株式会社ウィルコムメールセンターのログ解析にDB2 9を活用、大容量データを効率よく蓄積、検索も高速に 掲載日 2007年11月1日
使い慣れたLogStareにDB2 9を導入 容量とパフォーマンス、この二つの課題を解決するために検討されたのが、LogStareへのDB2 9の導入でした。 LogStareでは以前からDB2を活用してきた理由を、セキュアヴェイル 東京ブランチ ブランチマネージャー の林和洋氏は次のように語ります。 「LogStareの最初のバージョンでは、フリーのデータベース・ソフトウェアを使っていました。しかし、拡張性やパフォーマンスが頭打ちになってきたこと、またデータベースとしてきちんとサポートしてくれるものを組み込んでいくことが、LogStareの品質を上げていくために必要と考えていました。そこで商用のデータベースを比較検討した結果、コストと性能のバランスが良いDB2に決めました。サポートが非常に手厚かったことも決め手になりました」 これまでのシステムで課題となっていたデータ容量は、複数のサーバーを並列処理することで解決しました。容量の壁を越えられるだけでなく、ユーザー数やメール容量の増加によってログが増加した場合でも、サーバーを増設すれば対応が可能となります。 また新システムでは、DB2 9のデータ圧縮機能を活用。同容量のストレージに、より多くのデータが蓄積できるようになりました。
データ圧縮で従来の2倍のデータ蓄積が可能に パフォーマンスも劇的に向上 DB2 9の導入により、懸案だった二つの課題が解決しただけでなく、圧縮機能が大きな効果をもたらしたと遠藤氏は言います。 「データベースを圧縮してもパフォーマンスが落ちないだけでなく、非常に圧縮率が良いので、当初予想していたよりも、ストレージが2倍活用できています。長期のデータを取っておけるようになったことで、より長い目で見た傾向が分かるようになりました」 また、パフォーマンスについても、さまざまな条件を設定してのレポート作成は、基になるデータベースの容量が大きくなればなるほど時間がかかりますが、これも劇的に短くなり満足していると、遠藤氏は言います。 「13時間かかっていた月次のレポート作成が、1時間程度で済むようになったことはもちろん大きいですが、必要なときに必要な情報が得られるようになり、タイムリーに対応できるようになりました。今まではあきらめていたタイミングでも、データを参照できるようになったので、調査のときなども大変役に立っています。また以前は、細かく条件設定すればするほど、データの抽出に時間がかかっていました。場合によっては数分から10分程度待たされたり、条件によってはタイムアウトしてしまうこともありましたが、今ではすぐに結果が得られるので、運用担当者にも喜ばれています」 LogStare自体のバージョンアップもあり、ログからのレポート抽出のパフォーマンスの向上で、異常が起こった場合にも運用担当者がすぐに状況を確認できるようになりました。運用担当者がカバーできる範囲が広がったため、問い合わせの対応も今まで以上に迅速に対応できるようになり、サービスレベルの向上につながっています。
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