本文へジャンプ

独立行政法人国立病院機構京都医療センター

医療ソフトウェア・ソリューション京都医療センターは DB2 を医療の良薬とみなす


アプリケーション


ソフトウェア


サービス

ビジネス上の利点

ハードウェア


京都医療センターへは、毎日何百人もの患者が治療や検査のために訪れます。160名の医師およびスタッフで、毎日1,300人の外来患者を診療する病床数600床の京都医療センターは、京都府で3番目に大規模な病院です。
1999年に厚生省により、京都医療センターは内分泌・代謝性疾患、成育医療、癌、循環器および腎疾患、エイズおよびその他の感染症を専門とした高度専門医療施設として選定されました。

設立から50余年になるこの医療機関は、このような専門分野で大きな進歩を示し、日本の医療機関の中で確固たる地位を築いています。北岡有喜医師(京都医療センター 医療情報部長) は次のように述べています。「質の高い医療を提供するという使命の中核には、常に当病院の医師やスタッフの専門性と、洗練された医療技術がありました。しかし、我々の目標を達成するために、革新的なビジネス指向のIT ソリューションへの依存度がますます高まりつつあることも認識しています。」
このため、京都医療センターでは、IBM DB2 ユニバーサル・データベースを同病院のエンタープライズ規模のデータベースに据えて、能率アップを図る一連の業務アプリケーションと、医療分析のためのデータ・ウェアハウスをサポートすることにしました。
「DB2とOracleを比較し、DB2の方が信頼性に優れ、価格性能比に勝ることがわかりました」と北岡医師は言います。「当院の患者関連の機密データを、自信をもってDB2に任せることができ、そしてほんの2年間で投資を完全に回収できたことに感心しています。」

京都医療センターの写真
京都医療センター

「DB2とOracleを比較し、DB2の方が信頼性に優れ、価格性能比に勝ることがわかりました。当院の機密の患者関連データを、自信をもってDB2に任せることができ、そしてほんの2年間で投資を完全に回収できたことに感心しています。」
- 北岡有喜医師 (京都医療センター 医療情報部長)

DB2:まさに医師の指示どおり

京都医療センターのもっとも広範なDB2利用の1つは、臨床情報システム (CIS) です。これはデータ管理を DB2 エンタープライズ・エディション (AIX版) に依存しています。CISは病院の紙ベースの処理の多くを置き換え、スタッフの生産性は大幅に向上しました。CISは次のような領域を網羅します。

北岡有喜医師の顔写真
北岡有喜医師 (京都医療セン
ター 医療情報部長) は、DB2
のような革新的テクノロジーが
現場にもたらす医療の進歩に
満足しています。

CISは IBM グローバル・サービスのシステム統合グループからの支援を受けて、Visual C++を使用して開発されました。病院の記録を1つの電子的システムに本質的に統合し、医師やスタッフに最新の患者情報に対する一元的なアクセスを提供します。
「DB2に基づくCISは、当院のプロセスやワークフローに優れた効率を注入してくれました」と北岡医師は言います。「手書きの記録に内在する誤りや遅れをなくすことで、情報共有は大幅にスピードアップされ、スタッフもより迅速にアクションを採ることができます。その結果、患者は長時間待たされることなく、必要な治療を受けられるようになりました。」
実際、CISのおかげで、いくつかのプロセスで使われていた紙の量を 90パーセント削減できました。たとえば診察予約は、今ではリアルタイムで表示、更新できる電子的なマスター・リスト上でスケジュールされ、医師の都合を電話で問い合わせる必要がなくなりました。従来は救急以外の診察予約では4日間も待たされましたが、今では患者は次の日に予約を入れられるようになりました。
北岡氏によれば、「診察予約のスケジューリング効率が向上したことは、当院が1日あたりに治療できる患者数が増えたことを意味し、IBMソリューションを導入して以来、2年間に入院患者関連の収入が13億円 (1,060万米ドル) も増える結果になりました。」

治療風景の写真

紙ベースの記録の保管は常にもっとも正確であるとは限らないため、京都医療センターはプロセスの多くを、医師の指示および患者情報とともに、DB2 に基づく電子システムに移行した。

「診察予約のスケジューリングの効率が向上したことは、当院が1日あたりに治療できる患者数が増えたことを意味し、IBM ソリューションを導入して以来、2年間に入院患者関連の収入が13億円 (1,060万米ドル) も増える結果になりました。」
- 北岡有喜医師

賢明なリソース利用の処方箋
京都医療センターの業務効率は、この病院を越えて、国の医療システムにまで広がる利益を生成しています。特に、CISの臨床研究サポート・セグメントは、国の一般医療財源に関する無駄や関連コスト負担の削減に役立っています。
北岡医師によれば、国は医療に年間30兆円 (2,480億米ドル) を費やしており、この約30パーセントが無駄であると推察されています。この臨床研究サポート・システムを使えば、京都医療センターは治療と投薬の処置を分析でき、無駄と重複を識別して最小化できます。そうすることで、この病院では、患者治療の全般的な質を向上させながら、国の限られた一般医療保険予算の重圧を緩和したいと考えています。

全国的な医療改善
データ・ストアとしてDB2を、開発ツールとしてIBM DB2 Warehouse Managerを使用して、この病院は臨床研究に属するデータとともに、その他の医療関連分野のデータを管理するデータ・ウェアハウスを構築しています。このウェアハウスは IBM RS/6000サーバー上で稼動する予定で、日本全国の他の病院から権限を持つ個人がデータを参照できるように、Web 対応されます。
北岡医師は次のように説明します。「日本国内のすべての医師の間で患者治療データを共有できれば、日本国民に特有の健康関連のパターンを発見できるかもしれません。このような洞察が得られれば、住民のためにもっと効果的治療方法を開発できるようになるでしょう。」
この病院ではまた、IBM QMFと IBM DB2 Intelligent Miner for Dataをビジネス・インテリジェント環境に組み込む予定で、それらを用いて、全国の医師が患者の医療記録と治療法を分析するために使えるモジュールを開発することを計画しています。
最初に糖尿病データがウェアハウスにロードされます。そこから、同院はDB2のスケーラビリティーを利用して、他の疾病、特に同院の専門分野の疾病に関する情報を取り込んで行く予定です。
「DB2ファミリーがもたらす洗練されたビジネス・インテリジェンス・ソリューションは、日本の医療システムの改善に貢献するために必要な分析的洞察を提供してくれます」と北岡医師は言います。「さらに、IBM グローバル・サービス・プロフェッショナルの革新的な考え方は、我々の労力を支えるために利用可能な技術的ソリューションには制限がないことを教えてくれました。我々は彼らとともに、住民が健康で幸せな人生を送るお手伝いをすることができます。」

IBM、IBM ロゴ、ibm.com、AIX、DB2、developerWorksおよびRS/6000は、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。