DB2 V9.7の新機能
ディープ圧縮による大幅なストレージの節約
DB2 9.7では、データ行圧縮機能の範囲が拡張され、ストレージ要件を大幅に軽減する一方で、ディスクおよび入出力の効率性とパフォーマンスを向上させます。 圧縮は、Storage Optimization Featureライセンスで使用できます。
- 表のXMLストレージ・オブジェクト内のXMLデータ
- 一時表
- 索引
- データ・レプリケーションのソース表
- 一部のインラインLOBファイル
pureXMLを使用したXMLについて
DB2 pureXMLの強化により、XMLデータをデータウェアハウスで活用できるようになりました。 XMLデータは、レンジ・パーティション表、MDC 表、宣言済み一時表、定義中の関数、およびパーティション・データベース環境でもサポートされます。また、pureXMLのパフォーマンスも強化されています。
アプリケーション開発の柔軟性
DB2 9.7 では、重要なアプリケーション開発の機能強化が行われ、既存の DB2 アプリケーションを迅速に開発および変更できます。 さらに、複数 SQL 言語のスキルを持つ開発者は、DB2 で容易に作業できます。
ストアード・プロシージャーおよびトリガーを容易に作成できることに重点が置かれており、これには暗黙的キャストの拡張サポート、モジュールの作成、そして新規の関数や新規データ・タイプの範囲などが含まれます。
DB2 9.7 では、事前作成された多数の新規システム定義関数およびモジュールが組み込まれています。 多数の新規モジュールの一例を以下にリストしています。
- メール・モジュール
- アラートおよび出力モジュール
- ジョブ・スケジューリングおよびユーティリティー・モジュール
- ファイル・モジュール
また、他のデータベース・システムとの互換性を向上させるためのデータ型も提供されます。 DB2 9.7には、開発を簡易にするための新たなアプリケーションおよび管理インターフェースが組み込まれています。
その他の新機能
- パフォーマンスの向上
- ビジネスに欠くことのできない信頼性および可用性
- 簡素化された管理
- 適応性のあるワークロード管理
- セキュリティーの強化
- 連続稼働と無限の拡張を実現するDB2 pureScale
ネイティブXMLデータのサポート
- 新しいXMLデータ・タイプのサポート
XML文書をテーブル列内に階層形式で保管できます。またXMLデータに索引を付けて照会効率を向上することができます。 - XQuery言語のサポート
SQLに加えて、XQueryを直接起動することができます。 - DB2 ツールのXMLデータのサポート
XMLデータのサポートのためにXQueryビルダーが提供され、既存のDB2ツールもXMLデータをサポートします。 - プログラミング言語のXML のサポート
XMLデータとリレーショナル・データの両方にアクセスし、保管することができます。 - 【コラム】pureXMLって何?
- DB2 9が牽引するXML DBの標準化
パフォーマンスとスケーラビリティーの機能強化
- テーブル・パーティショニング
テーブル・データを、1つ以上のテーブル列の値に従って、テーブル区分またはテーブル範囲と呼ばれる複数のストレージ・オブジェクトに分割することで、非常に大きいテーブルでも容易に管理することができ、かつ高い照会パフォーマンスを実現します。 - データ行圧縮
行の圧縮をすることで、ディスク・ストレージ・スペースの節約、ディスク入出力の削減、データ・アクセス時間の高速化を実現できます。
管理容易性の機能強化
- セルフ・チューニング・チューニングによるメモリー割り振り
セルフ・チューニングによって、バッファー・プールのサイズの変更や使用可能メモリー・リソースを動的に分散できます。 - 複数に区分化されたデータベースの自動ストレージ・サポート
複数のディスク・システムおよびファイル・システムにわたり、必要に応じてデータベースのサイズを増大します。
インストールの機能強化
- 同一マシンへの複数DB2コピーのインストール
同一コンピューター上に、バージョンやFixPakレベルが異なる複数のDB2をインストールできます。 - 応答ファイルの機能強化
IT担当者は、エンドユーザーとやりとりせずにDB2製品をセットアップできます。 - 管理者以外によるWindows® へのDB2のインストール
Windowsオペレーティング・システムの昇格権限機能を使用して、管理者でなくてもWindows上へDB2をインストールできます。
アプリケーション開発における生産性の向上
- DB2 Developer Workbench
デベロップメント・センターに替わるEclipseベースの統合開発環境です。XMLデータ・ストア機能をサポートします。 - Visual Studio 2005のアドイン
Webサービスのサポート、XMLデータ・ストアのフル・サポート、およびコード作成なしにアプリケーションとWebサイトを構築する機能が含まれます。
セキュリティーの機能強化
- ラベル・ベースのアクセス制御 (LBAC)
行および列レベルの決め細やかなデータ・アクセス制御を行うことができます。 - 1つの権限下で複数のセキュリティー関連特権を結集させる、セキュリティー管理者権限レベル
(SECADM)
情報資産へのアクセスに対して強力な制御を可能にします。
DB2 Net Search Extender
DB2 Net Search Extenderは、V9.1以降、DB2データ・サーバー製品において追加料金なしで利用できるようになりました。XML データ・タイプを完全にサポートし、さらにデータベースにネイティブに保管される XML文書ですべてのテキスト検索機能が使用できます。BLOB と CLOB データ・タイプで保管されたXML文書に対するテキスト検索も引き続きサポートします。
DB2 Performance Expert
DB2 Performance Expert (PE) は DB2 Enterprise Server Edition用のDB2 Performance Optimization Featureにて提供されています。データベースのパフォーマンス管理とチューニングを容易に行うことができます。DB2とOSのシステム・パフォーマンス関連情報が、統計、グラフィック表示、およびアラートで提供され、ヒストリー・データについて詳細な調査やトレンド分析を行うための分析機能も提供されています。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、DB2、developerWorksおよびpureXMLは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US) をご覧ください。
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