本文へジャンプ


お客様導入事例 > 

ソフトバンクテレコム株式会社

IBM System Storage SANボリューム・コントローラーの導入で、SAN環境下の異機種ディスクを仮想化し、運用コストを低減


掲載日 2006年12月6日

ソフトバンク テレコム株式会社本社オフィス

フリーアドレスを導入した本社オフィス
ソフトバンクグループの一員として、2006年10月1日、日本テレコム株式会社はソフトバンクテレコム株式会社(以下、ソフトバンクテレコム)と社名を変更して新たなスタートを切りました。同社情報システム本部法人システム基盤部では、電話事業を中心とした法人向けサービスのインフラストラクチャー構築を担う部門として、システムの「より一層のコスト削減」、「より一層の柔軟性」、「より一層のスピード」、「より一層のクオリティー」を実現していくことをIT戦略の課題に掲げ、事業運営のインフラストラクチャーの整備にも取り組んでいます。さらに、インターネットやデータ通信、デジタルオフィス・ソリューションや災害対策などのソリューション事業にも、そのビジネス領域を広げています。
このような課題に取り組む中で同社情報システム本部が着目したのが、ディスク・システムを仮想化するIBM System Storage™ SANボリューム・コントローラー(以下、SVC)です。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 資料

製品・技術情報

お客様ニーズ


神尾 英人氏

ソフトバンク テレコム株式会社
情報システム本部
法人システム基盤部
マネジャー
神尾 英人氏


多様なベンダーのストレージ製品を混在させて活用する、SAN環境下のストレージ仮想化

4年ほど前の2002年頃、日本テレコム時代に同社ではストレージ・エリア・ネットワーク(以下、SAN)を導入しましたが、さまざまなベンダーのサーバーやストレージが混在するSAN環境は、結果的に運用コストがかかるということが明らかになりました。これを打破していくことが課題として上がり、こうしたときに出会ったのがSVCです。この間の経緯について情報システム本部法人システム基盤部マネジャー神尾 英人氏は次のように話しています。
「当社は市場の競争原理に基づき、その時点でよりコストパフォーマンスの高い機器を選択する為、結果的に複数のベンダーの製品が導入されています。しかし、導入したときはコスト的に安くても、全体最適化の観点で長期的に考えた場合運用コストがかさんでいく。これをなんとか解決できないかというときに、IBMよりSVCの提案がありました。SAN環境下にあるディスクを仮想化するというのがポイントですが、ストレージ機器の物理的な制約を受けず、初期コストはもちろん、運用コストも長期的に見ると低く抑えられることがシミュレートできましたので、2005年の春、導入に踏み切りました」
同社にとっては初めての製品でしたが、「当社の通信業界における立場は『チャレンジャー』と認識しており、今まで以上にスピード、柔軟性、革新性が求められる立場にあります。故にITの最先端技術を積極的に導入活用することは良いことだと判断しました」(神尾氏)

上に戻る

ソリューション

システム図

システム図

導入実績が豊富で機能に富んだ
IBMのSVCを導入


SVCの導入にあたり、ソフトバンクテレコムではIBM以外のディスク仮想化製品との比較も行いました。選択肢は三つあり、一つ目はストレージ制御装置で実現する方法。二つ目はスイッチで実現する方法。そして、最後にネットワーク側で実現する方法です。「ストレージ制御装置で仮想化するやり方は、どうしても初めにそのストレージ機器がありきで、後々まで特定のストレージ・ベンダーに縛られてしまうところがあって、まずこれは選択肢からはずしました。次にスイッチ方式ですが、これはまだ構想レベルのもので実績がほぼありませんでした。結局、ネットワーク側で行うIBMのSVCを選択しました。当時、日本での導入事例は少なかったものの、既にグローバルでは多数の実績があるということで導入を決めました」(神尾氏)
しかし、同社にとってSVCは未知の製品ということで、微妙な設定やチューニング技術など経験していない部分や、慎重を期すための冗長化試験も行うなど、システム設計から導入、テスト、稼働まで約3カ月の時間を要したと語ります。
「実際の作業は1カ月ぐらいで、どちらかというと豊富な機能確認のための試験に時間を費やしたということです。時間をかけても結果的にはメリットが出るという意識で取り組みました。既存のシステムはそのままに、新たなシステムから順次SVCに収容していくという方法で始めたので、ムリなく、自然に導入できたと思います」(神尾氏)

上に戻る

導入効果

皆川 武氏

ソフトバンク テレコム株式会社
情報システム本部
法人システム基盤部
アシスタントマネジャー
皆川 武氏


多彩なOS環境で利用し
さまざまな価格帯のディスクを活用


ソフトバンクテレコムでSVCが使われているシステムは、「顧客管理システム」「営業支援システム」等の基幹系システムにまで及んでいます。使用OSもMicrosoft®Windows®、Linux®、AIX®、HP-UXと多彩です。導入から1年半経過した現在(2006年11月)、性能的にも問題なくSVCは稼働しており、接続数を増やすことも容易になっています。仮想化したメリットについて情報システム本部法人システム基盤部アシスタントマネジャー皆川 武氏は次のように話しています。
「さまざまなディスクが接続でき、しかもそれが仮想的に一つとして管理できるというのがメリットですね。そこで重要なのは価格帯の違うものを混ぜて使えるという点です。例えば、顧客を管理する本番のデータベースを保管するストレージ機器は高価なものを使用したとしても、そのバックアップ領域は高価なものである必要はありません。今、私たちの会社ではデータの重要度に応じてさまざまな価格帯のディスクを使い分けていますが、これはSVCを使うことによって享受できたメリットだと思います」
情報システム本部では新しいシステムを導入した際には、設定から実装までを自ら行うことが良き伝統となっていて、これによりノウハウを積み上げていくことを重視しています。「システムの中身を知り、ノウハウを身に付けるためには苦労する点もありますが、運用を開始してから、何か構成変更する場合、あるいは障害時にはスムーズな対応ができ、それに対する余分なコストもかかりません。SVC導入にあたって、IBMの手厚いサポートがあったことも助かりました」(皆川氏)
また、意外なメリットとして、神尾氏はSVCのディスク移行機能を上げています。「古いディスクから新しいディスクへデータを移行するとき、本来はコストや手間ヒマがかかるものです。しかしSVCのおかげで実にスムーズに行えました。これは使ってみると当初思っていたよりとても重宝な機能でした」


上に戻る

将来の展望


グループ通信3社でシナジー効果を出せる
インフラストラクチャーの構築


モバイル、ブロードバンド事業などを展開するグループ他社との連携も進めるソフトバンクテレコム。「ソフトバンクテレコム内だけでなく、さらにキャパシティーを広げて、グループ内でシナジー効果を出していけるようなシステム構築をしていきたい。SVCをはじめとするシステムの仮想化は今後ますます広がっていくと思いますが、これもグループ通信3社協業という形で取り組めたら、と考えています」(神尾氏)「IBMにはこうしたIT課題に対し、よりよい解決策を導き出せるようこれまで以上に力を貸していただけるとありがたい」(皆川氏)
固定通信事業者からICTソリューションカンパニーへ。グループシナジーを活かし、常に変革を続けるソフトバンクテレコムがこれまで培ってきたシステム・ノウハウを活かすのはこれからです。

上に戻る

お客様情報

お客様名: ソフトバンクテレコム株式会社
所在地: 〒105-7316 東京都港区東新橋一丁目9番1号
URL: http://www.softbanktelecom.co.jp/
概要: ソフトバンクテレコム株式会社は、日本テレコム株式会社から社名変更し、ITと情報通信を融合したソリューションサービスを提供するICTソリューションカンパニーとして、通信事業者としてのインフラ提供にとどまらない幅広いサービスを展開しています。

ソフトバンク テレコム株式会社ロゴ

上に戻る

製品・技術情報

 ハードウェア:
IBM System Storage SANボリューム・コントローラー 詳しくはこちら

 参考資料:
この事例のPDFがダウンロードできます (1.2MB)  
Adobe® Reader®が必要
上に戻る

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、AIX、System StorageはIBM Corporationの商標。
Microsoft、WindowsはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
上に戻る

お問い合わせはこちら

まずはお気軽にご相談ください。

窓口一覧を見る
入力フォーム

その他の事例
最新順  
ソリューション別  
製品別  
業種別  
お客様名順  

ご登録受付中 !
お仕事に役立つIBM関連情報を活用しませんか?

e-メールにて適時お届けしています。ただいま登録受付中!


ページ・オプション
印刷用ページ