株式会社ネットプライスインキュベーションリレーショナルとXMLをシームレスに扱えるハイブリッドDBのDB2 9を使い、ビジネスの成長に合わせて多種多様な属性のデータを柔軟に扱うシステムを構築 掲載日 2007年3月30日
XMLタグを使うことで柔軟性に富んだデータベースを確保 このようなときに今井氏は、タグを使ってデータを格納するXMLの構造を、リレーショナルデータベースでのテーブルの列の代わりに利用できるのではないかと考えました。これによって、ノート型PCやボールペンといったスペックが大きく異なる商品データを、その属性をXMLのタグで表現して「商品」という一つのXMLデータにして、データベース上に格納するのです。XMLの構造を生かすことで、リレーショナルデータベースのテーブルスキーマに思い悩むことなくシステムを開発でき、monopediaに最適なデータベースが作れると、今井氏は思いました。 早速、今井氏は、リレーショナルデータベースとXMLデータベースをシームレスに扱うことのできるDB2 9の説明を受け、採用を決定しました。「リリース予定直前でしたが、この時点でDB2 9を採用しておけば、将来ユーザーの要求に合わせてmonopediaがどのような形に成長し変化しても、データベースのテーブル設計や開発には問題が生じないと判断しました」(今井氏)
リレーショナルとXMLのハイブリッドデータベースの特長を生かして短期間で運用を開始 DB2 9の採用決定から3週間という短期間で、monopediaは予定どおり運用を開始しました。「リレーショナルデータベースとXMLデータベースの機能をともに提供できるDB2 9を活用することによりmonopediaでは、リレーショナルデータベースの長所を生かしながら、商品データや会員データ、レビューデータをXMLデータとして保存しています。このような構造を採ったことで、新たな属性の追加はXMLのタグを追加するだけの作業になっています」(今井氏) 今井氏が話されるように、monopediaでは、リレーショナルとXMLをシームレスに扱うことができるDB2 9の特長が生かされています。monopediaでは機能ごとにテーブルを用意し、データの識別コード、入力日時、変更日時など、あらかじめ決まる基本データは、RDB列に収められます。これに対して、商品データや会員データといったシステム上で入力され、将来のビジネス展開や拡張によって属性が追加される可能性があるものは、XMLデータとしてXML列に収められます。DB2 9のpureXMLなら、XMLデータの変更にも容易に対応できます。このような方法を採用することで、それまでの経験を生かしながら開発作業の内容が直観的でわかりやすいものになっています。 また、グループ会社の一つである株式会社ネットプライス(以下、ネットプライス)でDB2 Universal Database™ V8がすでに採用されていたため、そこでのノウハウをmonopediaの開発や運用に生かすこともできました。「実際のサーバーメンテナンスや普段のバックアップ作業は、ネットプライスでのDB2保守担当者が行っていますが、DB2 9であるからといって特別に意識することは何もありませんでした」(今井氏)
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