既存のデータベーススキルを活かす
ビジネス環境の急速な変化に伴い、使用されるITインフラ環境も柔軟に変更するケースも増えてきました。新しいインフラ環境はあらゆる点で魅力的ですが、既存資産をどうするかという課題が残ります。
DB2 9.7では、開発者のデータベース・スキルを活かしながら、アプリケーション資産を失わずに新しいインフラ環境を構築できる、新たな機能が加わりました。
PL/SQLのサポート
DB2 9.7 では、DB2のインターフェースを使用して、PL/SQLをコンパイルして実行することができるようになりました。
他のデータベース管理システムと連動する既存のPL/SQL スクリプトやパッケージ定義、個々のPL/SQLおよびSQLステートメントをDB2 9.7上で実行することができます。このサポートにより、PL/SQL ソリューションをDB2 環境ですぐに使用可能にすることができます。
また、SQL*Plusと同じ操作感覚を実現するコマンド行ツール(CLPPlus)が新たに追加されました。

図1 : PL/SQLもDB2のインターフェースで動きます
関数やデータ型サポートの拡張
DATE型やNUMBER型など、データ型サポートを拡張しました。また、使用可能な関数やOracle データ・ディクショナリー・ビューと互換性のある方法でDB2のカタログ情報を提供するビューが使用できるようになりました。
新たなコンカレンシー・モデルの追加
DB2 9.7では、新しい分離レベルが追加され、ロック待機とデッドロックを大幅に減らすことができるようになりました。
以前のバージョンでは、他のアプリケーションが変更した行は、その変更がコミットされるまで読み取ることができませんでしたが、DB2 9.7の読み取り操作では、最新のコミット済み結果を返すようになりました。
この機能により、データベースのスループットを最適化することができます。
Eclipseベースの統合開発環境 (Optim Development Studio)
Optim Development Studioは、Eclipseをベースとしたデータベース開発環境です。 SQLやXQuery、ストアード・プロシージャー、データWebサービスの設計、開発、導入を効率的に行うことができます。PL/SQLのデバッグも可能で、JavaはもちろんEclipseのプラグインを組み込むことで、C/C++、PHP、Ruby等のさまざまな開発言語にも対応します。

図2 : Optim Development Studioの画面例
またアプリケーション開発者はSQLチューニングを行う際に役立つさまざまな情報を、Optim Development Studioを通して知ることができます。

図3 : SQLチューニングに役立つ情報を可視化するOptim Development Studio
Optim Development Studioにより、複数のデータベースが使用されている環境において、管理・開発環境を1つのツールに統合することが可能になります。
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