掲載日 2011年1月28日

株式会社
あおぞら銀行株式会社あおぞら銀行(以下、あおぞら銀行)は、長年培ってきた顧客とのネットワークや専門性の高いファイナンス分野での強みを生かしつつ、個々のお客様のニーズに合った、付加価値の高い金融商品・サービスの提供を行っています。こうしたビジネスを支えているのが全行員、スタッフが協働の場として利用するLotus Notes/Dominoです。同行は、このシステム基盤の安定化を目指し、運用サーバーのリプレースに合わせて最新のLotus Notes/Domino 8.5へのバージョンアップを独力で実施し、2010年8月から新環境での利用を開始しています。
目次
お客様ニーズ
サーバーの稼働期間の長期化によりシステムの安定化が急務に
総勢2,000名を超える、あおぞら銀行のすべての行員、契約社員、協力会社のスタッフにとって、Lotus Notes/Dominoは業務を遂行していく上で欠かせないシステム基盤となっています。
ポータル、行内のメールやワークフロー、掲示板、文書ライブラリー、その他多くのアプリケーションはLotus Notes/Domino上に統合されています。
しかし、2002年にR5.0.8を導入して以来、最近ではハードウェアとソフトウェアが古くなり、サポートや運用面に不安を抱える状況でした。
そこで2009年末、同行は最新のLotus Notes/Domino 8.5へのバージョンアップ・プロジェクトをスタートさせました。
ソリューション
Lotus Notes/Dominoのバージョンアップを決定
あおぞら銀行では、既存機能の継続的利用を考慮した結果、他のソフトウェア基盤へ移行するのではなく、Lotus Notes/Dominoを今後も継続的に利用することが最善と判断しました。
そしてバージョンアップにあたり、あおぞら銀行が貫きとおした基本方針は、「自らが主体となってプロジェクトを完遂する」ということでした。同行では今
回のプロジェクトが立ち上がる以前に、Lotus Notes/Domino 7.0へのバージョンアップを試行した経験があり、そのポータビリティの高さについて、ある程度の感触を得ていました。
実際のバージョンアップでは、予測しうる懸念事項を可能な限り洗い出し、事前に問題点を解決していくことに注力しました。そして、その上でLotus Notes/Domino 8.5の新機能を適材適所に取り入れていきました。
導入効果
BCPも意識した堅牢なシステム基盤を構築
あおぞら銀行におけるLotus Notes/Dominoのバージョンアップは、2010年5月にはハードウェアがほぼ動作する状態が整い、その後テストを重ね、同年8月に正式にサービスインしました。
一度にすべての人が問題なく移行できるようにするため、ユーザーの参画を得て、問題点の洗い出しから多様な検証作業までが綿密に行われました。新しい移行環境を構築した上でトライ&エラーを繰り返してリスクを一つひとつつぶしていった結果、想定以上にスムーズに切り替えられました。
今回のバージョンアップを機に、個人メールボックス容量を拡大し、レスポンスも格段に向上しました。
また、今回はBCP(Business Continuity Plan:業務継続計画)を強く意識し、距離の離れた2つのサイト間のキャンパス・クラスター構成を採用しました。こうしたインフラ構成の見直し、ハードウェアのリプレース、Lotus Notes/Dominoのバージョンアップを三位一体とした相乗効果により、非常に堅牢なシステムを実現することができました。
将来の展望
ビジネスへの貢献を目指し今後新しい施策を検討
バージョンアップを成し遂げたあおぞら銀行は、新たなシステム基盤を土台にさらなる進化を目指しています。
ビジネスに対する直接的な貢献は“これから”というのが率直なところです。ユーザーに対しても業務に支障を及ぼさないように、あえて従来からの画面や操作体系を踏襲しましたが、逆に言えば、Lotus Notes/Domino 8.5が持つ新機能のメリットを存分に発揮しきれていません。新システムの定着度合いとタイミングを計りながら、徐々に新しい施策を打ち出していきたいと考えています。
これまではシステムをトラブルなく稼働させることが最優先事項でしたが、システムの安定性やパフォーマンス、機能などあらゆる面での改善が図れたことで、今後はユーザーからの要望に積極的に応えていく計画です。
お客様情報
お客様名:
株式会社あおぞら銀行
所在地:
〒102-8660東京都千代田区九段南1-3-1
URL:
事業金融に係わるノウハウと事業法人・金融法人などの顧客基盤を結合。安定的な収益構造を持ちつつ、付加価値を創造する銀行を目指している。取引先企業や事業ニーズに迅速かつ、きめ細かく対応するオーダーメード型のファイナンスをさらに強化し、顧客からのニーズに安定的に応えていくため、コストと安定性のバランスのとれた資金調達基盤の構築を推進している。
製品・技術情報
ソフトウェア
参考資料
- お客様導入事例 株式会社あおぞら銀行(274KB)この事例のPDFがダウンロードできます。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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