株式会社サイバーエージェントDB2 Universal Databaseにより会員管理を統一し、全サービスをシームレスに利用できる仕組みを実現。「アメーバ」ブランドの確立と浸透を目指す 掲載日 2006年6月19日
DB2®ソフトウェアの機能を組み合わせ最大限に生かした、無停止・高拡張性のシステム構築 DB2ソフトウェア採用の決め手は、IBMが過去に関わった巨大ポータルサイトでの実績と、サーバー+Data Base Management System(DBMS)の一括納入体制による安心感でした。「止めない、仮に止まっても停止時間が短いシステム構成が1点。もう1点は会員増に柔軟に対応できるシステムであること。この2点において設計が素晴らしく、当社では過去にDB2ソフトウェアの導入事例がないのにもかかわらず導入が決まりました」(渡部氏) システムのベースはDBサーバー、Webサーバー、アプリケーションサーバーによる3-Tier構造。既存サービスの中心にこれがドンと据えられ、ログインしたユーザーを各サービスへと橋渡しします。DB2 Universal Databaseの高可用性機能、IBM AIX™のクラスタリング技術、p5 570の仮想技術を結集したクラスターを1ユニットとして、アクセス/リクエストの増大にもユニットの追加により容易に対応できるようにしました。DB2 Universal Databaseは、オンラインによるDB再構成、統計情報の収集、構成変更などが可能で柔軟性に富み、High Availability Disaster Recovery(HADR)機能による高い可用性の実現、パフォーマンス自動調整などのオートノミック機能も充実しています。 「インフラ担当の私は、散在していたデータセンターをまとめることがメインの仕事でした。既存のネットワークに乗せるのではなく、サーバーを購入して導入・拡張・運用までとなると、やはり心配でした。しかし要件定義から具体的なソリューション提案、データベースの設計・構築、DB2 Universal Databaseの導入支援と、予想よりはるかにスムーズに稼働開始を迎えられてホッとしています」ブログからの会員データの移行など実作業では苦労の連続でしたが、同社新規開発局・システムインテグレータの安在 亮氏はにこやかに振り返ります。
既存ユーザーが気づかぬ間に使い勝手向上を図る一方、ブランドを“見える化” 2006年2月15日にサービスインしましたが、既存システムとの連携トラブルもなく、導入したシステムはノンストップで動き続けています。この間、会員数もかなり増えましたが、「本番稼働前にこれでもかと与えた負荷テストの甲斐あって、まだまだかなり余裕を持ってサービスを提供できています」と安在氏は自信をのぞかせます。 今回のプロジェクトで同社は、M&Aによってサイトを吸収・統合しながら大きくなった大手サイトを参考にしながらも、既存のブログユーザーに不便をかけないことを最重要課題としました。既存ユーザーが気づかないうちに、使い勝手の向上と、「Ameba」が何をしているのかユーザーからよく見えるシステムへの転換を、同時進行させたわけです。 「システムが変わったことは、現場の人間もアメーバ会員も、たぶんほとんど意識していないのでは。気づかれないように裏で進めた点は成功です」(安在氏) 個人情報をはじめとするセキュリティー面や、バックアップ、リカバリーといった運用面にも不安は感じていません。「IBMの製品は、もしものときに心強い、というのも大きなメリットですね。対応が遅れると致命的ですから」(渡部氏)
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