ところが、1996年の県庁内LAN敷設を契機に、分散型のクライアント・サーバー環境への移行が検討され、メインフレームの存在価値が失われつつありました。
ちょうどその頃、オープン系サーバーで24時間稼動の生涯学習システムが、停止した際にすぐに再起動できないという相談を受けました。奥田氏はその事について次の様に話します。「それまで、メインフレームは旧来型のオンラインやバッチ業務にしか使えないと思っていましたが、OSでUNIX®がサポートされることで生涯学習システムを運用できると聞き、非常に衝撃を受けました。今まで懸案だったメインフレームの活用法について、オープン化の環境を取込んだ統合システムというイメージが見えてきました」
翌年の2001年7月にWebSphere® Application Server for z/OS(以下、WAS for z/OS)とDB2® for z/OSを仮想区画に導入し、メインフレームでの生涯学習システムがスタートしました。