株式会社SRA東北pureXMLと低コストからDB2 9を大学評価データベースシステムに採用 掲載日 2007年3月29日
XMLデータベースによって柔軟なカスタマイズを可能に 「当初、UniVision+EVは、リレーショナルデータベースを元に構築していました。このときには、システム設計を詳細に行い、整合性のあるテーブル構造をきちんと作っていこうとしました。ただし、この方法は、できるかぎり早くシステムを利用し始めたいという各大学の要求に応えられるものではありませんでした」(本郷氏)。大学が蓄積し管理する項目は、それぞれの大学によって異なります。また、項目自体も流動的な状態で、業務を進めながらの試行錯誤が繰り返されます。このように項目が変化する状況では、従来のリレーショナルデータベースによるシステムは時間と費用がかかるものになります。従来のシステム構築では、データを収めるテーブルの形式をあらかじめ決めておかなければなりません。また、運用開始後に新たな項目を追加するときには、テーブルの定義を見直し、プログラムを作りかえなければなりません。 このようなカスタマイズのために時間を費やすことを、大学は望んでいませんでした。大学は、今日の要求内容が翌日には実現されている程度のスピードを望んでいます。この要求に応えられるデータベースは、リレーショナルデータベースではなく、必要に応じて項目が自由に追加可能という柔軟性を持ったXMLデータベースでした。 現在、UniVision+EVは、XMLデータベースが動作するデータベースサーバー、ApacheとTomcatが動作するアプリケーションサーバーと、Webブラウザの3層で構成されています。UniVision+EVでは、XMLデータベースの機能を生かすために、独自の制御エンジンをアプリケーションサーバー上に搭載しています。この制御エンジンとXMLデータベースを組み合わせることで、各大学の要求に合わせた製品カスタマイズの時間を短縮できるようにしています。 ただし、当初SRA東北が検討したXMLデータベース製品は、性能面に問題はないものの、非常に高価でありUniVision+EVの製品コストに大きな影響を与えるものでした。このため、UniVision+EVを製品として販売するためには、十分な性能を持つことに加えて、安価であるXMLデータベース製品が必要でした。
低コストと高パフォーマンスに加えてネイティブなXMLへの対応からDB2 9を採用 コスト低減という問題を解決できずにいたとき、SRA東北は、DB2 9がネイティブなXMLに対応していることを知りました。そこで早速DB2 9をテストしたところ、予想以上に良好なパフォーマンスが得られ、必要とする機能が実装されていることがわかりました。この結果SRA東北は、UniVision+EVでのXMLデータベースとしてDB2 9を採用しました。「DB2 9を採用した理由は、まずXMLの機能がきちんとサポートされていることです。そして、低コストで高パフォーマンスであったことです」と本郷氏は話されます。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||