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株式会社 アイビー化粧品

Web受発注システムを全面リニューアル、将来を見越して基幹系システムとの連携にWebSphere Enterprise Service Busを採用


掲載日 2007年6月12日

商品イメージ

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2006年に創業30周年を迎えた株式会社 アイビー化粧品(以下、アイビー化粧品)は、スキンケア、メークアップ、ヘア&ボディさらにはメンズコスメなどの化粧品を製造し、全国に約240社ある販売会社(以下、販社)を通じて、訪問販売により一般消費者へ製品を提供しています。同社は創業以来「愛と美と豊かさの実践と追求」という企業理念のもと、販社との絆を大切にしてきました。「われわれは販売組織と呼んでいますが、この組織づくりで大事なことは単なるビジネス的なつながりではなく、本社と販社さん、販社さんと製品愛用者様の人と人とのつながりであり、それによる理念の実現です」(アイビー化粧品 経営管理本部 営業管理部 Manager 清水 良彦氏)
今回、アイビー化粧品は販社との関係をよりスムーズかつ密なものにしていくために、以前から活用してきたWeb受発注システムを全面リニューアル。さらに、将来的な展開を見越し、この受発注システムと基幹系システムIBM System i™ との連携にIBM WebSphere® Enterprise Service Bus(以下、ESB)を採用し、全社的なシステムのインフラストラクチャーづくりを図りました。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 ビジネス・パートナー

お客様ニーズ


Web受発注システムをどう再構築し、データ連携を図っていくか

アイビー化粧品が経営課題の一番に挙げているのが、販社による組織販売の拡大です。そして、この組織をきちんと運用管理していくために本社に課せられているのが、販社の販売活動をどうバックアップしていくかです。同社では、この課題の重要ポイントの一つとして受発注システムの整備に取り組み、今から5年前に、Web受発注システムを導入しました。それまで、販社との受発注のやりとりは電話とFAXで行っていましたが、徐々にWeb化が普及し、今ではほとんどの販社に対応いただいています。
しかし、基幹系システムとの連携は必ずしもスムーズだったわけではなく、バッチ処理によるファイル転送のタイムラグやデータの欠損など、あちこちに不都合も生じていました。今回、Web受発注システムを全面的に再構築するにあたり、連携の仕組みにもメスを入れることになりました。アイビー化粧品 総務部 情報企画チーム Team Leader川崎哲志氏は「この問題を解決するとともに、個別のデータベースで構築されている生産管理システムなど複数のシステムのデータを串刺しで集計したいというニーズへの対応も考えていく必要があります」と話し、社内システムの将来を考えたシステム構築も課題に挙げています。


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ソリューション

ESBの採用により、Web受発注システムと基幹系システムとの連携がスムーズに

アイビー化粧品では 、Web受発注システムと基幹系システムのスムーズな連携、将来を見越した社内システムのインフラを整備するためにESBを導入しました。システム構築の実作業は、2007年1月から開始されました。
受発注システムのWebアプリケーション・サーバーにはJava™ ベースのIBM WebSphere Application Serverを採用し、IBM DB2® とで構成。さらに基幹系システムへのデータの受け渡しにはESBを使い、基幹系のDB2とマスター情報の同期化を図りました。
「これまでは、SQLサーバーに蓄積されたデータを1日に数回、基幹系に転送していたわけですが、こうしたバッチ処理によるデータの欠落などはなくなると思います。また、ESBによりシステムのインフラを整備しておくことで、今後、複数のシステムにまたがってレポートを作成したいといった要件に対しても柔軟に対応していくことができます」と話すのは、システム構築を担当した株式会社システムサポート(以下、システムサポート)東京支社BS事業部 山下泰毅氏です。
ESB採用の理由に、同氏は新しいシステム案件が発生した場合にも、一から構築するのではなく、社内の資産を有効に活用できることも挙げています。他社製品と比較した場合も、こうしたSOA(サービス指向アーキテクチャー)のメリットを享受しやすいのがESBであり、より慎重に製品を選んだ結果がESBだった、とも話しています。 清水氏も「現状を打破するためには根本的なところを見直す必要があり、違うことをやらなければ意味がない」と力説し、ESBを採用した理由と期待を話します。
システム図


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導入効果

データ転送のタイムラグがなくなり、サービス品質が向上

アイビー化粧品が製品注文のピークを迎えるのは決算期の3月です。さらに、同社のメイン製品であるスキンケアのための「リンクルローション」のキャンペーンが行われる9月にもデータのピークを迎えます。
「キャンペーンの場合は、FAXによる注文取りによって動向を読むということがありますが、今後はこうしたケースにもWebで注文を取り込んでいこうと考えています。今はもう、Web上で注文を取った段階で注文実績がシートとして簡単に出せますし、翌日には出荷できる状態になっています。キャンペーン関連の注文もWebで行うようになれば、Web上である程度全体の注文状況も見渡せるようになるでしょう」(清水氏)
リニューアルしたWeb受発注システムはポータル機能が土台にあります。そのために視覚的にもわかりやすくなり、これまで紙ベースだった情報発信もWeb上から効果的に行うことができ、販社へ返す情報にも工夫をこらせるようになりました。
また、データ転送にタイムラグがなくなったことがサービスの向上につながると、川崎氏は次のように話しています。
「弊社では、お昼前までの注文に関しては当日出荷する仕組みになっています。ぎりぎりまで注文を受けるのですが、どうしてもあるタイミングで漏れてしまい、出荷されない状態で残ってしまうというケースがありました。今回のリニューアルでは、サービス向上のためにも、遅い時間でもできるだけ注文を受け、正確にデータが取れる仕組みにしました」
「コスト的にも、時間的にも抑えられた今回の作業でしたが、今後システムを活用する上ではIBMのサポートもあり、一緒に取り組んでいく体制もできています」とシステムサポート 東京支社BS事業部営業 川橋範和氏は、製品プラスアルファの部分を強調します。


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将来の展望


Web受発注システムをベースに、他業務のWeb化を推進

アイビー化粧品では、Web受発注システムで販社サイドからデータ入力ができるようになり、顧客・販売員登録情報にも脱ペーパー化の動きが見られようになってきました。
「弊社では教育にも力を入れているのですが、自己啓発などの各種研修申込みも、Web受発注方式に移行させるつもりです」(清水氏)山下氏も「ポータルの中に受発注システムが組み込まれている構造になっているので、他のシステムもここに集約させることができます。販社さんが、ここにアクセスすれば、いろいろな業務が、ここでやれるような仕組みづくりを現在計画中です」と、このシステムの大きな可能性を示唆しています。
アイビー化粧品にとって、ESBで将来にわたっての社内システムのインフラが整備されたことは、さらなる事業発展のための基盤ができたと言い換えることもできるでしょう。


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お客様情報

お客様名: 株式会社 アイビー化粧品
所在地: 〒107-8463 東京都港区赤坂6-18-3アイビービル
URL: http://www.ivy.co.jp/
概要: 1975年創業。スキンケア、メークアップ、ヘアケアなどの化粧品をはじめ、美容補助商品、化粧雑貨品等を製造販売。全国に約240社を有する販社を通じた訪問販売により、製品を一般消費者に供給しています。

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ビジネス・パートナー

法人名: 株式会社システムサポート
所在地: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-12-1パークウエスト8F
URL: http://www.sts-inc.co.jp

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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、DB2、System i、WebSphereはIBM Corporationの商標。
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