藤井 秋子をご紹介いたします。
コンサルタントとして思うこと
私の今の仕事は戦略を実現するデリバリーのリーダーです。提案した戦略が絵に描いた餅にならないように、どのように導入、実装するか―「やりましょう」の次の段階で「実現するにはどうするか」を担当する実行部隊長ですね。
約10年、コンサルタントとして大規模SCM導入プロジェクトに携わってきましたが、実際の現場で最も難しいと感じるのは、計画を実現し、更に何百、何千という現場に変革を定着させることです。戦略立案から実際に企業が利益を見出すまでの一連の流れをプロフェッショナルとして支援することが私にとってのマネジメント・コンサルタントであり、またそれが数々の経験により裏づけされた我々の価値だと思っています。
しかしそうは言っても、現実はなかなか簡単には行きません。自らの会社でさえ現場や社員の意識改革や変革への抵抗をコントロールするのが難しい中、さらに外部から会社や業務を「変えろ」と言うことがそう簡単には受け入れられるはずはありません。少なくとも、これまでの経験で一度もすんなりと受け入れられたことはありませんでしたね…。現場を動かすキーは、経験や実績をベースにいかに「気持ちよく」納得し安心していただきながら、誠意を持って一つ一つ丁寧に前に進めて行けるか、だと思っています。また、一方ではお客様の現場レベルの意識も変わってきています。コンサルタントの活用の仕方を熟知されているお客様も増えており、負けてはいられないと思うと同時に、そういったお客様と一体となったプロジェクト運営も重要なキーと考えます。結局、我々サービス業は最後は「人」ですから、人との信頼関係が最も重要な成功要因ですね。
最近のメモリアルプロジェクト
大手航空会社の整備事業改革プロジェクトにソリューション・デリバリー・リーダーとして3年半従事していました。非常に繊細な業務であること、国内に事例がないため多くの海外エキスパートを投入しての国際プロジェクトであったことから、これまでにはない大きな壁に何度も直面しました。その度にお客様、プロジェクト・メンバーと力を合わせてひとつひとつの課題を潰しながら一歩一歩前に進み、無事サービスインを迎える事ができました。
このプロジェクトにて改めてコンサルタントにとって必要な多岐に渡る経験を積むことができ、また多くの戦友を得ることができました。来年は、南アフリカからプロジェクトに参画していたメンバーの家でのワールドカップへの応援ツアーを楽しみにしています。
専門分野
物流領域を中心とするSCM業務改革、システム構築・導入のプロジェクト・マネジメント
担当している業界・業種
業界・業種に関わらずSCRを中心としたプロジェクトのプロジェクト・マネジメントを遂行。製造・流通業の経験が多い。
経歴
藤井 秋子(ふじい あきこ)
シニア・マネージング・コンサルタント
1997年新卒としてPWに入社。IBMとの事業統合を経て現職。主に製造業のSCM導入プロジェクトに従事、プロジェクト・マネージャーとして複数プロジェクトを経験。現在は大手エレクトロニクス・メーカーの会計プロジェクトにてプロジェクト・マネージャーを担当。
