IBMテキストマイニング研究グループ 人工知能学会「現場イノベーション賞」を受賞
2010年6月10日、長崎で開催された2010年度 社団法人人工知能学会 全国大会 (JSAI 2010) において、IBM東京基礎研究所のテキストマイニング研究グループに対し、人工知能学会より「現場イノベーション賞」が授与されました。
「現場イノベーション賞」は、「研究対象とした実生活・実事業の現場から見出した問題と、それに対する解決として開発した技術の独創性と有用性が基準」とされており(学会サイトによる)、今回の受賞は、IBM 東京基礎研究所で生まれたテキストマイニング技術の学術的価値、更にはその応用性と実社会における貢献が、高く評価されたものです。
1990年半ばから「テキストマイニング」という言葉が世の中に広まりました。「テキストマイニング」は、膨大、かつ形式化されていないデータから、宝となる有効な文書データを知見として抽出する技術です。
IBM 東京基礎研究所では、1997年頃より、テキストマイニング基盤技術の研究および開発に取り組んできました。自社のコールセンターのログ分析より始まった当技術の実社会における可能性は、医療診断情報、交通事故情報、ブログ、そしてIBMのオンラインディスカッションである「Innovation Jam」など、世界中のお客様のニーズとともに拡大しています。この高度なテキストマイニング技術をもとに開発されたテキストマイニング製品は、国内外のあらゆるビジネス分野で利用されています。
また、研究グループは、先の学会において「言語横断テキストマイニング技術」と呼ばれる、外国語のテキストデータをひとつの言語で分析することを可能にする最新技術を紹介しました。
これらの研究活動はビジネスのみでなく、ジャーナル論文、国際会議、そして外部講演や学会活動、分野を代表する著書にいたるまで、アカデミアにおいても高く評価されています。
近年の主な受賞歴
2008年4月 言語処理学会「優秀発表賞」
2008年5月 米国顧客サポート・サービス技術団体SSPA「Innovation in Voice of Customer Award」受賞
2008年7月 人工知能学会「2007年度 研究会優秀賞」
2009年6月 人工知能学会「2008年度 論文賞」
2010年6月 情報処理学会「平成21年度 論文賞」受賞
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