IBMのビジネス・インテリジェンス機能を結集した「InfoSphere Warehouse」は、ウェアハウス構築や分析ツールなど、情報系システムに必要な機能をひとまとめにしたパッケージ・ソリューションです。
必要な機能を集約し、シームレスな連携ができるよう設計されていますので、データウェアハウスやデータマートの構築・開発・運用・活用を効率的に、短期間かつ低コストで実現します。InfoSphere Warehouseでは、お客様のニーズに応じて、複数のパッケージをご用意しております。
本格的にデータウェアハウスを構築し、多彩な分析ツールで情報活用をお考えのお客様にはエンタープライズ・エディションが最適です。クラスタリング構成での並列処理にも対応でき、大規模データウェアハウスの構築も可能です。
一方、手軽にデータマートやデータウェアハウスを構築・活用するのでしたら、ベース・エディションがお薦めです。多次元分析システムを手早く構築することができます。
InfoSphere WarehouseはDB2をベースにし、さまざまなBI機能やデータウェアハウス構築機能を統合して提供しています。
データウェアハウス本体にDB2を採用し、以下の機能群がシームレスに連携できるよう設計されています。
- フロントエンド分析ツール
IBM Alphablox:Java™ ベースのグラフィカルで分かりやすいフロントエンド分析ツール。データウェアハウスをWeb環境からフル活用します。 - 多次元分析(OLAP)
Cubing Services:データをさまざまな角度から分析したり、サマリー・データからより詳細なデータまで掘り下げて分析するのが多次元分析。問題点や特徴的なポイントを見つけ出して、その原因究明に力を発揮します。 - データ・マイニング
Intelligent Miner™(Modeling、Scoring、Visualization):思いもよらない傾向やパターンを見つけ出すだけでなく、過去の傾向から次の結果を予測することができるマイニング。扱いやすいマイニングですからコール・センターや窓口業務に活用できます。 - ウェアハウス管理
SQL Warehousing Tool:スタースキーマ構造やサマリー表を効率的に管理するためのETL機能を提供。DB2をデータ変換エンジンとしてフル活用します。 - DWH監視
Workload Manager:クエリー実行によるシステム負荷への影響を予測し、実行ワークロードバランスを制御します。システム資源の効率活用を実現します。 - 統合開発環境
Design Studio:物理データモデルの作成や既存データベースからのリバースエンジニアリング、ETL処理、OLAP、マイニングなどを開発する統合開発環境です。Eclipseベースの開発環境は高い操作性、開発効率を実現します。 - DWHアプリケーション基盤
WebSphere® Application Server:パワフルなアプリケーション基盤であるWebSphere Application Serverを使って、SQL Warehousing ToolやDB2 AlphabloxまたAdministration Console機能を活用します。 Eclipseベースの開発環境は高い操作性、開発効率を実現します。
必要な機能がパッケージ化され、それぞれが連携して動くことができるので、IT部門の多大な労力、負担、コストを大幅に削減することができます。BIツールを別途用意する必要もありません。一方、投資に対する効果も短時間で得られ、将来の拡張性、柔軟性を持ちますので、投資を無駄することもありません。
コンポーネント一覧
InfoSphere Warehouseには、情報系システムに必要な機能がパッケージされています。
| スターター | インターミディエット | アドバンスド | ベース | エンタープライズ | |
|---|---|---|---|---|---|
| データベース | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| ウェアハウスツール | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| 統合開発環境 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| 多次元分析 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| ウェアハウス管理 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| ウェアハウス監視 | 標準 | オプション | 標準 | ||
| フロントエンド分析ツール | オプション | 標準 | |||
| データ・マイニング | 標準 |
パッケージ構成
InfoSphere Warehouseにはお客様のシステム環境や要件に対応できるよう5つのパッケージをご用意しています。
- Starter Edition
- Intermediate Edition
- Advanced Edition
- Base Edition
- Enterprise Edition
- Optim Data Retention Edition (英語版)
注:Cognos 8 BI Starter Editionの同梱
Base EditionとEnterprise Editionには、Cognos 8 BI Starter Editionが同梱されます。これは、Cognos 8 BI プラットフォームの機能限定版で、追加料金なしでご利用いただけます。BIのエントリー版としての位置づけで、基本ビジネス照会およびレポート機能 (拡張分析ではない) が指名ユーザー5名に対して提供されます
それぞれの特徴と機能別一覧は以下のとおりです。
Starter Edition
比較的小さな規模のDWHをお求めのお客様向け
【使用条件】
Linux,Windows環境、プロセッサー能力 200PVまで メモリ4Gまで
Intermediate Edition
BIソリューションの構築をお考えの中堅企業あるいは企業内の部門用途のお客様向け
【使用条件】
Linux、Windows環境、プロセッサー能力400 PVUまで、メモリ32GBまで
Advanced Edition
ある程度の規模でBIソリューションを構築することをお考えのお客様向け。中堅企業を始め、大手企業、または、企業の部門用途としての活用が可能
【使用条件】
Linux環境、プロセッサー能力1000 PVUまで、ユーザーDBサイズ2TBまで
Base Edition
中規模から大規模の企業を対象に、データウェアハウスおよびデータマートのインフラストラクチャーを提供します。
Enterprise Edition
データ・マイングや分析アプリケーションの開発など、ビジネス・インテリジェンスに必要な機能を豊富に搭載したフル・ファンクションのパッケージです。使用制限もなく、広範囲なDWHのニーズに対応いたします。
IBM、IBM ロゴ、Cognos、およびInfoSphereは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、 http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
