掲載日 2011年8月30日
情報共有のツールとして、今日も多くの企業がメールを利用しています。しかし、真に重要な情報が大量のメールに埋もれてしまい、実施すべきタスクに漏れが生じたり、担当者間での認識に齟齬が生じてしまうというケースも少なくありません。こうした状況を改善するには、「全員が確実に同じ情報を共有可能」で、「過去の経緯や現状を容易に把握できる」コミュニケーション/コラボレーションの基盤を構築する必要があります。それを実現するためのクラウドサービスが、「IBM LotusLive」です。
実際にLotusLiveの導入によってメール依存型のコミュニケーションから脱却し、より円滑な社外パートナーとのコラボレーションや社内のディスカッション活性化を実現したナビオコンピュータの事例を紹介いたします。
目次
お客様ニーズ

ソフト事業本部
ソフト営業2部 部長
吉村隆生氏
「今すべきことは何か?」が分からない・・・メールによる情報共有の課題
大阪と東京に本社を構え、システムソリューション、システム運用、データエントリー、ビジネスサポートなどの各種サービスを幅広く展開するナビオコンピュータ。同社のビジネスでは社外パートナーと協業する機会も多く、従来は、こうした外部とのコラボレーションをメールベースで行ってきました。しかし、メールに依存した情報共有は効率が悪く、課題も多かったといいます。「例えば、メールを主体としたコミュニケーションでは、我々もパートナーも『今、残されている課題は何か?』といった“現状”がリアルタイムに把握できません。それを把握するためには、大量のメールから必要な情報を手作業で探し出し、別途Excelファイルなどに書き起こす必要がありました。」(吉村氏)
こうした状況を改善するべく、ナビオコンピュータでは2011年1月にLotusLiveを導入。IBMを含むパートナー2社との間で、LotusLiveが提供する「アクティビティー」と呼ばれるプロジェクト管理の機能を使い、各社の作業の振り分けなどToDo管理を中心に利用し始めました。
ソリューション
LotusLiveの
主要機能
より効率的名情報共有を実現するクラウド型サービス「LotusLive」
「IBM LotusLive」(以下、LotusLive)は、社内外の情報共有を円滑に進めるコミュニケーション基盤をクラウド型で提供するサービスです。
「メール/カレンダー&スケジュール機能」、「コラボレーション・スペース機能」、「Web会議機能」の3種類のサービスから構成され、必要な機能を単体で利用することも、統合的に組み合わせて利用することも可能になります。例えば、メールは既存のシステムを継続して使いながら、コラボレーション・スペースとWeb会議を利用するといったように、自社のニーズや環境に合わせた導入が可能となっています。
ナビオコンピュータでは、LotusLiveのコラボレーション・スペース機能を有効に活用し、メールのみに頼りきった非効率なコミュニケーションから脱却。パートナーとのセミナー共催などを効率的に進めるとともに、新規プロジェクト立ち上げに向けた社内の英知を集める場としても有効に活用しています。
導入効果
LotusLive導入の
BEFORE・AFTER
パートナーとのセミナー共済プロジェクトもスムーズに
実際に、2011年2月にパートナー2社と合同でセミナーを開催した際にも、LotusLiveを活用。社内メンバー及びパートナーの担当者とアクティビティーで各種情報や履歴を共有しながら進捗・ToDoを管理し、プロジェクトを進めていました。
「まず、集客活動やセミナーの内容調整、資料準備などのToDo項目を作成し、それぞれの項目に関係者がコメントを付けながら、終わったものは最後にチェックを入れて消すという一連のサイクルをまわしていきました。また、細かいやり取りには『ディスカッション・フォーラム』(LotusLiveの電子掲示板機能)を利用しました。」(吉村氏)
LotusLiveが
提供する
サービスと
適用範囲
以前は、このような作業管理はメールか電話で実施していたが、伝達事項や回答、実施すべき作業に漏れが出たり、メンバー間で認識のズレが生じることも少なくなかったそうです。
「LotusLiveなら、これらの情報が埋もれてしまうようなこともありません。ToDoの一覧を確認すれば残りのタスクなどが一目瞭然で、確実に全員が同じ情報を一元的に共有できます。セミナーでは、例えば案内状や当日の配布資料、アジェンダなど、様々なドキュメントが必要となりますが、これらをアクティビティーの中で全員が共有し、共通認識を持った状態でセミナー本番に臨むことができました。」(吉村氏)
更に、次にセミナーを実施する際にも、前回のセミナーで使ったアクティビティーを有効活用。共通するToDo項目などを流用するだけでなく、前回抜けていた、あるいは不十分だったと思われるToDoを追加・強化するなど、ブラッシュアップを図ったといいます。
「前回のアクティビティーを参照すれば誰がどのタスクを担当したのかも明確に分かるので、ヒアリングを実施して、より細かい経緯や特に苦労した点などを確認できました。また、タスクが終了するまでに要した時間も把握できるので、セミナー開催日から逆算していつまでに終わらせる必要があるかなど、回を重ねるごとに、より精度の高いスケジューリングが行えるようになります。」(吉村氏)
将来の展望
アイデア出しの
BEFORE・AFTER
新規プロジェクトのアイデア出し/ディスカッションの場として活用
外部とのコラボレーションに加え、ナビオコンピュータでは新たに、社内での新規プロジェクト立ち上げに向けたアイデア出し及びディスカッションの場として、LotusLiveの活用を開始しました。 「社内の有志が集まって、新規プロジェクトのアイデアをLotusLiveのアクティビティー上で自由に書き込み、それを他の人がどんどんフォローするという形で進めています。このアイデア出しは若手社員が中心になって実施しているのですが、彼らは『誰かの意見に対してフォローを書き込んでいく』というスタイルに慣れています。SNSのサービスと似たような感覚ではないでしょうか。自分の出したアイデアに対していろいろなフォローが入ってくるのが面白く、それがモチベーションアップにもつながっているようです。おかげで、かなり有意義なディスカッションが展開できていると思います。」(吉村氏)
Web会議では、
遠隔拠点間でも
全員で画面を
共有しながら、
ミーティング
可能
従来、こうしたアイデア出しは会議で発表するか、会議開催前にメールで事前提出することになってましたが、やはり敷居が高く、会議の場では若手社員が発言を遠慮する傾向もありました。そこで、LotusLiveでのアイデア出しでは、柔軟なアイデアを数多く募るために敷居をできるかぎり低くし、「実現不可能に思えるようなことでもどんどん書く」、「否定はナシ」という方針を定めたといいます。 「途中から参加したメンバーがそれまでの経緯を容易に把握できることも、LotusLiveの大きなメリットです。メールのやり取りや実際の会議では、これは難しいでしょう。」(吉村氏)
今後、こうした取り組みからアイデアが具現化して新規プロジェクトが立ち上がり、実際にソフトウェアを開発していく段階では、社内外のメンバー同士でのミーティングを頻繁に実施することになります。その際は、LotusLiveのWeb会議(画面共有)の機能にも期待しているといいます。 「弊社は大阪、東京、九州をはじめ、各地に事業所が点在しています。主要拠点にはテレビ会議システムを導入していますが、画面で『参加者全員が同じ資料を同時に見る』ということができません。開発プロジェクトのミーティングのように、全員が同じ資料を見ながらディスカッションしたい場合には、テレビ会議よりもLotusLiveのWeb会議のほうが有用だと思います。」(吉村氏)
遠隔拠点間でもソースコードやドキュメントなどのデータを共有し、リアルタイムで同じ画面を見ながら、チャットなどの機能を利用して手軽にミーティングできるようになれば、より質の高い、効率的な開発が可能となります。今後は新規プロジェクト推進のためのコラボレーション基盤として、ナビオコンピュータにおけるLotusLiveの利用価値は更に高まるはずです。
お客様情報
お客様名:
ナビオコンピュータ株式会社
所在地:
〒541-0043大阪府大阪市中央区高麗橋4-3-7(ナビオビル) [大阪本社]
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-7-1 [東京本社]URL:
ソフト開発関連/システム運用関連/ヒューマンパワーサービス関連/インプットデータ関連/人材教育関連
製品・技術情報
ソフトウェア
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事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
*初掲載・・・2011年5月13日に掲載した情報です。
IBM、IBM ロゴ、ibm.comおよびLotusLiveは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
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