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国立大学法人東北大学

新プロジェクト推進を見据えITシステムを刷新し、従来比17倍以上の処理速度を実現

掲載日 2011年7月25日

東北大学ニュートリノ科学研究センターの外観写真
東北大学ニュートリ
ノ科学研究センター
国立大学法人東北大学(以下、東北大学)のニュートリノ科学研究センターでは、新たな研究プロジェクトを開始するに当たり、より効率的に研究を推進するため、ITシステムの見直しを図りました。そして、IBMの分散共有ファイル・システムGeneral Parallel File System(以下、GPFS)、高密度設計により高い処理能力を発揮するIBM System x iDataPlex、およびIBM System Storage DCS9900(以下、DCS9900)などを導入し、システムを刷新。従来ボトルネックになっていたアクセス集中時のパフォーマンス劣化が劇的に改善され、旧システムに比べ17倍以上の処理速度を実現しています。

目次

 

お客様ニーズ


ソリューション

分散ファイル・システムGPFSなどを採用し、集中アクセスに対する高速処理を実現

新しいシステムの導入に当たっては、複数のベンダーから提案がありました。そうした中、株式会社アイティークルー(以下、アイティークルー)(IBM外のWebサイトへ)による強力な支援の下、日本 IBMから、分散共有ファイル・システムGPFSの活用による集中アクセスに対する高速処理の実現を軸とした画期的なソリューションが提案されました。
GPFSは、複数GPFSサーバーからなるクラスター構成を取り、1つのファイルを複数のサーバーディスクに分散配置しますので、並列読み書きにより高速IOが実現でき、同時読み書きが可能になります。また処理能力はサーバーの台数およびストレージの数を増やすだけで増強可能です。
観測データを蓄積するストレージとしては、ストリーミング入出力に最適なハイパフォーマンス・コンピューティング向けのDCS9900を組み込み、大量のデータ蓄積に対応できるように配慮しました。
さらに新システムの計算用サーバーとしては、IBM System x iDataPlexを提案しました。System x iDataPlexは、高密度設計により高い処理能力を省スペースに収め、低消費電力*2を実現します。
この提案に対する評価ポイントについて、井上氏は以下のように説明します。
「パフォーマンス面では、GPFSを導入することにより期待されるパフォーマンスに対して、高い評価をしました。サーバーの計算速度や記憶容量に関するわたしたちのニーズを満たすためにはスペックの高いマシンを用意すればいいのですが、集中アクセスへの対策はそれほど簡単ではなく、特別な仕組みが必要だと思っていました。そこで提案されたGPFSは、まさにそのニーズを満たすものだと思いました。さらにそうした最先端の技術を導入することは、学生に対する教育環境が整備されるということも評価点としては大きかったですね。また今回のシステム更改に当たっては、これまで蓄積してきた膨大なデータを新しいシステムに移す作業が必要だったのですが、日本IBMから提案された移行計画は一番現実味があったのではないでしょうか。もちろん最終的な判断は正式な手続きを経て日本IBMを選択したため、これらの評価が判断結果に影響を及ぼしたわけではないのですが、以前よりIBMのマシンを活用している経験から、IBMの運用に対する信頼感は抱いていましたので、この結果は運用面からも安心できる材料となりました」。

*2最新のインテルXeonプロセッサー搭載の1Uサーバーと比べた場合、同等の構成で同じ台数のiDataPlexに置き換えるだけで、消費電力を約2,500ワット削減。


導入効果


将来の展望


お客様の声


お客様情報

  1. お客様名:

    国立大学法人東北大学

  2. 所在地:

    〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1

  3. URL:

東京帝国大学、京都帝国大学に続く3番目の帝国大学として1907年に創立。以来「門戸開放」と「研究第一主義」という建学の理念を掲げながら世界最高水準の研究・教育を創造し、研究の成果を社会が直面する諸問題の解決に役立て、指導的人材を育成することによって、平和で公正な人類社会の実現に貢献しています。


製品・技術情報

ハードウェア


ソフトウェア


参考資料



本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

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