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インターネットが普及し、グローバルに統合された世界は「スモール化」し、急速に「フラット化」が進んでいます。そこでは情報を活用した新たなビジネスモデルが誕生し、今までにない付加価値が創造されます。こうした変化を受けてIBMでは、新たなビジョンとして「Smarter Planet(スマーター・プラネット)」を提唱するとともに、その実現を支援するためのさまざまなオファリングを強化しています。
世の中の課題を解決するSmarter Planetの実現
世界中で10億人以上がインターネットを利用し、1人あたり10億個以上のトランジスタが存在し、1日に15ペタバイトのデータが生成され、2010年には年間300億個ものRFIDタグが製造されます。これらの技術的な進歩は、生活やビジネスに大きな変化をもたらします。IBMが提唱するSmarter Planetという新ビジョンは、こうした変化がもたらす進化の方向性を示したものです。
今、世界ではいくつもの大きな課題が顕在化しつつあります。渋滞による時間のロス、在庫切れによる機会損失、水の使用量の増加、金融リスクの増大、食の安全、医療連携の不備などです。Smarter Planetはこうした課題を解決する鍵であり、すでにその取り組みは始まっています。
IBMの工場では、生産プロセス改革によりマイクロチップの製造に使う水の量を27%削減し、ストックホルム市では革新的な道路課金システムを導入して交通渋滞を20%削減。また中国の小売業であるYansha Groupでは、先進的なサプライチェーンによって納期を93%短縮しました。これらはSmarter Planetの成果なのです。
実現を支える3つの“I”と価値をもたらす4つの方向性
Smarter Planetは、3つの技術的な進歩によって裏づけられています。
あらゆるものにデジタル機器が搭載され、リアルタイムで状態が把握できるInstrumented(機能化)、それらが互いに接続されて連携可能な状態になるInterconnected(相互接続)、そして高度な予測能力を持つIntelligent(インテリジェント)です。これら3つの“I”の観点からデジタル・インフラが進化し、各種の物理的なインフラと一体となることでSmarter Planetが実現されます。

さらにSmarter Planetでは、価値をもたらす4つの方向性が示されています。
- 膨大な情報から新たな知見を生み出すNew Intelligence
- ビジネスの新しい発想や他社との協業をもたらすSmart Work
- 変化に迅速に対応できるITおよびビジネス基盤であるDynamic Infrastructure
- 環境に配慮してエネルギーの最適な利活用を行うGreen&Beyond
今回はこの4つの方向性の中から“NewIntelligence”にスポットを当て、フィナンシャル・マネジメントとCRMの世界でどのような変化が起きているのか、New Intelligenceがどのように実現されていくのかをお伝えします。
New Intelligenceで変わるフィナンシャル・マネジメントの世界
変化の激しい時代だからこそ、データに基づくアクションが求められる
New Intelligenceで変わるCRMの世界
