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SAP関連コンサルティング

バリュー・デリバリー・センター(VDC)は、お客様の経営変革を支援する専門コンサルティング組織です

「バランス感覚」を意識すること それが大切です VDC サプライチェーン・マネジメント マネージングコンサルタント 西 裕志

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コンサルタントとして思うこと

西 裕志コンサルタントに求められるものの中でも、「バランス感覚」が重要であると感じています。ビジネスプロセスの変革を伴うシステム導入のプロジェクトにおいては、システムが稼働したとしても、そのシステムを使っていただけなければ効果は創出されません。例えば、電子調達(e-プロキュアメント)システムの導入では、システムの利用者は購買部門だけではなく、購入申請を行う要求者や承認者も含まれます。電子調達や電子購買によって、取引先も利用することになると、取引先にもプロセスや運用の変更が伴うものです。システムは、購買業務から支払処理・費用負担などとも連携するため、社内の関連部門(経理・財務部門、監査部門、法務部門など)からの要件も考慮する必要があります。
各々の要件は様々で、場合によっては相反することもあり、すべての要件を満たすことはできません。そこで、スケジュールやコスト、システム上の制約など、それぞれの要件を考慮して、幅広く使っていただくための最適な業務設計を行わなければならないのです。そのために、私は「バランス感覚」が重要であると考えています。現在参画しているプロジェクトでも、様々な立場の方との打ち合わせを通して業務設計を行っていますが、「バランス感覚」の重要性を痛感する毎日です。
もちろんバランス感覚には、オンとオフの切替えという要素もあります。コンサルタントの仕事は、重圧が大きいため、体力的にも大変なことが多くあります。大きなプロジェクトを乗り切るためには、ワークライフのバランスを取ることも重要です。
現在、IBCSのプロキュアメント・ソリューションは、支出分析・戦略立案からe-プロキュアメントシステムの導入、さらにはIBMの持つ成功事例も活用したバイヤートレーニングやBusiness Transformation Outsourcing(BTO)にまで広がっています。常に「バランス感覚」を意識して、コンサルタントとしての価値を提供していきたいと考えています。

最近のメモリアルプロジェクト

西 裕志あるお客様の経理・購買システム再構築のプロジェクトは非常に印象に残っています。このプロジェクトでは、工事予算と資材調達管理業務に関して、全社共通のシステムが無かったのです。このため、オペレーション工数が膨大になり、支出削減のための分析・戦略立案等の高付加価値業務に割ける工数がありませんでした。購入要求者・取引先とのやり取りも、ほとんどが紙ベースで行われていました。
そのような背景から、電子調達(e-プロキュアメント)システムへの関心が高まり、先行していた経理システムの導入プロジェクトに合わせて、e-プロキュアメントシステムの導入プロジェクトも実施することになったのです。導入中の経理システムがSAP社のR/3であったことや、設備購買への対応などの理由により、同じSAP社のSupplier Relationship Management(SRM)ソリューションが選定されました。システム構築中も、対象とした機能が日本で初の導入事例となることが判明するなど大変な時期もあったのですが、無事当初の予定通りに稼働することができました。それから8カ月後、お客様と共同で事例セミナーを開催することもできました。私にとって外部向けのセミナーは初めてでしたし、お互い苦労して実現した結果をセミナーという形で発表することができ、非常に貴重な経験をさせていただけたことは、大変うれしいものでした。
これは、プロジェクト期間中に築くことのできた信頼関係に加え、プロジェクトの実施によって高付加価値業務へのシフトや支出削減といった効果を創出できた結果であると考えています。間接材購買は、社内の業務としてはノンコア業務として分類されることが多いのですが、支出削減の効果はそのまま利益の創出につながります。また、対象となる品目が多岐に渡るため、プロセスを標準化・自動化することによる業務の効率化に対する効果は大きいと考えています。

専門分野

ロジスティクス分野におけるビジネスプロセスの変革、間接材購買改革、それらに関わるシステム導入コンサルティング

担当している業界・業種

購買という視点で幅広く業界を担当(製薬、消費財、運輸業、製造業など)

経歴

西 裕志 (にし ひろし)
バリュー・デリバリー・センター(VDC)にて、サプライチェーン・マネジメント、特にプロキュアメント・ソリューション担当、マネージング・コンサルタント。
1999年PwCコンサルタント株式会社に入社。IBMとの事業統合を経て現職。
大手食品会社での基幹システム導入プロジェクトを経た後、製薬業・運輸業・製造業などの企業において、購買業務改革、e-プロキュアメントシステム導入などの間接材購買プロジェクトを実施。構想策定からシステム導入まで幅広いプロジェクト経験を所有。

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