企業はクラウド・コンピューティングを活用することにより、業務の効率を改善し、ITシステムの柔軟性を高め、全般的なコストを削減しようとしています。仮想化テクノロジーに基づくアプリケーション・インフラを活用することで既存のリソースとワークロードの最適化を実現し、組織全体が変動の激しいビジネス環境に対応したいと考えています。
IBMでは、特定の目的のために最適化されたIBMのソフトウェア製品を完全搭載したワークロード・パターンを提供しています。このワークロード・パターンによって、さまざまな種類のアプリケーションで発生するTCOを削減することができます。
IBM Transactional Database PatternおよびIBM Data Mart Pattern(両製品を合わせてIBM Database Patternsと総称)は、セキュアなプライベート・クラウド環境において、トランザクション・データベースとデータマートのインフラのプロビジョニングと管理に必須のセルフサービス方式の管理機能を提供します。これらのパターンをIBM Workload Deployerアプライアンスと組み合わせることで以下の機能を実現し、ITの運用管理を簡略化できます。
- 一貫性のあるセキュアなトランザクション・データベースを繰り返し実装するためのベストプラクティスを提供します。
- セキュリティー機能、実装機能、ログ機能を集中的に管理することで、データベースの実装を自動化します。
- データベースとデータマートのプロビジョニングに必要な労力を最小に抑えることで、IT部門内でアプリケーションの管理を行う部門の能力を最大化できます。
IBM Database Patternsの主要コンポーネントは、Oracle PL/SQLの構文との間でSQL互換性を提供するIBM DB2によるデータ・サーバーです。これによってサーバー統合プロジェクトが迅速に実現し、IT部門は単一のスキルセットに基づいてOracle DatabaseアプリケーションとDB2アプリケーションの両方を管理できるようになります。IBM Database Patternsによってトランザクション・データベースとデータマートの管理作業に必要な時間を削減し、貴重なリソースを新規のソリューションや先進機能の開発に費やすことができるようになります。
IBM Database Patternsは、AIXとLinuxの環境をサポートできるようになりました。本番環境以外のシステムで使用するライセンスについては、より手ごろな価格を提供します。
タブの始まり
IBM Transactional Database Pattern(以前の名称IBM Workload Deployer Pattern for DB2 Workgroup Server Edition)は、高レベルのデータベースのカスタマイズを必要としない部門システムのOLTP(オンライン・トランザクション処理)アプリケーションに対応するように設計されています。このパターンによって、コスト効率よくトランザクション・データベース・インフラで大量の情報を使用するアプリケーションを実現できます。
- 部門で使用するOLTPシステムのコンフィギュレーションを自動化し、仮想マシンの実装のサイジングを行うためのテンプレートを提供し、データベースの定期的なバックアップを実行します。
- データベース・システムのクローンを行うことができます。
- 先進的なシステム診断ツールを提供し、IBM Data Studioとの連携を実現します。
- データのバックアップおよびセキュリティー機能が存在しない部門のデータベース・ソリューションにおいて、データベース管理の不十分により発生するリスク。
- アプリケーションを管理する個々の部門のためにシステム運用管理の部門が負うハードウェア、ソフトウェア、およびデータベース・インフラのプロビジョニングのコストとその他の非効率的な作業。
システムの運用管理を行う部門がIBM Workload Deployer においてトランザクション・データベースのワークロードの設定を一度行うと、アプリケーション部門はマウスを何度かクリックするだけでデータベースの実装を簡単に行い、部門システムのOLTPアプリケーションを提供できます。
IBM Data Mart Pattenは、セキュアなプライベート・クラウド環境において、大量の情報を使用するアプリケーションのデータマート・インフラのプロビジョニングと管理を行う一連の機能を提供します。データマートのワークロードに特有のI/Oスループットを実現するために最適化されたIBM Data Mart Pattenには、データ圧縮機能とデータ移行ツールが含まれています。これらの機能を活用することで、企業は迅速に情報を活用し、ビジネスの促進ができます。
- データマートのコンフィギュレーションを自動化し、仮想マシンの実装のサイジングを行うためのテンプレートを提供し、データベースの定期的なバックアップを実行します。
- データベース・システムのクローンを行うことができます。
- データマート・システムでよく構築される共有ディスク環境において、パフォーマンスを向上するために圧縮機能を提供します。
- 対象となるデータマートの物理モデル、制御フロー、およびデータフローの構築・修正を行うために、SQLベースのウェアハウジング・ツールを提供します。
- 先進的なシステム診断ツールを提供し、IBM Data Studioとの連携を実現します。
システム・アナリストが、データのバックアップおよびセキュリティー機能が存在しない、管理不十分なスプレッドシートによるソリューションを使用して分析を行う必要はもうありません。IBM Data Mart Patternを活用することで、IT部門は大量のクエリー作業に対応するデータマート環境のプロビジョニングを迅速かつ適切に行うことが可能になるため、アドホックなビジネス分析によって発生する作業要件に対応ができるようになります。
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