山本 佳奈 (Kana Yamamoto)
ヒューマン・キャピタル・マネジメント タレント・マネジメント
マネージング・コンサルタント
IBCSを選んだ理由:心理学とコンサルティングの方法論の共通性
コンサルティング業界に興味を持ったのは、大学院で専攻していた心理学の分析・治療の手法と、IBCSの前身であるプライスウォーターハウスコンサルティングの方法論に共通性を感じたからです。また、働く人のパフォーマンスをより伸ばすことに貢献できる仕事をやりたいと思っていました。留学先で就職活動を行うなかで、当時のプライスウォーターハウスコンサルタントと出会い「この会社なら自然に第一歩を踏み出すことができる」と感じ、入社を決めました。
仕事内容:人事領域を幅広く
現在はプロジェクト・マネージャーやアドバイザーとして、人事システム構想策定、人事制度、人財育成、ワークスタイル変革等、人事領域におけるさまざまなテーマのプロジェクトを担当しています。基本的には、ニーズがあれば何でもやります。これまでも「どんな仕事も全て繋がる」と思って取り組んで来ました。入社当初の不慣れなプログラミングの仕事は苦労しましたが、求められていることがあるなら何でもやってみようと思っています。
メモリアルプロジェクト:与えられた境遇を楽しむ
入社して3年の頃、外資系企業への人事システム導入プロジェクトに参加しました。この企業ではグローバルでのシステム展開を行っていましたが、英語・日本語の併用や、日本独特の要件への対応等があり、システムの単純な横展開には終始できない状況でした。このため、約2年のプロジェクト期間中は、困難な局面も度々訪れましたが、日本及びグローバルチームとの連携によってひとつひとつの難局をクリアしていき、私は最初メンバーとして参加したのですが、終わった時にはプロジェクト・マネージャーになっていました。
また第一子出産後に参加した、製造業におけるコンピテンシー(高業績をあげる人の行動特性)強化プロジェクトでは、コンピテンシーを日本で展開するため、日本に合わせたコンピテンシーの作成とアセスメントを実施しました。その中でアセス方法を学ぶために、インドでのアセスメントにオブザーバーとして向かったのですが、当日の朝に予定していたアセッサーが休んでしまい突然自分がアセスすることになったり、その後も海外にいたお客様のアセッサーがアセスメント当日に間に合わなかったり・・・というトラブルがありました。
ただ、プロジェクトにはトラブルはつきものです。与えられた状況を受け入れて、最善のアウトプットを出すためにチームで何とかしよう!と思いながらやる。そうすれば、捉え方によってはすごく悲惨な状況でも、楽しむことができる。それは仕事の面白みの1つです。
コンサルタントとしてのポリシー:柔軟性と客観性
ポリシーをあえていうならば、柔軟性と客観性です。柔軟性は曖昧さへの対処、ともいえるでしょう。プロジェクトが始まってからプロジェクトの範囲や方向性が変化することはよくあります。その曖昧さに柔軟に対応しながらも、当初のゴールを達成することが必要です。また、コンサルタントとして一番苦しいのは、お客様との信頼関係が築けない時です。やはり外から来るコンサルタントですし、厳しい意見をいただくこともあります。しかしどんな意見でも、立場を変えれば「事実」であり、客観的に捉えて真摯に話し続けることを心がけています。あとは「まぁなんとかなるかな」という心の持ちようも、時には必要だと思います。
IBCSの魅力:ワークスタイル
私は入社後、2度の出産を経験しましたが、そんな中で仕事を続けることは自然な事でした。それは、時間管理が基本的に自分に任された働き方と、それを可能にするオフィス・プラットフォームに支えられていると感じています。
IBCSでは、オフィス環境、ナレッジ・マネジメントの仕組みを含めて「いつでもどこでも」コミュニケーションをとりながら仕事ができるプラットフォームが整備されており、この事がさまざまなワークスタイルの実現を可能としています。また、プロジェクトワーク以外では、社内にワークライフバランスコミュニティを設立し活動を行っています。このコミュニティは、多様なライフスタイルを持つ人が相互理解を深める場を提供する事を目的として設立しました。現在では社内外のさまざまな人々が参加しています。
コンサルタントはハードワークというイメージが強い職業のようですが、プロジェクトワークは現場の裁量が大きいため、お客様やメンバーとのコミュニケーションをしっかり取れていれば、時間の調整はむしろしやすい職業だと思います。もちろん、周囲の理解や協力も欠かせませんが、ただ単に自分の要望を伝えて理解して欲しいと主張してみても、なかなか周囲の理解は得る事はできません。自分のバリューをしっかりと出せて初めて周囲から認められ、理解が得られるようになるのだと考えています。
