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株式会社スリーボンド

営業を強力に支援するテーマ(案件)管理システムをLotus DominoとIBM System i5で構築。営業データを統合管理し連携することで、営業力の強化を実現


掲載日 2007年3月29日

社屋

株式会社スリーボンド 社屋
工業用シール剤や接着剤などの製品を生み出している株式会社スリーボンド(以下、スリーボンド)は、自動車関連、輸送機器、公共・工材、建築・建材、電気・電子、ハイテクノロジーなどさまざまなジャンルを幅広く取り扱っており、この分野では国内トップクラスです。スリーボンド製品のほとんどは小売店で手に入る消費財ではなく生産財が主体であるため目に触れることは少ないのですが、さまざまな分野の多様な製品の生産工程において、もはやスリーボンド製品は欠くことのできないものとなっています。
もともと営業力の強さが自慢の同社ですが、その営業力をより強化し、より強力に支援することを目的に、Lotus Domino®により構築されたのがテーマ(案件)管理システムです。お客様提案1案件を1テーマとする「テーマ(案件)管理」では膨大なデータを扱うため、基幹業務とのデータ連携も必要となりますが、そのために選ばれたサーバーは、基幹システムとしても長期間にわたり稼働し、同社での信頼と実績を保持していたIBM System i™でした。
2005年11月にサービスインを果たしたテーマ(案件)管理システムは、2006年1月に本格稼働を開始。また、同年8月にはIBM System i5™ 520を導入し、サーバーリプレースも実現しました。それ以後、テーマ(案件)管理システムは営業活動の縁の下の力持ちとしてスリーボンドに貢献しています。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 製品・技術情報

お客様ニーズ


テーマと日報が連携することで
営業力が強化される営業支援システムの構築へ


「テーマ(案件)管理システムは以前から存在していたのですが、営業担当者の個人の評価を目的としたテーマ入力作業が中心となっており、全社レベルの営業力を強化するための仕組みとしては整備されていませんでした」と話すのは、株式会社スリーボンド グループ事業推進本部 システム管理部 部長代理の浅野和美氏です。
また、営業活動の基本となる日報が、手書きであったり、メールで送信していたりと統一した管理がなされていませんでした。そこでテーマ(案件)に関する活動内容が日報から入力されると、それがテーマ(案件)管理データベースに反映されるという仕組みが必要と考えたのです。さらに、テーマと日報に加えて、スリーボンドにおける重要なお客様に関する情報を登録しているデータベースとも連携させることで、営業力がさらに強化され結実率の向上も期待できると考えたのです。
新しいテーマ管理システムを導入するにあたって、重要視したのは改修の容易さとサポートのきめ細やかさでした。「変更しない年はないというほど、弊社では年ごとに営業支援の方法をより使いやすく、より営業支援力が強化されるべく変えています。そういったときには改修が容易なことが最重要ポイントとなります。また、それまで導入していた他のIBM製品でサポートのきめ細やかさは実感していたため、テーマ(案件)管理システムを管理するソリューションとしてLotus Dominoを選んだのです」(浅野氏)
同社では、テーマ管理システムと基幹システムとの連携も必須でしたが、Lotus Enterprise Integrator(以下、LEI)により、それが簡単に実現できるということもLotus Dominoを選ぶ決め手となりました。


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ソリューション

アクセス制御が高いLotus Dominoに加え
System iのモデルチェンジでより高いコストパフォーマンスを実現


「お客様のデータは共有することで営業力の強化につながりますが、機密度の高いお客様情報も多くあり、アクセス制御がきちんとしていないと営業担当者としては許容できないと思います。その点、Lotus Dominoなら安心でした」と浅野氏は話します。スリーボンドでは以前からLotus Dominoを活用していましたが、以前のテーマ(案件)管理システムはRPGで書かれた手作りのものであり、5250エミュレーターを介した入力方法が難しいシステムでした。そこでLotus Dominoによる新しいテーマ(案件)管理システムの導入が決定されたのです。
新しいテーマ(案件)管理システムは、2005年4月に案件定義がなされ、2005年11月にはサービスインへと至りました。「サービスイン後にすぐ本格稼働はしませんでした。まず営業担当者に3カ月試行してもらった後にアンケートをとり、使い勝手や率直な意見を聞いたのです。それを基にしてさらに改修したことで、より使いやすいシステムへとブラッシュアップできました」(浅野氏)。その時点でテーマ(案件)管理システムが稼働していたのはIBM eServer™ iSeries™ 820でしたが、2006年8月にはSystem i5 520へとモデルチェンジ。よりコストパフォーマンスの良い環境で稼動しています。
システム図


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導入効果

営業ノウハウや日報を共有することで
スムーズな引き継ぎ処理を実現


「弊社の営業担当者は、グループではなく個人単位で営業を行うことが多いため、他の営業担当者や支店・専売店がなにをやっているのか把握しにくいところがありました。しかしテーマ(案件)管理システムを構築し営業ノウハウが共有できたことで、営業のスピードアップが実現しました。ひいてはお客様の満足度も向上してきているというメリットもでてきています」(浅野氏)。
スリーボンドでは、お客様に対して十分に説明しないと使えない製品が多いほか、決まった使い方がない製品もあります。そこでテーマ(案件)管理システムにより、他のお客様の使用法を他の営業担当者が確認することができるようになったことで、新たなビジネスチャンスへとつなげる効果も出てきているのです。同じ製品を販売するにも十人十色ですが、これを「横展開できる」という事はまさに今回の狙いでもあったのです。
「そのほかにも、営業担当者の異動によりお客様を引き継ぎする際に、テーマ(案件)管理システムの導入効果が予想以上に表れました。これまで、お客様自体の情報は残っても過去どのような活動をしたのか記録に残っていないため、新しい営業担当者に活動内容が引き継がれない事が非常に大きな問題でした。しかしテーマ(案件)管理システムでは、引き継ぎをすると過去の日報データを見ることができるので、引き継ぎも非常にスムーズになりましたね」と浅野氏は続けて話します。
引き継ぎというと良かったことしか書かないことが多くありますが、発生した問題点などマイナス情報のほうが引き継ぎ処理では重要となります。テーマ(案件)管理システムでは、そのお客様とどのようなつきあい方をしていたかというデータがすべて閲覧できるため、過去の問題点をすべて洗い直すことも可能となったのです。


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将来の展望


海外拠点や海外売上のさらなる増加に向けて システムのグローバル化を目指す

スリーボンドでは文書管理システムがテーマ(案件)管理システムと連携していないため、今後はそれとの関連付けを考えているといいます。「今年からはLotus Dominoに載せていない周辺のシステムも巻き込んでいきたいと考えています」(浅野氏)
また、海外の生産販売拠点が多く、今後もその拠点の増加が見込まれるスリーボンドでは、システムのグローバル化が大きな課題となっています。「海外での現地採用社員は当然日本語ができません。かといって英語だけかというとそうではなく、中国語などさまざまな言語が必要となります。Lotus Dominoではグローバル化への対応も容易なため、2007年からは具体的な対応を進めていきたいと考えています」と浅野氏は話します。さらに、海外市場は国内市場を大きく上回る売り上げの伸びが予想されるため、「海外における売上管理の強化も今後の課題です」と浅野氏は締めくくりました。


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お客様情報

お客様名: 株式会社スリーボンド
所在地: 〒193-8533 東京都八王子市狭間町1456
URL: http://www.threebond.co.jp/
概要: 1955年5月4日、スリーボンドの前身である「東京スリーボンド」は、東京・江東区深川富岡八幡の地で社長以下4名の町工場からスタートしました。最初に開発された商品である液状ガスケット「スリーボンド1号」は、車から路上に漏れ落ちた油をみて「貴重なエネルギーの漏れを未然に防ぎたい」と考えたことがきっかけです。その後、町工場からファイン・ケミカル・テクノロジー・カンパニーへと飛躍し、現在では国内に約70カ所のサービスネットワークと、海外に約40カ所の生産販売拠点を設けるまでに成長しました。

株式会社スリーボンド ロゴ


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製品・技術情報

 ハードウェア:
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 ソフトウェア:
Lotus Domino 6.5 詳しくはこちら
Lotus Enterprise Integrator 詳しくはこちら

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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、AS/400、System i、Lotus、Lotus DominoはIBM Corporationの商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
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