概要
IBM Deep Computing Visualization は、OpenGL ソフトウェア・アプリケーションのグラフィック機能をサポートおよび拡張する、コラボレーション対応型のスケーラブルなミドルウェア・インフラストラクチャーです。DCVの実装は経済的であると同時に、高い適合性を備えています。
課題
分散データ・セットの肥大に伴い、法外な経済的負担を強いることなく、スケール・アップ/ダウンを実現できる、柔軟なインフラストラクチャーが必要とされるようになってきました。また、同じフロアからであれ、地球の反対側からであれ、多様な分野のエキスパート・チームによる、リアルタイムの意思決定支援も必要です。さらに、表示コンテンツを増やし、それに基づいてより正確な意思決定ができるように、パフォーマンスを維持しながら画面の解像度やサイズを大きくする必要もあります。
ソリューション
Deep Computing Visualization を使用すると、次の2種類の可視化モードでハイエンドの画像を作成することができます。
- スケーラブル・ビジュアル・ネットワーキング(SVN)
- リモート・ビジュアル・ネットワーキング(RVN)
SVNは、立体視に対応した没入型の可視化のために、複数の高解像度モニターおよびプロジェクターをサポートします。
RVNは、エンドステーションと呼ばれるリモートの (共同作業を行う) クライアントに画像を配信します。
これらの可視化モードは、現在市販されている独自技術によるオファリングの数分の一のコストで、優れたパフォーマンスと機能を提供します。
利点
IBM Deep Computing Visualization により、画面解像度やイメージ・サイズを拡大したり、パフォーマンスに影響を与えずにアプリケーションをリモートで使用できるようになります。また、このソリューションにより、最低限のコストで、マルチプロジェクターによる大型のディスプレイ・ウォールや高解像度モニターにアプリケーション画面を、高い画面解像度や大きなイメージ・サイズで表示することができます。この結果、高解像度のデータ・コンテンツを基に、さらに正確な意思決定ができます。
Deep Computing Visualizationでは、グラフィック・アプリケーションを中央の1か所に置いたり、データをネットワークの任意の場所にいるリモートの共同作業者に安全に伝送できるため、グラフィック・アプリケーションの管理が容易になります。
石油の探査および生産、自動車、航空宇宙、ライフサイエンス、デジタル・コンテンツ制作など、いかなる分野の可視化ニーズに対しても、IBM Deep Computing Visualizationは意思決定プロセスを支援し、複雑なデータ・ソースから新たなインサイトを引き出すことを可能にします。
