IBM

株式会社ウィルホールディングス

BladeCenterをIBMのショップサイトで購入、VMwareによる仮想化でサーバーを集約し、グループ会社のインフラを構築。管理の手間も軽減


掲載日 2008年3月14日

ウィルホールディングス株式会社 受付の写真

株式会社ウィルホールディングス 受付
株式会社ウィルホールディングス(以下、ウィルホールディングス)は、セールススタッフなどの人材派遣を行っている株式会社セントメディア、採用コンサルティングなどを行う株式会社グローリアス、そしてALT(小学校などの外国語指導助手)の派遣を行う株式会社ボーダーリンクの持株会社です。これら3社をまとめる管理部門として動く中で、ウィルホールディングスでは全社の情報システムを管理、運用しています。
今回、ウィルホールディングスでは、従来運用してきたサーバーを一新。IBM BladeCenter® HS21(以下、BladeCenter HS21)を導入しました。さらにVMware社のVMwareを活用することでサーバーを集約。より管理しやすく、使いやすいシステムを構築しました。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 製品・技術情報

お客様ニーズ


サーバーの集約とシステムを集約、グループ全社で利用するにふさわしいシステムを構築したい

「ウィルホールディングスが持株会社となっている各グループ会社では、大規模店舗への人材派遣を行うほか、派遣する人材の育成なども行っています。ウィルホールディングスは、これらのグループ会社を取りまとめる管理部門という立場で動いています。そのため、情報システムも全社のシステムをまとめて見ています」(情報システム室 室長 橋場 元敬氏)
ウィルホールディングスを含め、各グループ会社では、これまでは部門ごとに必要なシステムを構築してきました。各社、各部門で使い勝手の良いようにシステムを構築してきたわけです。
「けれども業務が拡大し、グループ全体の事業が成長するにつれて、全社で利用できる基幹システムを構築する環境が整ってきたと考えました。グループ全体でまとめたシステムを利用するというのは、効率もよく、管理の面から見ても強いシステムであると思います」
事業の拡大に合わせ、しっかりとしたシステムのインフラを整える必要性も感じていました。また、これまで使用してきたサーバーについても、保守の期限が切れる時期が近づいてきたこともあり、サーバーの見直しとともにシステム全体を集約する方向での見直しを行うこととなりました。


上に戻る

ソリューション

ブレードサーバーとVMwareの活用で、古いサーバーを集約。 見積りや問い合わせはWebからスピーディーに

ウィルホールディングスでは、それまでデータセンターではラック型のサーバーを使用していました。今回、それらのサーバーをできるだけ集約することを念頭に、 BladeCenter HS21を選択しました。
「メールシステムなどで使用していた20台ほどのサーバーをサイジングすると、ちょうどブレードサーバーに納まることが分かりました。選択のポイントは、管理のしやすさです。これまではサーバーを個別に管理する必要がありましたが、今回導入したBladeCenter HS21は、管理用のコンソール画面からまとめて管理が行えるということで、ブレードサーバーを選択しました」(橋場氏)
また、IBMのブレードサーバーを選択した理由として、橋場氏が挙げるのはブレードサーバーの形状です。
「当然ながら、他社の製品との比較も行いましたが、決め手 となったのはブレードサーバーの形が従来の製品からまったく変わっていないという点です。これまでだけでなく、今後のモデルチェンジでも、本体の形を変更する予定はないと伺いました。これは資産を長く使っていくという上で、大きなメリットだと考えています。サーバーなどを長期にわたって使用する場合、どうしても過去の資産をどうするかという課題が出てきます。そうした場合に、同じ形のブレードサーバーであれば、新たに追加するにも安心ですし、キャビネットを変更した場合にも、それまで使っていたブレードサーバーをそのまま活用できるのは非常に大きいです」
さらに、ブレードサーバー上のVMwareを活用し、保守期限が終了に近づいたものや保守期限が切れたものなど、従来使用していた22台のサーバーを集約。ブレードサーバーとVMwareを最大限に活用し、サーバーの集約が実現しました。
また、今回の導入に際し、橋場氏が初めに問い合わせに利用したのが、IBM Business Shopでした。Webから見積りや資料請求が行えるIBMのショッピングサイトです。
「必要なスペックについて、社内でかなり詰めていたので、それに合う条件の製品についての見積りをWebから依頼しました」(橋場氏)
これだけインターネットが普及している今では、Webから問い合わせを行うことも多く、細かなスペックを詰めた上での問い合わせには電話よりもむしろ便利と、橋場氏は語ります。
「最初に問い合わせた後は、営業や技術の方からコンタクトがあり、対応していただいたので、Webからの問い合わせだからという点での違和感や煩わしさはありませんでした。デモや、また実機も中まで見せていただき、安心して選ぶことができました」(橋場氏)
システム図


上に戻る

導入効果

サーバー集約で管理の手間が軽減。
使いやすい管理画面で日々の運用も


今回のサーバー集約での大きな効果は、管理のしやすさが向上したことだと、橋場氏は言います。
「現在、管理は3人で行っています。あまりに人数が少ないということで、他社の方から驚かれたりします。この人数でもうまく管理できるよう、Microsoft Active Directoryを利用するなどの工夫もしていますが、今回のブレードサーバーを使った集約、VMwareを使った仮想化は、管理・運用上、非常に大きな効果がありました」
特に大きく変わったのが、サーバーの管理です。以前は一台ずつ、別々のサーバーを立てていたものをBladeCenter HS21上に集約したことで、ブレードサーバーの管理画面から稼働中のサーバーをすべて見ることができるようになりました。
またVMware上に仮想化したサーバー類は、VMwareのコントロール画面から管理。こちらも稼働中のものをまとめて管理できる点が、管理業務の効率アップに貢献しています。
「電源のオン・オフなどが必要な場合、以前はデータセンターまで出向いていましたが、今はそこまで管理画面からコントロールできるので、非常に助かっています」(橋場氏)
またシステムの移行が容易に行える点も、橋場氏は評価しています。
「VMwareへの移行は、コンバートツールを使って非常に簡単に行えます。以前、サーバーを用意して移行する場合には1日がかりだったものが、今では仮想化して乗せ換えるまでを数時間で行えます。先日もハードウェアトラブルから移行したサーバーがありますが、VMware上で以前と同じように利用できるようになりました」 今回の移行では、株式会社セカンドビジョンが移行作業を担当。この作業も非常にスムーズに進んだと、橋場氏は言います。 「データセンターで立ち合ったのは三日程度でした。準備として1カ月程度はかけましたが、設定情報やVMwareのイメージ等もあらかじめ用意しておき、あとは指定どおりに細かく作業してもらったのでとてもよかったです」


上に戻る

将来の展望


ストレージの増強に加え、
バックアップ用に新しいシャーシも検討中


今回の導入では、データセンターの電源だけが課題であったと、橋場氏は語ります。
「現在、サーバーを置いているデータセンターの電圧は100ボルトのみです。そのためBladeCenter HS21を入れるにあたって、トランスを使って昇圧しています。実際のところ、都内には200ボルトを4キロワットや8キロワットで提供できるデータセンターがありません。そのため、電源の供給が課題ですが、シャーシ自体を置き換えることも検討しています」
現在、ウィルホールディングスで使用しているシャーシは、導入当時、200ボルトのもののみでしたが、最新のIBM BladeCenter Sは100ボルトでの駆動も可能なため、バックアップ用としての導入を検討中です。
「IBM System Storage DS™3400を使っていますが、この増設を検討中です。これに合わせて、BladeCenter HS21も3、4枚増設したいと思っています。増設に合わせてシャーシも新しいものを用意しておけば、万が一、電源になにか問題があっても、差し替えてすぐにシステムを復旧させられるので、さらに安心して使うことができるようになると考えています」(橋場氏)


上に戻る

お客様情報

お客様名: 株式会社ウィルホールディングス
所在地: 〒160-0023東京都新宿区西新宿6丁目14番1号新宿グリーンタワービル14階
URL: http://www.will-hd.co.jp/
概要: 2006年に設立され、株式会社セントメディア、株式会社グローリアス、株式会社ボーダーリンクの持株会社として、3社の業務を管理、運営しています。「働く」「遊ぶ」「学ぶ」、そして「一度しかない人生を自分らしく生きる」ことを支援できるイノベーティブサービスカンパニーを目指し、グループ一丸となって、各分野でのチャレンジを続けています。

上に戻る

製品・技術情報

 ハードウェア:
IBM BladeCenter HS21 詳しくはこちら

 ソフトウェア:
VMware 詳しくはこちら

 サービス:
IBM Business Shop 詳しくはこちら

上に戻る

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM,IBMロゴ, BladeCenter,System Storage DSはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
MicrosoftはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれの各社の商標。
上に戻る