高橋 総一郎をご紹介いたします。
コンサルタントとして思うこと
多くの企業においてロジスティクス領域のすべてを自社で賄っていることは稀です。そこには物流子会社、3PL、物流企業といった多くのパートナーが存在します。ロジスティクス改革の構想段階、実行段階において、これら外部パートナーとの関係はネットワークの再構築とともにキーとなるテーマです。また、これらパートナー戦略は企業の戦略立案能力、管理能力・実行能力がそれぞれが如実に反映される世界でもあります。
荷主企業側でしっかりとした戦略を練り、なぜアウトソーシングをするのか、なぜそのパートナーがベストなのかを徹底的に議論したうえで自身の役割、期待する役割を定義した上で責任あるアウトソーシングを実行できる企業もあれば、アウトソーシングという名のもとの単なる丸投げしかできない企業もあります。また、アウトソーサー側も荷主の戦略を理解し、リスクも明らかにした上で結果をコミットする企業もあれば、受身の安請け合いをし、トラブルとなる企業もあります。
コンサルタントが参謀役としてアドバイザリーのみを行う時代は過ぎ、いまではパートナーとしてクライアント企業の中で改革推進のエンジンとしての推進役を担うことも増えてきました。戦いの土俵が日本からグローバルへと移行して複雑性が高まるこの時代に、自分自身成長し続けながら信頼されるパートナーとして、クライアントとの間で常にコミットと実行のサイクルを回し続ける。そんなコンサルタントでありたいと思っています。
最近のメモリアルプロジェクト
我々はロジスティクス改革の構想を策定した後に多くの場合PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)としての実行支援に入ります。パートナー選定、新業務のトライアル、KPIデータの整備など内容はさまざまですが、記憶に強く残っているのはいくつかのシステム構築プロジェクトです。
ロジスティクスは販売、生産、調達といった他のオペレーション領域の方向性を受けて決定される要素が多い領域であり、中でもシステム構築は先行する組織、プロセス設計に依存する部分が多く、改革のクリティカルパスとなります。言い換えると、要件の変動要素が多く、スケジュール面で余裕がないプロジェクトということになります。さらに、ロジスティクスのシステムはモノの動きを管理しており、トラブルはモノの流れの停止を意味します。
このようなチャレンジングかつ高いプレッシャーがかかるプロジェクト現場は皆本気です。徹夜での議論(時々怒鳴りあい)、トラブルリカバリーの現場作業支援…。一人一人が本気になり、「プロジェクトゴールの達成」この1点にコミットしてプロジェクトを成功させる。これからも積み重ねていきたいと思っています。
専門とする経営テーマ
ロジスティクス改革構想策定~実行支援、3PLパートナー選定、3PL事業戦略、ロジスティクスIT構想策定~構築
得意な業界・業種
製造業、流通業、物流業
経歴
高橋 総一郎(たかはし そういちろう)
アソシエイト・パートナー
サプライチェーン・コンサルティング/ロジスティクス・サービスの日本におけるリーダー。10年以上にわたり製造、流通、電力、通信など各業界でサプライチェーン戦略/計画、購買、ロジスティクスなどサプライチェーンの各領域の戦略策定からシステム導入までさまざまなコンサルティングに従事。荷主視点、 3PL/物流事業者視点双方での多面的なロジスティクス改革プロジェクトを強みとする。