System z導入の効果として、小畑氏はまずサーバー統合を挙げます。
「2カ所のデータセンターに分散していたメインフレームのアプリケーションがSystem zの筐体一つに収まり、更に、財務会計、店舗とのコミュニケーションシステム、取引先とのデータ交換システム等、分散サーバーで稼働していた八つの業務システムを移行し、その他かなりの数をSystem zに統合しました。System zでは、各システムのCPUの空き時間をダイナミックに利用できるので、ピークのスパイク対応に加え平常時の利用効率もぐんと向上しました。また、バッチ処理時間も激減しており、財務処理では約5分の1になっています」
System zへの移行に際しては、移行前のシステムの機能とレスポンスの保証、ほぼ無停止での切り替えに留意し十分なテストと準備をして臨んだ結果、ユーザーへの影響もほとんど無く移行できました。
「こうしたシステム移行ではなかなか無いことですが、ホストの切り替えなどは計画を前倒しすることができ、コスト効果も得られ、非常に満足しています」(山本氏)