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先端バイオビジネスを北の盛岡から発信 - MedTAKMI*が支援
東北化学薬品株式会社 生命システム情報研究所
※IBM TAKMI for Biomedical Documents(文中はMedTAKMIと略記)
生命システム情報研究所について
生命システム情報研究所のバイオインフォマティクス・サービス
MedTAKMIとの遭遇
今後の抱負と課題
お客様情報
生命システム情報研究所について
東北化学薬品株式会社
生命システム情報研究所
化学分野を専門領域とする商社として、東北地方を中心に昭和28年から事業を推進している東北化学薬品株式会社のバイオ事業推進の柱として平成15年7月1日に設立された生命システム情報研究所は、アウトソーシング領域のバイオインフォマティクス・サービスで実績を拡大しつつある。さらに同研究所はMedTAKMIを利用したバイオインフォマティクスの新サービスを平成17年春からスタートの予定で整備を進めている。
弘前市の本社にも近く、東北では仙台市に次いで産学官の連携規模と意欲が高い盛岡市の地の利を活かし、研究所は盛岡市郊外にある。
研究所長の小岩 弘之氏(学術博士)は、理化学研究所や国内製薬メーカーで第一線の研究者として業績をあげてきた優秀な研究者だが、50歳を間近にして事業経営を含めた技術経営マネジメントに転身、東北岩手の田舎から、面白い先端バイオビジネスを全国に発信展開することの醍醐味を味わいたいと日々事業と人材育成に邁進している。
全国から採用された研究所員13名のうち12名が研究員で、そのうちウエット系出身のバイオインフォマティシャンが半数以上を占めている。
生命システム情報研究所のバイオインフォマティクス・サービス
右から、小岩 弘之 研究所長、木村 誠雄主幹研究員、飯田 一雄 主席研究員
同社の新規事業を担う生命システム情報研究所では、現在、大多数のユーザがマイクロアレイによる遺伝子発現データの解析技術能力がないことに注目し、同研究所のデータ解析・テキストマイニングサービスをタイミングよく提供してユーザの研究推進サポートをしている。
「国内の受託遺伝子発現解析実験サービスにおいて高度なデータマイニング(バイオインフォマティクスによる生物学的解析)部分は、ユーザに対して非常に対応が不十分な状況です。
アウトソーシング先の遺伝子発現データ解析の現場では、生物学的視点から適切に解析するバイオインフォマティシャンがまだ育っておらず、不足状態だといっても過言ではありません。
ユーザはマイクロアレイにより生物学的解釈をし、研究を推進したいのですが、こうした理由で、アレイ実験の生データだけがユーザの手元に溜まり続け、多数のユーザは困惑している状況です。」と、飯田一雄主席研究員が現状を指摘する。
同研究所には生物学的視点からデータ解析できるウエット系を経験理解したバランスのとれた専門バイオインフォマティシャンを7名ほど揃えている。
「こうした能力は全国的にも僅少で、東北にはこのレベルのバイオインフォマティクス集団は当社研究所を除いて殆どありません。
そこで、当研究所ではデータ解析やテキストマイニング・サービスをタイミングよく提供してユーザの研究推進をサポートします。
マイクロアレイ・メーカーによる実験生データの違いにはこだわりません。どこのメーカーでもデータ解析の対応をしています。」と小岩所長は語る。
医学医療系ユーザを中心にしたアカデミアのユーザに狙いを絞り、東北大はじめ全国各地の大学から受注・引き合いがきているという。
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MedTAKMIとの遭遇
こうしたすばやい取り組みのなかで同研究所は、テキストマイニング・ツールの必要性を実感し、よいツールがないかと捜していた。MedTAKMIにたどりつくまで、いくつかのパッケージ・ソフトを試用したりもした。
MedTAKMIに遭遇したのは平成16年4月21日にロイヤルパーク・ホテルで開催された春の
IBMライフサイエンス・ソリューション フォーラム
でのIBMビジネスコンサルティング サービス(株)の堤コンサルタントの講演だった。
デモをまじえたこの講演でMedTAKMIに納得した小岩所長はその採用を即決し、堤コンサルタントに導入に向けてのコンサルテーションを依頼した。MedTAKMIは、仕様の決まっている通常のパッケージ・ソフトではなく、ソリューション・コアの提供である。
そのため、コンサルテーション・サービスを受けながらコアの上に同研究所の求めるスタイルを構築していくことで、独自性の高いテキストマイニングが可能になる特徴を持つ。同研究所では小規模ユーザー向けのソリューションを採用した。
MedTAKMIソリューション
標準サーバー構成
小規模ユーザー向け
(ユーザー数2名まで)
サーバー: IBM eServer xSeries 345
- CPU: Xeon 2.8 GHz
- CPU数: 2
- 使用メモリ: 4 GB
- 使用デイスク: 370 GB
導入サービス
価格
- MedLine 約100万件
- MeTAKMI活用のガイド
約1,000万円から(ハードウェア、ソフトウェアおよび
コンサルティング等のサービスを含む)
小規模ユーザー向けMedTAKMIソリューション例
「経験豊富な堤コンサルタントが、盛岡にも来られ、たいへん丁寧なコンサルテーションをしてくれたことは予想外でした。MedTAKMIの研究開発を担当しているIBM東京基礎研究所の研究者と当研究所の研究者が同じ研究者同士で話し合えたのも、私どもにとってたいへんよかったです。
当初は、遺伝子発現解析データ解析レポートの付加価値としてテキスト・マイニング利用を考えていましたが、いまは独立したサービスとしても十分成り立つと考えています。これは新発見でした。」と、小岩所長は語る。
今後の抱負と課題
準備を進めているテキストマイニング・サービスのためのサーバー (
IBM eServer xSeries
)
同研究所は、独自のスタイルで遺伝子発現データ・マイニングやテキスト・マイニングを行い、生物学的視点から判りやすくした解析結果をユーザーに迅速確実に提供するバイオインフォマティクス・サービスを進めていく。
「最近、販売代理店を経由した全国展開を開始したところ医学部、歯学部、薬学部から多くの反応がありました。また一度解析サービスを利用したユーザは殆どリピータとなっています。
これが当サービスの大きな特徴と見られます」と、木村誠雄主幹研究員は自信を深めている。「文献検索を考えている先生達に、テキスト・マイニングの方がいいと説明するとたいへん受けます。」
その一方で、論文は研究者がたくさん読んで理解していくのが当然で、コンピューターを使ったナレッジ・マネージメント・ツールを利用することなど無用という考えもまだ根強い。
「だからこそ、いまがテキスト・マイニング・サービスに取りかかるベスト・チャンスなのです。そうすれば多くの競合他社に真似される前に十分なサービスが始められます」。
「自他ともに高く評価されているIBM東京基礎研究所とリレーションができたため、先端的ライフサイエンスIT分野の流れを先取りできます。全国展開も開始しましたので、やがては米国進出の可能性も視野にいれます。」小岩所長は冷静に抱負を語った。
先端バイオビジネスが北の盛岡から発信し始めている。
お客様情報
お客様名:
東北化学薬品株式会社 生命システム情報研究所
設立:
平成15年7月1日
所在地:
盛岡市大通3丁目3-10 七十七日生盛岡ビル
所長:
小岩 弘之 (学術博士)
URL:
東北化学薬品株式会社 生命システム情報研究所
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