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株式会社SRA東北

pureXMLと低コストからDB2 9を大学評価データベースシステムに採用


掲載日 2007年3月29日

現在、国内の各大学は、教育と研究の質向上のために、外部機関による評価を受けることが義務づけられています。各大学は、自校での教育や研究に関するさまざまな業績をきちんと管理し、評価を受ける外部機関に提出できるシステムを必要としています。株式会社SRA東北(以下、SRA東北)は、大学評価のために必要となる情報を収め管理するデータベースシステムUniVision+EVを販売しています。UniVision+EVでは、DB2® 9が提供するpureXML™の機能によって、大学評価に関するさまざまな情報が柔軟に蓄積され管理されます。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 製品・技術情報

お客様ニーズ


各大学のニーズに合わせたカスタマイズの時間低減が製品化のポイント

短期大学を含む国内の国立、公立、私立大学には、教育研究の水準向上のために、文部科学大臣が認証した機関による評価を7年以内ごとに受けることが学校教育法によって義務づけられています。このため、各大学は、自校の教育研究、組織運営、施設設備の状況を総合的に把握し、その内容を報告するために管理しなければなりません。また、国立大学は、国立大学法人法によって、中期目標や中期計画を立て、その進捗度合を報告する義務も負っています。SRA東北が販売するUniVision+EVは、このような大学評価のために必要となる情報を蓄積し管理するためのデータベースシステムです。
「大学は、大学評価のために自校の業績を管理し報告しなければなりません。例えば、教授や助教授の方々が執筆した論文、受賞した発表内容、国際会議での講演実績などが、それぞれ大学の業績になります。また、教務課での学生に関する情報、施設課での学内の施設や設備と、その利用状況などが大学の業績になります。さらに、美術系の大学であれば、論文や研究よりも創作に主眼が置かれ、彫刻、音楽、絵画などが大学の業績になることもあります」と、大学評価のために大学が蓄積し管理する項目がそれぞれの大学によって異なることを、SRA東北 ソリューション事業部 営業戦略グループ マネージャーの本郷勝義氏は具体的な例を挙げながら話されます。
UniVision+EVには、このような大学でのさまざまな情報が収められます。開発当初、大学の実情に合わせた形でシステムを構築するために多大な時間と費用が必要でした。「対象とする業務が多いため、データベースに収める項目を取りまとめるだけでも、総務課、教務課、入試課など大学のさまざまな部署にヒアリングし調整する必要がありました」(本郷氏)。このような開発当初に費やした時間や費用をノウハウに変え、UniVision+EVは、多くの大学で共通する管理項目をあらかじめ用意した製品になりました。ただし、大学評価のためのシステムとしては、それぞれの大学固有の項目を自由に設定し扱える柔軟性を備えておく必要もあり、そのために解決しなければならないいくつかの課題がありました。それは、各大学の要求に合わせて製品をカスタマイズするための時間の短縮と、製品コストの低減でした。


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ソリューション

XMLデータベースによって柔軟なカスタマイズを可能に

「当初、UniVision+EVは、リレーショナルデータベースを元に構築していました。このときには、システム設計を詳細に行い、整合性のあるテーブル構造をきちんと作っていこうとしました。ただし、この方法は、できるかぎり早くシステムを利用し始めたいという各大学の要求に応えられるものではありませんでした」(本郷氏)。大学が蓄積し管理する項目は、それぞれの大学によって異なります。また、項目自体も流動的な状態で、業務を進めながらの試行錯誤が繰り返されます。このように項目が変化する状況では、従来のリレーショナルデータベースによるシステムは時間と費用がかかるものになります。従来のシステム構築では、データを収めるテーブルの形式をあらかじめ決めておかなければなりません。また、運用開始後に新たな項目を追加するときには、テーブルの定義を見直し、プログラムを作りかえなければなりません。
このようなカスタマイズのために時間を費やすことを、大学は望んでいませんでした。大学は、今日の要求内容が翌日には実現されている程度のスピードを望んでいます。この要求に応えられるデータベースは、リレーショナルデータベースではなく、必要に応じて項目が自由に追加可能という柔軟性を持ったXMLデータベースでした。
現在、UniVision+EVは、XMLデータベースが動作するデータベースサーバー、ApacheとTomcatが動作するアプリケーションサーバーと、Webブラウザの3層で構成されています。UniVision+EVでは、XMLデータベースの機能を生かすために、独自の制御エンジンをアプリケーションサーバー上に搭載しています。この制御エンジンとXMLデータベースを組み合わせることで、各大学の要求に合わせた製品カスタマイズの時間を短縮できるようにしています。
ただし、当初SRA東北が検討したXMLデータベース製品は、性能面に問題はないものの、非常に高価でありUniVision+EVの製品コストに大きな影響を与えるものでした。このため、UniVision+EVを製品として販売するためには、十分な性能を持つことに加えて、安価であるXMLデータベース製品が必要でした。
システム図


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導入効果

低コストと高パフォーマンスに加えてネイティブなXMLへの対応からDB2 9を採用

コスト低減という問題を解決できずにいたとき、SRA東北は、DB2 9がネイティブなXMLに対応していることを知りました。そこで早速DB2 9をテストしたところ、予想以上に良好なパフォーマンスが得られ、必要とする機能が実装されていることがわかりました。この結果SRA東北は、UniVision+EVでのXMLデータベースとしてDB2 9を採用しました。「DB2 9を採用した理由は、まずXMLの機能がきちんとサポートされていることです。そして、低コストで高パフォーマンスであったことです」と本郷氏は話されます。


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将来の展望


XMLデータベースの柔軟性を生かす利用方法の拡大

DB2 9を使ったUniVision+EVは、すでに2006年10月末に国立大学法人宮崎大学に導入され、大学の職員や教授の方々による利用が開始されています。XMLデータベースの柔軟性を生かして大学固有の項目が追加され、2007年1月には本格的に稼働し始めています。また、項目を容易に追加できるため、大学評価以外の情報も収めてみようという予想外の利用方法も出てきているようです。「これまではテーブルの定義やSQLの知識などが必要とされたために我慢していたことが、簡単に実現できるようになったことの現れ」と、本郷氏はとらえています。今後、XMLデータベースの柔軟性を生かしたUniVision+EVが多くの大学で利用されていくことでしょう。


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お客様情報

お客様名: 株式会社SRA東北
所在地: 〒980-0802 宮城県仙台市青葉区二日町13番22号仙台カルコスビル
URL: http://www.sra-tohoku.co.jp/
概要: 株式会社SRA東北は、株式会社SRAホールディングスのグループ会社として、SRAグループをバックボーンに、豊富な経験と実績をもとに幅広い分野のシステムサービスを展開しています。弛まない進化と変革を通じて、お客様の役に立つサービス、ソリューションを提供し、お客様の発展、そして地域社会に貢献することをモットーとしています。

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製品・技術情報

 ソフトウェア:
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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、DB2、pureXMLはIBM Corporationの商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
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