多国籍企業からグローバル企業へ
従来のビジネス・モデルは、新市場を求め海外に拠点を作り、権限委譲を進めマーケット・カバレッジを狙う、いわゆる多国籍化モデルが主流でした。今後は、世界中のビジネス・パートナーとの連携により、高度なスキルやプロセスを獲得する一方、経営資源を一元管理し、より大きなビジネス・チャンスを求め日々その最適化を繰り返す「グローバル・レベルでの経営最適化モデル」、すなわち「Globally Integrated Enterprise (GIE)」へとビジネス・モデルを転換していきます。
| International (国際企業) |
Multinational (多国籍企業) |
Globally Integrated (グローバル企業) |
|
|---|---|---|---|
| 構造 | ![]() 海外で作る・売る 本社にすべての機能が集約され、海外子会社は製造・販売など事業の一部機能を担当 |
![]() 海外への権限委譲 本社機能に共通機能が集約され、自律度を持った子会社の集合体 |
![]() 地球でひとつの会社 世界中で一番ふさわしい場所にそれぞれの機能を分散させ、「適正な場所で、適正な時期に、適正な価格で」経営資源を最適化する企業 |
| 海外子会社の役割 | 本社の戦略を実行 | 各地域市場への適合 | 経営資源の統合による効率性とイノベーションを実現しながら各地域市場に適合 |
| 競争優位の源泉 | プロセス効率 | 市場対応力 | 知識の移転、共有、活用 |
IBMはグローバル企業としての歴史をひもとき、自身で経験したグローバル化を推進する仕組みやノウハウのうち、効果が実証されたものだけをソリューションとして体系化しました。真のグローバル企業実現に向けたビジョン作り、個別のグローバル化推進のための実行プログラム、さらにはIBMが保有するグローバルなサービス・プラットフォームの提供まで、お客様のグローバル化をトータルに支援いたします。
GIE診断サービス
グローバル化に最終到達点はありません。常に変化するゴール・目標に対して長い時間をかけて精緻なビジョンを策定するのではなく、経営陣の中でビジョンの大枠を短期間に共有することが成功の要です。
GIE Readiness Assessment(成熟度診断)
事業をグローバルに展開・統合するにあたり、最初に準備度合いを把握することは大変重要です。IBMは自身の経験に基づくグローバル化への各種取り組みをテンプレート化し、短期間(約6週間)でお客様のグローバル化準備度合いをアセスメントします。これは、グローバル化によって得られる期待効果と、それを享受するための強化ポイントを分析し、真のグローバル企業に必要とされる施策(プロジェクト)を抽出するものです。
GIE Rapid Visioning(ビジョン・方針策定)
GIE企業を目指す上でのビジョンを短期間(約5~8週間)でわかりやすく定義します。グローバルに統合された企業としての数年後のシーンを具体的に描き、その姿を実現するための主要なアクションとステップを作成します。期待される効果としては、ばらばらだったグローバル企業のイメージを社員にもわかりやすいビジョンとして共有でき、「GIE」企業としてのイメージの統一化を図ることができます。また、抽出されたアクションのうち、より早く効果が得られるプロジェクト(Quick Win)を切り出し、それを火種としてグローバル化を推進することができます。
GIE PMO※(グローバル化プログラム支援)
経営者がグローバル化の取り組み全体を即時に把握できる統一性のあるプログラム運営管理をご提供します。定期的な進捗会議の実施(「ダッシュボード・マネジメント」)ではなく、例外管理による全体進捗管理(「コックピット・マネジメント」)を行うことにより、効率的かつ迅速なプログラム管理ができ、GIE企業としての成功体験を早期に実感する
ことで、グローバル化に向けた気運をさらに醸成することができます。
※PMO: Program Management Office
GIE Readiness Assessment
- 自社のグローバル企業としての準備度合いや進捗度を把握したい
- グローバル企業として必要な施策や仕組みを抽出したい
GIE Rapid Visioning
グローバル企業として企業像(Vision)を再定義し、全社員と共有化することで変革気運を醸成したい
GIE PMO
現在進行中もしくは停滞中のグローバル化の取り組みを、より早く・確実に進めたい
※いずれも4~6週間



