
気づかれないほどの超高速引き継ぎを実現
業務が多様化し、サービス提供時間も24時間365日が当たり前となっている現在、それを支えるシステムも休みなく稼働し続ける必要があります。
その中でもデータベースは特に、ユーザーにとって重要な情報を格納している器として、サービスの停止はもちろん、データの損失も許されません。
DB2 の HADR(High Availability Disaster Recovery)はデータベースの高可用性を短期間、低コストで実現できる機能です。
- ノード障害時にも20秒以内でサーバー切り替え(障害検知を除くと6秒で切り替え)
- クライアント・リルートとの組み合わせで30秒以内でサービスも再開

HADR/クライアント・リルート構成でのDB2障害復旧例
*ユーザーに気づかれないほどの短時間で引き継ぎが完了
早いだけではありません。データもしっかり守ります
HADR は、データの変更内容を、プライマリー・データベースから、 スタンバイ・データベースへログを転送して複製することにより、データを損失から保護します。
プライマリーに障害が発生してもサービスをほとんど停止することなく、データを損失せずにスタンバイに瞬時に切り替えることが可能です。

HADRには3つの同期モードが用意されており、完全なデータの整合性を重視するか、パフォーマンスを重視するかの要件にあわせて最適なモードを選択することができます。
- 同期(Synchronous)
スタンバイとプライマリー両方のディスクに書かれたら、プライマリーのユーザーに応答が返る - 近同期(Near Synchronous)
スタンバイがログページを受け取り、プライマリーのディスクに書かれたら、プライマリーのユーザーに応答が返る - 非同期(Asynchronous)
プライマリーのTCP/IP層にログページが渡されたら、プライマリーのユーザーに応答が返る

ストレージやサーバー、OSなどの障害対策だけでなく、災害対策にも使用可能です。
サービスを停止しない保守も実現できます
HADRはコマンド一つで簡単にプライマリーからスタンバイに、スタンバイからプライマリーに切り替えることが可能です。したがって、サーバーの保守のために一旦スタンバイに切り替え、プライマリーのメンテナンスが終了したら切り戻すといった離れ業も可能なのです。
サーバーにはさまざまなソフトウェアが導入されており、止められないシステムにおいてはそのメンテナンスをどうするかが問題でした。
HADRは可用性だけでなく、サーバーの保守の問題も解決してくれるのです。
設定はカンタンカンタン
一般的に高可用性システムの構築は敷居が高いと思われていますが、HADRの構築はGUIのウィザードを使用してカンタンに設定・構築することができます。

重要なデータを格納している小規模なシステムにおいてもHADRを利用することで可用性の高いシステムを構築することが可能です。
DB2 9 HADR機能:DB2 High Availability Featureのご注文と参考料金
DB2 Enterprise Server EditionおよびDB2 Workgroup Server Edition(V9.5より)には、HADRの機能が含まれていますので、オプションの発注は不要です。DB2 Express Editionの場合には、HADRを使用するためにDB2 High Availability Feature (HAF) をご発注ください。
なおスタンバイ機のライセンスは、DB2およびHAFともアイドル・スタンバイの考え方で数えます。スタンバイ機には、プロセッサーValue Unit課金の場合は100 VU分、許可ユーザー課金の場合は最低必要許可ユーザー数分(Express, Workgroupでは5許可ユーザー、Enterpriseでは25許可ユーザー)が必要になります。
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