
増え続けるデータ
さまざまなエリアや業界で電子化されたデータが扱われるようになり、扱うデータのサイズや種類は猛烈な勢いで増加しています。
インターネット上で商品を購入した際に、単に商品と価格、申込者の情報だけがデータとして記録されるのではなく、購入履歴や検索履歴、どのURLからリンクしてきたか、など、さまざまなメタ情報が記録され、サービスの向上や分析に利用されています。

右の図はDB2のMDC(多次元クラスタリング)の機能を使用しているお客様のあるサーベイの結果です。
データウェアハウスの大きさは大部分がTBで1.5PBまでの事例もあります。これからもわかるように、ペタバイト級のデータベースの構築・運用が、普通に始まろうとしています。
DB2 9はそんなペタバイト級のデータベースにおいても簡単に構築・運用が可能な機能を有しています。
その中でも特に特徴的な3つの機能をご紹介します。
多次元クラスタリング (MDC)
MDC(Multidimensional Clustering:多次元クラスタリング)は、複数の次元に沿った、柔軟なデータのクラスタリングを可能にします。
MDCを使用すると、照会のパフォーマンスが向上し、REORGの必要性やINSERT、UPDATE、DELETE時に索引を保守する必要性が大幅に減ります。
MDCは、物理的に表のデータを、複数の次元に沿って同時にクラスタ化します。簡単に言うと、複数の独立したクラスタ索引を表に持つイメージになります。
大規模表などの複雑な照会のパフォーマンスの高速化が期待できる機能です。
設定も非常に簡単に行うことができます。テーブル作成時に、次元にしたい列を指定するだけで、運用も楽です。
テーブル・パーティショニング
テーブル・パーティショニングは一つの表を複数のパーティションに物理的に分割して保存できる機能です。
パーティションは自由にアタッチ(追加)/デタッチ(分離)が可能なので、大量データのロードや削除などを元表に影響を与えずに高速にできるようになったり、並列処理によるバックアップのパフォーマンス向上や、
検索対象絞込みにより検索パフォーマンス向上など、大規模表を運用管理する上で多くのメリットがある機能です。
設定もとても簡単で、表を作成する際に、パーティショニングキーとその範囲を設定するだけです。
データベース・パーティショニング(Database Partitioning Feature)
DB2は複数CPUのリソースを有効に利用する機能を有しており、区画内並列処理(1つのSMPマシン内での並列処理)と区画間並列処理(複数SMPマシン同時での並列処理 )を実現しています。
DB2 9はスケールアップとスケールアウト両方に対応した、拡張性に優れたアーキテクチャーを持っています。


データベース・パーティショニングの国内検証結果
ハイブリッド・パーティショニングで組み合わせは自由自在
ここまで読んでくださった方は、これまで紹介したすばらしい機能のどれを使おうか迷っているはずです。
今回紹介した機能はそれらを組み合わせて、使用することも可能です。
MDCの機能を使って照会のパフォーマンスを向上させ、さらに、テーブル・パーティショニングの機能を使用し、表の運用管理面を容易にし、さらに、DPFを使用し、そのパフォーマンスをリニアに伸ばすことができるのです。

テーブル・パーティショニングとDPFとMDCを自由に組み合わせ可能
「スケーラビリティー」、「パフォーマンス」、「運用の容易性」と死角なしのDB2 9といえるでしょう。
DB2 9 のクラスタリング、パーティショニング機能のご注文と参考料金
| 多次元クラスタリング (MDC) | テーブル・パーティショニング | データベース・パーティショニング (DPF) | |
|---|---|---|---|
| DB2 Enterprise Server Edition | InfoSphere Warehouse Editionヘトレードアップ | ||
| DB2 Workgroup Server Edition | N/A | N/A | N/A |
| DB2 Express Edition | N/A | N/A | N/A |
*
はこの機能が組み込まれていることを示します。(オプションの発注は不要)
*記述のあるものは、必要なオプション名または製品名です。
*N/Aは、このEditionでは対応していないことを示します。
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