タブの始まり
エレクトロニクスおよび情報関連分野で事業活動を行うグローバル企業、株式会社コンテック様は、パソコンの手軽さをあらゆるオートメーション分野に応用利用したパイオニア企業でもあります。システム・インテグレーターとしての実績も豊富で、「止まらないシステム」を徹底追求するその姿勢は、数多くのお客様からの高い評価につながっています。そんな同社のビジネスをハードウェア面から力強くサポートしているのがIBMであり、IBMのx86サーバー製品群です。顧客指向を貫く同社のソリューション&サービス事業にIBM製品の設計思想がピタリとはまり、信頼関係に支えられた両社の協業関係によって、新たな価値が生み出されようとしています。
All Automationへの挑戦を続けるコンテック
株式会社コンテック
ソリューション&サービス事業部
技術部 大阪システム課 係長
石川哲也氏
「IT(Industrial Technology)&IT(Information Technology)」を旗印に掲げ、「安心・安全・満足の提供」に向けてお客様の視点でチャレンジを続けるコンテック様は、1975年の創業以来、「PC For All Automation」を機軸に事業を展開してきました。その中核を担うのは、あらゆるオートメーション分野の応用利用に必要な産業用パソコン系、拡張ボード系、ネットワーク系、システム機器系の製品を提供する「デバイス&コンポーネント事業」と、これらの製品をベースにハードウェアおよびソフトウェアを統合した最適システムを構成し、多様なお客様のニーズに対応する「ソリューション&サービス事業」です。
特にIBMとの協業が重要になってくるのが後者であり、システム・インテグレーターとしての豊富な実績と経験を活かし、システムの提案から設計、開発、導入、保守までをトータルにサポートしています。具体的には、生産管理や品質履歴管理、実績管理などのカスタマイズ・アプリケーションとタッチ・パネルを組み合わせたシステム構築をはじめ、自動車産業に特化したオート・ファクトリー・サービス、さらには太陽光発電データ計測/表示システムや電力監視システムといった環境分野のソリューション提供においても数多くの実績を誇ります。
お客様には製造業が多く、24時間365日の安定稼働を必須とする案件も少なくありません。したがって、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで「止まらないシステム」を構築することが重要な目標であり、同時に同社の強みともなっています。
必要なのは「安心・安全・満足」への確信
システムの安定稼働に大きく関わってくるのがサーバー製品でしょう。お客様がサーバー製品に求めるのも、高い可用性と、万一に備えた安心設計および体制です。「一番多いのは、“故障が少なくて保守が早いメーカーをお願いします!”という声。こういった要望が出てくるお客様は、まず例外なく過去になんらかの事故を経験されています。私自身、他社製品で痛い思いをしたことがあり、選定においては、お客様に安心してお勧めできる製品かどうかがポイントになります」と語るのは、ソリューション&サービス事業部 技術部 大阪システム課の石川哲也氏です。
また、サーバー選定はトラブル対応の明暗をも分けかねません。障害発生時には現地に足を運んで対応することもあるという石川氏は、「ハードウェア障害の状況を見て、迅速に問題を特定できる必要があります。保守のスピードというのは、こういうところでも差が出てくるわけです。もちろん安定稼働の確保は大前提ですが、導入後の保守までを見据えて、“管理しやすいサーバー”の選定も重要と考えています。そういう意味で、IBM製品の“管理のしやすさ”は大きな魅力の1つです」と強調します。
同社のソリューション&サービス事業が安定的に「安心・安全・満足の提供」を実践していくためには、何をおいても「これなら大丈夫!」という確信が必要なのです。
高まるブレード・サーバーへの期待
コンテック様では、数多くのお客様のシステム導入を手がける中で、次の展開も見えつつあります。全体的な傾向として、工場などの単一の拠点内に複数サーバーが分散している現状があり、より効率的でシンプルな運用を実現するためにも、サーバー統合を積極的に提案していきたいと考えています。そこで、現在注目しているのがブレード・サーバーの動向です。これまでタワー型サーバーをメインに扱ってきた同社は、今後ラック型サーバーやブレード・サーバーの提案機会が間違いなく増えるだろうと予測しています。
また、地球環境問題を背景に企業の環境への貢献が問われる時代。実際、システムが消費する電力量は増加の一途をたどっており、電力コストの増大が企業収益を圧迫しつつあります。この点でも、ひと味違う提案ができることをアピールしていきたいとのこと。自ずとIBMとの協業に期待がかかります。
IBMとの協業で手にした提案力
コンテック様とIBMの協業関係はAS/400の時代から。すでに約20年と長く、IBMSystem x関連の協業に限っても約10年になります。協業による効果について石川氏は、「常に親身になって相談に乗っていただけるので、お客様への提案にあたり、苦労という苦労はありません。実際にIBM製品を導入したお客様からは、安定稼働で高い評価をいただいていますし、お客様先に行っても、私ができることは埃(ほこり)を取るぐらい。ハードのシステム復旧のために足を運ぶことはまずないですね」と語ります。
そんなコンテック様が提案システムの要件に掲げるのは、高い信頼性、運用管理の容易性、回復力、拡張性、省スペース、省電力など。これらはIBMのブレード・サーバーであるIBM BladeCenterが幅広くカバーするメリットでもあるため、タワー型サーバー、ラック型サーバーに加え、今後は同社の提案にブレード・サーバーが組み込まれていくことは間違いないでしょう。現在、自社への導入も検討中で、「お客様にお勧めする手前、他人の言葉ではなく、実体験に基づいて製品の魅力を語れるようにしたい」と石川氏。そのためにも、IBMが販売店様向けに実施しているさまざまなセミナーに参加し、知識を習得していく考えです。これまでも研修の機会を積極的に活用してきた石川氏は、「一般論だけの生半可な知識が確実なものになり、ビジネスで非常に役に立ちます。我々の部門としても、ブレード・サーバーに関してはまだまだ知識が乏しいので、今年度は出張セミナーなどもぜひ利用してみたいですね」と高く評価。また、研修を受けるだけでポイントが貯まる販売店個人向けインセンティブ・プログラム「Know Your IBM(KYI)」も、大きな励みになっているようです。
ビジネスの広がりに貢献するIBM製品
コンテック様とIBMの協業関係にも見られるように、コンテック様とそのお客様との関係も強い信頼関係の上に成り立っています。その証拠に、同じ会社で先行導入した他部門からの紹介案件も少なくありません。しかも、その理由の多くが「安定して動いているから」。他社メーカーからの乗り換えを希望するお客様についても、過去に事故があったケースがほとんどです。
「我々の経験からしてもIBM製品はとにかく障害に強いというイメージがあり、お客様から特にメーカーの指定がない場合には、IBMをお勧めすることが多いですね。提案したお客様の約4割は“なぜIBMなの?”と確認されますが、製品の特徴などをお伝えし、選定理由をちゃんとご説明すると納得していただけます」(石川氏)。
今後も期待される“アナログ”な交流
引き続きIBMとの協業関係に期待されるのは、きめ細かなコミュニケーションです。「良い意味でIBMは意外にアナログ」と石川氏が表現するように、ただメールで情報を投げてくるだけのメーカーも多い中で、ビジネスの基本である「人」対「人」の関係を重視した交流が、絶大なる信頼感につながっています。
「さまざまなパートナー向けのベネフィットがあり、技術情報もきちんと提供される。本当によくしていただいており、お世辞抜きで不満はありません。だからこそ、より一層協業関係を強めていければという思いが強いのです。これからも、頑張って拡販していきたいと思います」と意気込みを語る石川氏。「人」を軸とした絶妙な距離感と確かな信頼関係が、コンテック様とIBMの双方のビジネスを加速させようとしています。
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事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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