
下田 健司をご紹介いたします
コンサルタントとして思うこと
ここ数年、電力業界のお客様の変革をお手伝いさせていただいています。電力業界とはどういう業界でしょうか?
企業や家庭にとってライフラインの要といえる「電力」を供給する、「現場の確かな技能」が重要となる世界であり、一方、電力自由化という時代のうねりの中で、従来にはない「斬新な企業改革」を求められている業界です。自由化という環境変化とともに、コンサルタントに求められるものも大きく変わってきました。自由化が本格化する以前は、戦略立案や計画策定という局面で「知恵」を求められることが中心でした。
しかし、自由化が進展した最近は、戦略や改革の「実行の支援」が多くなり、知恵だけでなく、「物事を成し遂げるための力」を求められることが多くなっています。物事を成し遂げるための力とは、時には複雑な実行計画を管理する管理能力であったり、組織間の利害を解きほぐす調整能力であったり、現場の人々を動かす熱意であったり、あるいはITや新技術といった場合もあります。「知恵」を提供することはもちろん、「変革を実現する力」を提供する、そういうコンサルタントでありたいと思います。
最近のメモリアルプロジェクト
最近、IT中長期投資計画の策定支援という仕事をさせていただきました。5年前にも同じようなプロジェクトを経験したことがあるのですが、当時のIT戦略立案の視点は、経営戦略といかに整合性の取れたIT戦略を立案するかでした(ITは受動的なもの)。今回のテーマは、ITや新技術を用いていかに経営や業務の変革をリードするかでした(能動的なIT活用)。 IBM大和研究所の技術者も参画して半歩先をいくテクノロジーを調査・議論しましたが、普通では思いもつかないようなことが、既に実現されていることが多いのに驚きました。
電力の現場業務は熟練工の技能やマンパワーに頼る業務が多く、技術継承は大きな課題となっています。ITやテクノロジーで現場業務を変革できないか、技術継承問題を解決できないか。チャレンジングなテーマではありますが、可能性を追求し続け、お客様へ積極的に提言していきたいと感じる印象的なプロジェクトでした。
専門とする経営テーマ
新規事業戦略、組織変革戦略、人材変革戦略、IT投資戦略、営業改革
得意な業界・業種
電力・ガス
経歴
下田 健司(しもだ けんじ)
アソシエイト・パートナー
商社、マーケティング会社を経て、2001年1月PwCコンサルティング株式会社に入社。IBMとの事業統合を経て現職に至る。戦略コンサルタントとして、新規事業戦略、IT戦略、人材戦略、営業改革、調達改革などのプロジェクトを多数実施。2003年から電力・ガス業界担当のインダストリー・スペシャリストとして、電力業界のお客様を中心にコンサルティングを提供。
