株式会社 アイビー化粧品Web受発注システムを全面リニューアル、将来を見越して基幹系システムとの連携にWebSphere Enterprise Service Busを採用 掲載日 2007年6月12日
ESBの採用により、Web受発注システムと基幹系システムとの連携がスムーズに アイビー化粧品では 、Web受発注システムと基幹系システムのスムーズな連携、将来を見越した社内システムのインフラを整備するためにESBを導入しました。システム構築の実作業は、2007年1月から開始されました。 受発注システムのWebアプリケーション・サーバーにはJava™ ベースのIBM WebSphere Application Serverを採用し、IBM DB2® とで構成。さらに基幹系システムへのデータの受け渡しにはESBを使い、基幹系のDB2とマスター情報の同期化を図りました。 「これまでは、SQLサーバーに蓄積されたデータを1日に数回、基幹系に転送していたわけですが、こうしたバッチ処理によるデータの欠落などはなくなると思います。また、ESBによりシステムのインフラを整備しておくことで、今後、複数のシステムにまたがってレポートを作成したいといった要件に対しても柔軟に対応していくことができます」と話すのは、システム構築を担当した株式会社システムサポート(以下、システムサポート)東京支社BS事業部 山下泰毅氏です。 ESB採用の理由に、同氏は新しいシステム案件が発生した場合にも、一から構築するのではなく、社内の資産を有効に活用できることも挙げています。他社製品と比較した場合も、こうしたSOA(サービス指向アーキテクチャー)のメリットを享受しやすいのがESBであり、より慎重に製品を選んだ結果がESBだった、とも話しています。 清水氏も「現状を打破するためには根本的なところを見直す必要があり、違うことをやらなければ意味がない」と力説し、ESBを採用した理由と期待を話します。
データ転送のタイムラグがなくなり、サービス品質が向上 アイビー化粧品が製品注文のピークを迎えるのは決算期の3月です。さらに、同社のメイン製品であるスキンケアのための「リンクルローション」のキャンペーンが行われる9月にもデータのピークを迎えます。 「キャンペーンの場合は、FAXによる注文取りによって動向を読むということがありますが、今後はこうしたケースにもWebで注文を取り込んでいこうと考えています。今はもう、Web上で注文を取った段階で注文実績がシートとして簡単に出せますし、翌日には出荷できる状態になっています。キャンペーン関連の注文もWebで行うようになれば、Web上である程度全体の注文状況も見渡せるようになるでしょう」(清水氏) リニューアルしたWeb受発注システムはポータル機能が土台にあります。そのために視覚的にもわかりやすくなり、これまで紙ベースだった情報発信もWeb上から効果的に行うことができ、販社へ返す情報にも工夫をこらせるようになりました。 また、データ転送にタイムラグがなくなったことがサービスの向上につながると、川崎氏は次のように話しています。 「弊社では、お昼前までの注文に関しては当日出荷する仕組みになっています。ぎりぎりまで注文を受けるのですが、どうしてもあるタイミングで漏れてしまい、出荷されない状態で残ってしまうというケースがありました。今回のリニューアルでは、サービス向上のためにも、遅い時間でもできるだけ注文を受け、正確にデータが取れる仕組みにしました」 「コスト的にも、時間的にも抑えられた今回の作業でしたが、今後システムを活用する上ではIBMのサポートもあり、一緒に取り組んでいく体制もできています」とシステムサポート 東京支社BS事業部営業 川橋範和氏は、製品プラスアルファの部分を強調します。
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