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ITガバナンスを確立するためのアプローチ - 弱点を把握するための診断
PRM-ITモデル
8つのカテゴリー(ITマネジメントシステム、IT顧客との関係維持、ITの方向性、ソリューションの開発、ソリューションの展開、IT運用サービス、ITレジリエンス、IT管理)と40のプロセスから構成されます。
ITガバナンスを確立するためのアプローチといたしまして、まず、ITガバナンス全体を診断することによりその弱点を把握し、適切な方針を策定するソリューションをベースに、よりガバナンスを効かす必要がある領域から深耕していくアプローチが有効です。
まず、ITガバナンス全体を診断する方法としまして、ISACA(Information Systems Audit and Control Association)が出しているCOBIT(Control Objectives for Information and related Technology)、itSMF(ITサービス・マネジメント・フォーラム)が推進しているITIL(IT Infrastructure Library)、IBMで開発されたPRM-IT(Process Reference Model for IT)などが代表的です。
COBITは、4つのドメインを34のプロセスから捉えたもので昨年12月にCOBIT4.0としてバージョンアップしています。ITILは昨年までの狭義のITILと言われるサービス・マネジメントだけでなく、ビジネスとITとの間のプロセスとして大きく8つのプロセスをベストプラクティスとして提供し、ISO20000としてますます強化されつつあります。また、IBMのPRM-ITは、COBIT、ITILを包括したプロセス体系として、ビジネス、法律・規則との接点、顧客との接点、ユーザーとの接点、サプライヤーとの接点で8つのカテゴリー、40のプロセスから成り立っています。
いずれにしても、ITガバナンス全体を診断するためには、経営とITとの橋渡しをする全体網羅的なプロセス体系のフレームワークを使用して、ITガバナンス上どこに弱点があるのかを把握するための診断が必要なのです。