IBM

自治医科大学附属病院

指紋認証ソリューションで病院情報システムのセキュリティーを強化


掲載日 2007年9月10日

自治医科大学附属病院外観

自治医科大学附属病院外観
自治医科大学附属病院のIT化は、2004年の入院病棟のオーダリングシステム稼働を皮切りに、段階的に計画・導入されてきました。
2000年にスタートした大学側のIT化推進を端緒に、翌2001年に附属病院でも、現在の医療情報部の前身に当たるIT化に向けての委員会を設置、同年に病院情報システム基本構想を策定しました。その後、コンサルテーションの活用などを経て、2003年に、日本IBMの電子カルテシステムの導入を決定、翌年から3年計画(=3段階)で具体的なIT化に踏み切ることになりました。
入院病棟のオーダリングシステムに続き、2005年には外来のオーダリングシステムと医用画像情報システム(PACS、RIS)、さらに2006年には電子カルテシステムを稼働させ、これにより自治医科大学附属病院のIT化3年計画はひとまず完了しました。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 ビジネス・パートナー

製品・技術情報

お客様ニーズ


自治医科大学附属病院IT化推進の過程で、重要視されたのがセキュリティー対策でした。
2003年に正式発足した医療情報部が中心となって検討した結果、2005年施行の個人情報保護法への対処という観点から、最終的に指紋認証システムを採用することに決定しました。従来はIDや複数のパスワードを併用するシステムであったため、利用者のパスワード失念への対応、さらには「なりすまし」など不正アクセスによる患者情報等重要データの漏洩やウィルス感染に、常に危機意識を持たざるを得ない状況でした。
今回採用した指紋認証システム「EyeDオプティマウスIII」はマウス一体型のため、利用者が各自の端末にログインする際、自然な動作で認証を完了できます。セキュリティーの強化がスムーズな流れの中で負担なく行えるようになった効果は大きいと言えます。


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ソリューション

導入したのは、日本セキュアジェネレーション株式会社の「EyeDオプティマウスIII」を1,500セットです。
IBMの電子カルテシステムの指紋認証読取装置として、電子カルテサーバー(IBM System pサーバー™)に導入することにより、セキュアな電子カルテへのアクセスを目指しました。

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導入効果

導入の効果として、以下が挙げられます。
  • パスワードの忘却などに左右されない、簡単かつ正確な認証環境を実現
  • パスワードによる「なりすまし」等、不正アクセスの防止と抑止効果を実現
  • マウス一体型の認証で、ストレスを感じさせない快適な使用感

自治医科大学附属病院中央手術部教授で医療情報部心臓血管外科の小西宏明氏は、導入の効果について、このように語っています。
「2004年から3年計画で進めてきた当病院のIT化が、2006年の電子カルテ導入で一段落し、フィルムレス、ペーパーレス化による運搬や管理の省力化が実現しました。同じ画面を見ながら医師同士で相談できることで、診断のスピード化や質の向上にもつながっています」 「指紋認証の導入については、セキュリティーの強化はもちろんですが、従来パスワードで行っていたログイン時の混乱を解消させる効果も少なくなかったと思います。システムごとに別々のIDやパスワードを要求されたり、『パスワードを忘れてしまった』などの問い合せが多くありました。指紋認証にしてからの方がスムーズで特に大きな問題はありません。マウス一体型なので、自然な流れの中で認証されるため長時間使用してもストレスは感じないようです」


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将来の展望


将来的には、ITを通じて地域内の重要拠点病院や開業医院との画像データなどの情報共有による連携を視野に入れています。
また大規模災害時の情報セキュリティー強化という観点からも、自治医科大学のさいたま医療センター(埼玉県)とのミラーサーバーの相互所有化などの構想も見据えています。


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お客様情報

お客様名: 自治医科大学附属病院
所在地: 栃木県下野市薬師寺3311-1
URL: http://www.jichi.ac.jp/hospital/top/
概要: 医師が不足する地域へ派遣するための総合医を養成する目的で、1972年に設立された自治医科大学の付設病院として開院。自治医科大学の臨床教育の場と地域医療の基幹病院機能を併せ持ち、診療科40科を開設。2002年に新病棟が完成し、2004年に本館病棟の改修が完了。2006年には「とちぎ子ども医療センター」を病院敷地内に建設、高度な小児専門医療機能を持つ施設として注目を集めている。病床数1,130床。

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ビジネス・パートナー

法人名: 日本セキュアジェネレーション株式会社
URL: http://www.secugen.co.jp/products/hardware/sgh.html
概要: 日本セキュアジェネレーション社の「EyeDオプティマウスIII」は、オプティカルポインタおよびスクロールホイールを備えている光学式指紋認証マウスです。付属のソフトウェア SecuDesktop2000 と組み合わせ、利便性の高い、高度なセキュリティー環境を提供します。

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製品・技術情報

 ハードウェア:
IBM System p 詳しくはこちら

 ソリューション:
指紋認証ソリューション 詳しくはこちら

 インダストリー:
ヘルスケア/ライフサイエンス 詳しくはこちら

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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

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