掲載日 2006年10月17日
三和コムテック株式会社(以下、SCT)は、IBM System i™、IBM System z™などホスト系システム上のアプリケーションを容易にWeb化することができるツールであるeLECTRANを提供しています。SCTは、日本のIBM System i市場におけるリーディング・カンパニーとして、長年にわたりIBM System i用ソフトウェア・パッケージの開発・輸入・販売とサポート・サービスを展開してきました。
SCTが現在販売・サポートしている製品は、MIMIXやTango04社のVISUAL Message Centerなど、既にワールドワイド・レベルでオートノミック・コンピューティングを実装した製品として著名なものが含まれますが、今回SCT自身が開発しているコア製品eLECTRANでオートノミック技術を採用することにより、お客様のIT運用の効率化を実現します。eLECTRANは今回、IBMがワールドワイドで展開する「自己管理型オートノミック・テクノロジー・ロゴ・マーク」の日本で初めての認定製品となりました。
お客様ニーズ

三和コムテック
株式会社
社長
柿澤 晋一郎 氏
お客様の利益に貢献できるソリューションを
「製品やサービスを提供する上で、三和コムテックがまず考えるのはお客様の利益です。最適なソリューションを提供することによってお客様が経営革新を達成し、ビジネスの発展を実現する。それが当社の目指すサービスのあり方であり、経営の理念です。日本では、受発注、在庫確認、出荷指示、商品販売、営業支援など、多くのホスト系システムが企業の基幹業務を支える現役システムとして稼働し続けています。また一方、インターネットの急速な進展は、ビジネス・モデルに変革を起こしつつあります。多くのお客様は、堅牢な基幹システムを維持しつつ、インターネットの持つ利便性・柔軟性・リアルタイム性をシステムに導入、応用したいと望んでいます」と、同社社長 柿澤晋一郎氏は話します。
ソリューション

eLECTRANの概念
(クリックで図の拡大)
基幹システムを容易にWeb化
「当社の製品であるeLECTRANは、企業のホスト系基幹システムに直接アクセスし、それをリアルタイムかつシームレスにWebシステム化することができるソフトウェア製品です。ホストシステム上のアプリケーション情報/データを画面ストリームとして取り込み、HTTP化するので、基幹システム側を一切変更・カスタマイズする必要なく、容易に基幹システムをWeb化できます」(柿澤氏)
オートノミック技術への取り組み:問題判別技術
「eLECTRANは、WebSphere®アプリケーションとして動作しますが、通常はほとんど運用管理の手間がかからない、安定したシステムです。そのため、多くのeLECTRANユーザーは、専用のシステム管理要員を置いていません。そのため、何らかの要因によりシステムに問題が発生した場合には、どこで何が起こっているのかという問題判別に多くの時間が費やされる可能性がありました。新しいeLECTRANでは、IBMの最新のオートノミック・コンピューティング技術である問題判別技術を実装しているため、システム障害時における迅速な対応が可能となります。具体的には、eLECTRANは自身のログ情報を標準化された形式(CBE=Common Base Event)で出力します。障害発生時には、既にCBEログにネイティブ対応しているWebSphere&などのIBM製品やOSのログと、eLECTRANログを相関分析することにより、簡単迅速に問題個所の特定が可能になります」(柿澤氏)
導入効果
eLECTRAN最新版により、旅行予約システムの運用管理を効率化
「弊社では、三和コムテック社のeLECTRAN によって基幹旅行予約システムである'R2D2'をWeb化しており、安定したアプリケーション環境を享受しています。そのため、専任のIT管理スタッフを置いていません。このため、ごくまれに何らかの原因でシステムが正常動作しなくなった場合には、対応に時間がかかることが多くありました」と、アールアンドシーツアーズ株式会社システム管理部次長 大平雅義氏は話します。
「eLECTRAN最新版に装備されたオートノミック機能により、こうした場合の対応が迅速・正確になり、問題解決までの対応時間を40~50%短縮することが可能になりました」と、同社システム企画グループ 服部久仁彦氏は話します。
将来の展望
IBM System iから広がるオートノミックの世界
「今後もビジネスの変化にともなうお客様のニーズにいち早く対応するべく進化を続けていきます。三和コムテックでは、eLECTRANをコアとする様々なソリューションを展開してますが、そうしたソリューションでのオートノミック対応を順次拡大し、お客様のIT管理をより簡単に、効率化していきます」(柿澤氏)
用語の説明
- オートノミック・コンピューティング
IBMオートノミック・コンピューティングは、オープン・スタンダードに基づき、オートノミック技術と製品の開発および普及を促進することを目指しており、各標準化団体、ビジネス・パートナー、お客様、大学、および業界リーダーとも協力して推進しています。
製品・技術情報
IBMオートノミック・コンピューティング技術に対応したパートナー様製品に対して、一定の条件の下に提供されます。
お客様が先進的な自己管理環境を構築しようとする際、パートナー様の製品を容易に識別する目印となります。
ハードウェア
ソフトウェア
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
IBM、IBMロゴ、System i、System p、System x、System zおよびWebSphereはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
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