掲載日:2001年08月03日
IBMとSAPとのパートナーシップ/製造およびビジネス・パートナー・ソリューション
アプリケーション
イントラネット・ベースのオーダー作成と製造プラニング・プロセスによる新しいオープン・システム・インフラの実現
ソフトウェア
- MQSeries(MVS/ESA版)
- MQSeries(Sun Solaris版)
- MQSeries link for SAP R/3
- MQSeries link for Java
ハードウェア
- S/390
- Sun Solarisサーバー
- PCクライアント
デジタル革命
半導体はデジタル革命の中核となるものです。我々は、共通の言語を話す、コンピューティングやコミュニケーションあるいはエンターテイメントのための個人向けに調整された電子機器がデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)と呼ばれる理想的なスピードとスマートさを持つ半導体デバイスによって結合される「ネットワーク社会」に移行しつつあります。
これはダラスに本拠地を置く、DSPのマーケット・リーダ?であるテキサス・インスツルメンツ社のビジョンであり、そのビジョンによればコンピューターからモバイルの電話にいたるまで、今日のシステムが要求するだけのリアル・タイムの処理能力を供給することができます。これからの4年間で、DSPマーケット規模は2倍になると見込まれ、予測される成長とリーダーシップがテキサス・インスツルメンツ社にビジネスへの重大な課題とともに機会ももたらすであろうと予測されています。
ダイナミックなビジネス環境
TIがこの新しくてダイナミックなマーケットにおいてリーダーの地位を保とうとすれば、ビジネスの変化に迅速に、しかも効率的に対応するように準備しなければなりません。このため、1996年にテキサス・インスツルメンツ社は何百万ドルもの投資が必要なオープン・ビジネス・インフォメーション・システムを開始しました。これは会社のビジネス・システムを孤立したメインフレーム・ベースのものから1999年までにオープン・システム・インフラに移行しようとするものです。TIはこの新しいインフラのために、SAP R/3アプリケーション製品とIBMのMQSeriesメッセージング・テクノロジーを採用しました。
ダラスに本拠地を置くテキサス・インスツルメンツ社は、この新しいインフラでMQSeriesを使用しています。SAP R/3が会社に、新たな市場と新しい製品提供形態に対して迅速に対応する能力を提供する一方、MQSeriesは(特にMQSeries link for SAP R/3)は分散したハードウェア・プラットフォームの間でシームレスかつ効率的に通信する機能を提供しています。
ビジネス変化への対応
オープン・システム・インフラのシステム・アナリストであるChris Fowler氏は次のように説明しています。「オープン・システムの出現する以前は、ITサービスはビジネス・プロセスの変化に対して十分迅速に対応することができませんでした。新たに開発された、あるいはベンダー製品に対して限られたコミュニケーション機能しか持たない複雑で孤立したシステムが多すぎたのです。MQSeriesは私たちのIMSと新たなSAP R/3の環境間、また、他のサード・ベンダーのインフラ・ツールとの統合機能を提供し、このように非常に異なるシステム同士で情報を交換することができます。私たちは、今や、多くの異なるベンダーからのソリューションを、既存のシステムに自由にはめ込んで、簡単にシステムを新しくすることができます。
Fowler氏によれば、情報の配布が保証されることが何よりも肝心だということです。「MQSeriesを使えば、システム間で送られたデータは必ず届けられると安心していられます。これはSAPとIMSの環境はあまりにも異なっているので、とりわけ私たちにとっては重要です。MQSeriesによる通信機能によって、私たちのビジネス・システム間で情報が完全に正しく配布されると信頼しています。」
インターフェースの単一性
MQSeriesは社内のメインフレーム(MVS)とSun Solarisプラットフォームで実装されつつあり、後者のシステムでSAP R/3のアプリケーションが稼働します。MQSeries link for R/3が新たなSAPシステムの実装時間を短縮するのに役立っています。
Fowler氏は、「MQSeriesのAPI(Application Programming Interface)の単一性によって、プログラマーたちは、どのようにインターフェースを開発するか、迅速に学習しました。そのため、重要なデッドラインをキープすることができ、プロジェクトを予算内に収めるのに役立ちます。SolarisとMVSシステムで同一のAPIを持っているので、2つの環境間でのコミュニケーションとスキル・トランスファーが可能になり、そのどちらもこのプロジェクトの成功には欠かせないものです。」と付け加えました。
メッセージング・バックボーン
SAP R/3上で稼働するビジネス・アプリケーションとのリンクを提供するとともに、MQSeriesは他の重要なオープン・システム・アプリケーションに対するメッセージング・バックボーンとして構築されつつあります。製造のエリアでは、MQSeriesはSAP R/3と社の半導体工場計画システム間のリアル・タイムの同期に近いインターフェースを構築するのに使用されています。
以前にはバッチ・システムとして運用されていましたが、2つのSolarisサーバー間で稼働するMQSeriesによるリアル・タイムに近いデータ配信が、工場の計画プロセスを効率的にスピード・アップし、より効果的な半導体の生産を可能にするでしょう。
営業面では、社の営業レップがオーダー作成システムを通じてお客様からの複雑な半導体デザインへの要求を入力する仕事を受け持ち、その要求は社の半導体デザイン・センターによって使用されます。以前はシステムはメインフレーム・ベースだったのですが、社はSAP R/3環境と統合されたより柔軟性のあるシステムを希望していました。
最終的には、営業レップは社のイントラネットにアクセスするために、MQSeries for Javaによってブラウザ・ベースのユーザー・インターフェースとバック・エンドのSun Solarisサーバー間のリンクを提供された、「シン・クライアント」を配布されるようになるでしょう。このプロセスは、生産性を上げ、セールス・サイクルをスピード・アップし、新しいビジネス・チャンスにより迅速に対応できるようにするために計画されています。
IBM, MQSeries, MVS/ESA, S/390およびIMSはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
**他の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標またはサービス・マークです。
R/3はSAP AGの商標です。
Javaおよび間連する商標はサン・マイクロシステムズ社の商標または登録商標です。
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