掲載日 2011年1月7日

北海道滝川西
高等学校北海道滝川西高等学校は、1973年(昭和48年)、前身の滝川商業高等学校の滝川市への移管とともに、滝川市立の高等学校として開校しました。今年で開校38年、滝川商業設立から数えると52年を迎える伝統ある学校です。「志ある者は事ついに成る」の校訓のもと、「文武両道」、「規律を重んずる」校風の高校として、開校以来10,500余名の卒業生を送り出してきました。
同校は、会計ビジネス科2クラス、情報ビジネス科2クラス、普通科3クラスの1学年7クラスの構成となっています。在校生は、簿記会計、情報処理、英語などの分野で高度な資格取得を実現するとともに、ビジネス科、普通科において、就職・進学とも高い実績を挙げています。
同校では、分散するサーバーをIBM BladeCenterに集約し、省電力、発熱量の低減を実現。システムが安定しただけでなく、管理効率も向上しました。
目次
お客様ニーズ

北海道滝川西高等学校
情報文化部 教諭
好川 真弘氏
サーバーの排熱で学校初のエアコンが必要に
北海道滝川西高等学校では、1991年(平成3年)に100台以上のPCを導入するなど、普通科、ビジネス科の教育環境に、積極的にICTを取り入れてきました。今から10年ほど前の2000年ごろから、授業で使うデータを保存するファイル・サーバーのほか、インターネット・サーバー、セキュリティー・サーバーとして各1台ずつ計3台のPCサーバーが運用されていました。その後ビジネス科の実習室に3台、教科情報用にも1台と、少なくとも7台のPCサーバーが運用されていたそうです。
北海道滝川西高等学校 情報文化部教諭の好川 真弘氏は、「その後、北ガスサービスさんの提案で、サーバー室の1つのラックにサーバーを収納し、サーバーの物理的な管理は楽になりました。プロキシー・サーバーなども増え、サーバーが10台ほどになりましたが、当時は、『授業を行う教室1つに対してサーバーも1台必要だから、サーバーが増えるのは仕方がない』と思っていました」と振り返ります。
しかし、「そのうちにサーバーはかなりの熱を発するということが分かってきました。各教室に分散してサーバーがあったときには気にならなかったのですが、更新のたびにサーバー室のラックにサーバーが増えていき、またPCサーバーだけでなくIDEやSCSIでさまざまな機器を接続して構成していたこともあって、夏には部屋の気温が摂氏40度前後になることもありました。慌てて本校で初めてのエアコンを設置しました」(好川氏)と熱の問題が深刻化してきたと言います。
ソリューション

導入された
IBM BladeCenter HS22
IBM BladeCenterによるサーバーの仮想化を実現
「2004年ごろから、技術面、アフターサービスなどを評価して、北ガスサービスさんに導入の相談をしています。特に、何かあったときに迅速に対応していただけるので、信頼できると感じています」と語る好川氏が、熱の問題を北ガスサービスに相談したところ、提案されたのがIBM BladeCenterによる仮想化でした。10台のサーバーをブレードに集約し、仮想化して運用すれば、発熱量の低減以外にも、省電力、稼働率の上昇、管理の効率化などのメリットがあります。
「当初は仮想化の説明を聞いてもイメージがわきませんでしたが、発熱量の低減と省電力、管理の効率を考慮して導入を決めました」(好川氏)。
そして、2010年8月、公立高校では道内初となる、IBM BladeCenterが4台導入されました。
導入効果
ネットワークも見直し、涼しく静かで安定したシステムに
好川氏は、発熱量の差は大きいと実感しているそうです。「去年は今の時期(11月)でもサーバー室のエアコン運転は必須で、雪が降る1月ごろやっとエアコンを切る日が続くような状態でした。今年は11月に入ってから、ほとんどエアコンを使っていません。事務局に夏以降の使用電力量を確認したところ、去年より1カ月あたり1,000キロワット程度減っているようです。金額にすると1カ月あたり20,000円ほどになります。IBM BladeCenterに集約したことによる省電力と発熱量の低減が、大きく貢献していると思います。そういえば、台数が減っていることもあるのでしょうが、音もかなり静かになりましたね」
「安定性にも満足しています。やはりPCサーバーより堅牢に感じますね。一度初期不良があった以外はずっと安定しています。修理をお願いしたこともありません」
IBM BladeCenterの導入とともに、ネットワーク回線の帯域幅を広げました。「授業で使うインターネットに関しても、レスポンスが速く安定しています。今年2月に先生方に1人1台のPCが配布されてから、サーバ上に共有している成績ファイルの閲覧にも支障をきたすことがありました。今回、サーバーの導入とともにネットワークも見直し、現在は何の問題もありません。ネットワーク、サーバーとも、ここ数年で一番良い状態ではないでしょうか」(好川氏)。
将来の展望
より一層の効率化を目指して
将来の展望について、好川氏は、「サーバーの運用は、仮想化構成の把握など、ある程度の専門性が必要です。異動もある公立学校では、システム要員を育てにくいという現実もあります。今後、Thin Client(シン・クライアント)なども視野に入れ、一層の効率化を目指したい」と語っています。
生徒の学習環境の向上と、教職員の事務環境向上とともに、環境にもやさしいシステムを構築した北海道滝川西高等学校。あくなきシステム環境向上に向けての取り組みは、今後も続きます。
お客様情報
お客様名:
北海道滝川西高等学校
所在地:
〒073-0044北海道滝川市西町6-3-1
URL:
「志ある者は事ついに成る」の校訓のもと、「文武両道」、「規律を重んずる」校風の市立高校で、今年で開校38年、前身の滝川商業高校設立から数えると52年を迎える伝統ある学校です。
ビジネス・パートナー
企業名:
北ガスサービス株式会社
所在地:
〒060-0033北海道札幌市中央区北3条東7−360−2
URL:
製品・技術情報
ハードウェア
インダストリー
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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