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IBMの提唱するバリューネット・ソリューションは、RFIDとネットワークの戦略的かつ広範な活用によりもたらされる新しい情報基盤です。世界標準のRFID技術とネットワーク技術を組み合わせて、企業の枠を超えた次世代のSCMとCRMの構築を支援し、モノのライフサイクル全般にわたったトレーサビリティによる企業活動の効率化、お客様満足度の向上、そして環境に優しい安全な社会の実現を目指します。
バリューネットによる効果
バリューネット社会が到来すれば、下記のようなさまざまなメリットが享受できるようになります。そのために企業は、基盤層、現場層、経営層の3つのレイヤーを統合した新しいイベント・ドリブン(起動)の変化対応型ビジネスモデルを構築する必要があります。
センス・アンド・レスポンド型ビジネスモデル

バリューネットによる効果例
1.製造(OEM、部品メーカー等)
実消化情報を需要の変化としてリアルタイムに取れるようになります。いち早く市場の変化を「センス」(感知)できるようになり、「レスポンド」(対応)として次なる手を打てるようになります。製造責任の観点からアフターサービス&クレーム対応の迅速化と同時にコストの最適化に大きく貢献します。またSCM計画系に正しい補正を加えることにより、在庫の削減と安定供給のバランスをより取れるようになり、お客様満足度向上に貢献し、ビジネスを拡大することができます。
2.販売(OEM販社、量販店等)
商品の安定供給が可能になり、売れ筋商品の販売促進キャンペーンが短いリードタイムで行えるようになります。OEMから直接提供される商品情報と販売会社から提供される納入情報から販売情報の一元化を図り、店頭受け入れや棚割りなど作業効率が上がります。また店頭、コールセンター、Webなどからのお客様からのお問い合わせに対して一元化された情報提供ができるようになります。日々変化するお客様のご要望にすばやく対応することが可能になり、お客様満足度が一層高まりビジネスが増大します。また、お客様情報(ポイント会員情報など)と商品購入情報が正しく紐付きますので、追加延長保証業務の迅速化や、買い替え販促やアップセル等のパーソナライズ化に役立ちます。
3.物流
在庫情報の正確な把握により、混載による積載効率向上や、配送ルート最適化が図られるようになり緊急出荷など無駄な物流コストを減らすことができ、グリーン物流に大きく貢献します。また、商品物流情報を活用し荷主に対する高付加価値情報サービスを提供することが可能となり、価格競争からの脱却に活用できます。
4.保守
製品製造情報(製品構成情報や、製造時の情報など)等をメンテナンス情報の基礎情報として用い、保守などの履歴を蓄積して、より的確かつ効率的な保守を行うことにより、製品の稼働率を向上することが可能になります。あわせて購入ユーザーの情報と、その利用状況を面的、時系列的に捉えることにより、メンテナンスサポートやリコールへの対応の人員配置、コストの平準化、サービスパーツの手配とパーツセンターの在庫再配置の迅速化なども期待できます。
5.産業廃棄物、再生処理
2次電池の回収、再生や、プリント基板からの貴金属回収、重金属回収が確実に行われ環境保全が確実に行われていることをアピールすることにより、企業社会的責任(CSR)の観点から評価されるブランド作りに貢献できます。
