IBM Lotus Domino Web Access 6.5は、サンスターグループ全体のグローバルなWAN(Wide Area Network)環境において、完全にWeb化された形でメール&ポータルシステムを実現することができます。すべてのメールを専用のメールサーバーで保持することによりセキュリティーを確保できるだけでなく、社員の利用する個々のクライアントPCに専用のメールソフトをインストールする必要がないため、TCOの削減にもつながります。
新システムの開発・設計に当たっては、社外のシステムインテグレーターを選定した上で、サンスターグループ内には4名の担当チームが編成されました。日英バイリンガルのシステムを実現するために、文字コードについてはUnicodeによるエンコードが採用されました。また、日本語と英語のメニューを並行して保持することで、必要に応じてメニューの言語を切り替える機能や、ワンタッチでアドレス帳の組織名を日本語/英語に切り替える機能も実装されています。全世界からアクセスされるメールサーバーを24時間無停止で運用するためのオンラインバックアップ機能、Network Archive Systemも実装されました。
2005年3月から約半年に及んだ新システムの開発期間中、海外の拠点との間で頻繁な打ち合わせが必要でした。時差の関係で、日本の早朝、深夜にテレビ会議が開催されることも珍しくありませんでした。サンスターグループ内の開発チームを統括したファイナンス&アカウンティンググループ ITSチーム シニアマネージャーの竹岡敏雄氏は、「日常的に利用してもらうシステムなので、できるだけ従来のメールと操作性を変えないように配慮しました。それでも、新システムへの移行直前には、海外拠点のローカルサーバーの設定など、我々が現地に出張することも必要でした」と語ります。