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北海道教育大学

履修登録・成績評価に大学教育情報システム「GAKUEN」、「UNIVERSAL PASSPORT EX」を導入


掲載日 2007年2月5日

北海道教育大学 本部

北海道教育大学 本部
国立大学法人北海道教育大学は、昭和24年(1949年)に4師範学校を前身に設置された当時より教員養成を専門とし、教育界を中心に数多くの人材を輩出してきました。
平成18年度の大学再編を契機に、教育理念を「先進の人間教育」「行動する教養」「高い志の涵養(かんよう)」と掲げ、新たなスタートを切りました。道内5都市(札幌、函館、旭川、釧路、岩見沢)のキャンパスにおいて、歴史ある教師教育を軸としながら人間、地域、文化をキーワードに、「教員養成課程」「人間地域科学課程」「芸術課程」「スポーツ教育課程」の4つの課程を持つユニークな大学に生まれ変わっています。
この北海道教育大学において、大学教育の質的向上に向けた取り組みの1つとして、Webベースの学務系業務システム「GAKUEN」と学生サービスシステム「UNIVERSAL PASSPORT EX」が導入されました。そのシステム活用の状況についてお話を伺いました。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 ビジネス・パートナー

用語の説明 製品・技術情報

お客様ニーズ


お話を伺った先生方

お話を伺った先生方 
前列左から情報化推進室長 林崎誠司氏
地理学教授・理事 山下克彦先生、
学務部教務課 三浦哲也氏、
後列左から財務部情報化推進室 小林芳博氏、
情報化推進室 神山浩司氏


北海道教育大学では以前から大学独自の教育情報システムを構築していましたが、大学再編に伴い、システム刷新の必要性を強く感じていました。
大学教育の質的向上および単位制度の充実化を目的としたGPA(*)・CAP(*)を導入するにあたっては、従来の手作業に頼る履修登録、成績管理のフローでは対応の困難が予想されたためです。
「一般的に、教育系の大学学部は他の学部に比べて開講科目数が非常に多いので、それに伴って履修登録、成績評価にかかわる事務も膨大に多くなります。その中でGPA・CAPを導入すれば、大学独自システムではとても間に合いません。どう改修していくかということが大きな課題でした」と、理事の山下克彦先生は導入の背景を語ってくれました。

そこで、新カリキュラム検討の委員会の中にワーキンググループを作り、他の先行導入している大学を複数見学した上で、十分議論を重ねて導入を検討しました。システム選定に当たっては機能面のみならず、運用・維持管理のしやすさに配慮し、OSに依存しないことも条件に挙げました。

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ソリューション

GAKUENサーバーに使用されているxSeries 346

GAKUENサーバーに使用されているxSeries 346

システム導入によって、当初から期待された通り、業務フローが改善されたのと同時に、学生の教育指導面で様々な環境改善が図られつつあるといいます。

第一に、履修登録と成績評価にかかわる事務の負荷軽減が挙げられました。
「教員養成課程の場合、卒業の要件認定に当たっては、教員免許取得の要件もあり、学生一人一人の科目履修状況を職員がすべて確認します。4年間で180単位程度取る場合もありますから、それは膨大な作業となります。学生の卒業や免許に関わりますから、職員は1つとして間違うことが出来ない、非常に緊張感がある作業でした」
「システム導入によって、卒業前のきわめて繁忙な、緊張を要する作業からは開放されつつあると思います」(山下先生)
履修登録においては、事務作業の負荷軽減と共に経費削減効果もあったとのことです。
従来の履修登録は、バーコードを読み取るか、学生が記入した科目番号を職員が入力する形式で行っていました。登録後にはエラー訂正も含めて全学生に確認表を配布しますから、それら多数の確認表の作成や入力の労力と、バーコードシールや確認表などの印刷コストが不要となったとのことです。
北海道教育大学では平成18年4月に大学再編に伴う新カリキュラムへの移行がありましたが、システム上で古いカリキュラムを登録できないように規制したため、再編に伴う履修登録の混乱を防ぐことが出来ました。

それらの業務フロー改善に加えて、システム導入による学生指導環境の改善が大きかったと山下先生は話してくれました。


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導入効果

「従来の履修登録では、確認表を使用しても何らかのミスにより履修登録の漏れが発生し、成績を入れる段階で初めて学生の名前が無いと判明することもありましたが、それが早い段階で認識され修正できるようになりました」
「履修登録は基本的に学生の自主的判断に委ねられていますが、果たして学生の状況を考えてそれでいいのかという思いがありました。現実には卒業延期になるとか、1年間の登録単位が非常に少ない、あるいは開講後に途中でドロップアウトしてしまうというケースもあります。GPA・CAPを適用していくとなれば、教員も責任をもって学生に履修方法をアドバイスしていくことが必要と考え、指導教員向けのマニュアルを作成しました。このマニュアルの一部はシステムが持っている機能をうまく活用したものです」
「また、1年から4年までの間に専攻や研究室が変わるなど指導教員が変わった場合にも、学生への指導体制は大学として一本化しなくてはなりません。今回、作成した学修指導サポートファイル(プロファイル)を活用することで、指導の記録を教員間で引継ぐことが可能となりました」



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将来の展望


地理学教授・理事 山下克彦先生

地理学教授・理事 山下克彦先生

大学の大規模な再編とシステム導入から間もなく1年が経ちます。さらに教育の質を高めていくための課題として、山下先生は「単位制度の充実化」「授業評価を通したFD(*)の拡充」の2点を挙げられました。
「GPA・CAPを導入しただけでなく、単位制度を実質化するための教育指導内容および体制を十分検討し、取り組みを強化していく必要があります。教員、学生ともに意識改革が必要でしょう」
「授業評価に本システムを活用し、その結果をいかに授業改善に使っていくか。授業評価を通したFDの拡充ということが一番大きな課題と考えています」

教育再生会議が設置され、さまざまな議論がある中で、教員には非常に厳しい目が向けられています。これからの社会で教員として求められる力は何か。第一に教科を指導する力であり、子供の個々の状況に応じて対応する力、子供の抱えている問題に対応する相談力、コミュニケーション力、さらには学級をまとめていく力などがあると、山下先生は言います。

北海道教育大学では、卒業の段階で身に着けたい「7つの力」を設定し、それを目標に教育課程が作られています。学生が自分の学び方を自省し、課題を見出すことが出来る仕組みを指導の中に組み込まれています。 今後、個々の学生にきめ細かい教育指導を行いながら、システムを基盤にして大学教育の質の向上につなげることができれば、と期待を込めて山下先生は話してくれました。

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お客様情報

お客様名: 北海道教育大学
所在地: 〒002-8501北海道札幌市北区あいの里5条3丁目1番3号
URL: http://www.hokkyodai.ac.jp/

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ビジネス・パートナー

法人名: 日本システム技術株式会社
URL: http://www.jast-gakuen.com/
概要: GAKUEN開発元

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用語の説明

GPA(Grade Point Average)  
授業ごとの成績の評価それぞれにグレードポイントを付けて、全履修科目の平均を算出したもので、アメリカの大学で広く採用されている世界に通用する成績評価システム
CAP  
大学の単位制度を実質化するための制度で、GPAに基いて学生が履修科目として登録することができる単位数の上限を定め、授業科目数を適切に履修してもらうためのもの
FD(Faculty Development)活動  
大学教育の質的向上を図るための様々な試みや努力の総称であり、学生による「授業評価」をはじめ、多くの授業改善活動によって大学の教育機能の向上に組織的に取り組むこと。

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製品・技術情報

 ハードウェア:
xSeries 346 詳しくはこちら

 ソリューション:
大学様向けサービスシステム「GAKUENシリーズ」 詳しくはこちら

 インダストリー:
教育 / 文教ホームページ 詳しくはこちら

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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、xSeriesはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
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