が何をしているのかユーザーからよく見えるシステムへの転換を、同時進行させたわけです。
「システムが変わったことは、現場の人間もアメーバ会員も、たぶんほとんど意識していないのでは。気づかれないように裏で進めた点は成功です」(安在氏)
個人情報をはじめとするセキュリティー面や、バックアップ、リカバリーといった運用面にも不安は感じていません。「IBMの製品は、もしものときに心強い、というのも大きなメリットですね。対応が遅れると致命的ですから」(渡部氏)


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将来の展望


成長と進化はアメーバで見てほしい。快適稼働をDB2会員管理システムが支える

DB2 Universal Databaseの導入はほんの入り口。「Ameba」は、いよいよ拡充・拡大の段階へと入っていきます。ひとくちにメディアといっても、文字、静止画、動画、音声といった既存のコンテンツはもちろん、それらを組み合わせたさまざまな、そして新しい形のコンテンツが続々と生まれるでしょう。「私たちは、既存システムでは今までより良いものを、アメーバ全体としては他で提供されていないものをどこよりも早く、提供しようとしています。今回のプロジェクトをきっかけに、多種多様なメディアをアメーバに統合していけば、ブランドの確立にもかなりの期待が持てます」(渡部氏)
「Ameba」では当初、会員数100万人という目標を設定、それはアッという間に達成されました。「会員数も確かに大事ですが、よりアクティブなユーザーをどれだけ増やせるかが重要視され始めています。ユーザーに使ってもらえるサービスをより早く提供していくことが求められています。ものすごいスピードでビジネスが動く中で、そうしたスピードに合わせる努力を、IBMには今後もお願いしたいと思います」(渡部氏)
アメーバ&サイバーエージェントは、そのロゴのように、色々なものを吸収し柔軟に形を変えて成長と進化を続けることでしょう。


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お客様情報

お客様名: 株式会社サイバーエージェント
所在地: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号渋谷マークシティ ウエスト21階
URL: http://www.cyberagent.co.jp/
概要: 1998年3月の会社設立以来、インターネット専門の広告代理事業を皮切りに、次々と新しいサービスを打ち出し事業規模を拡大。最近では、個人・生活者の嗜好や広告主のニーズに合わせたメディアの運営・制作やオンラインショッピングの提供といったインターネットメディア事業にも力を入れ、クライアントとユーザーの両方向に接点を持って事業を展開する、インターネット総合サービス企業です。
ロゴ

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製品・技術情報

 ハードウェア:
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 ソフトウェア:
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 サービス:
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1 出典:サイバーエージェントホームページより(http://www.cyberagent.co.jp/company/business/)

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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、AIX、DB2、DB2 Universal Database、 eServer 、System p5、xSeriesはIBM Corporationの商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
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