製品の概要
IBM Geographic Application Interface for Windows (以下、GAIN for Win)は、Windows環境のもとで、地域に広がった設備や事物を管理する地理情報システム(GIS)を構築するための様々な機能を提供するアプリケーション開発ツールキットです。
GAIN for Winでは管理対象となる個々の設備や事物をオブジェクトとして捉え、各オブジェクトの持つ属性情報、図形情報、位置情報、位相情報などを一括管理するデータ構造を採用しています。電力、ガス、通信、上下水道、道路、プラントなど、個々の設備(オブジェクト)管理を必要とするアプリケーション構築に最適です。
製品の特長
- GISのための汎用データ構造の採用
GAIN for Winはいわゆるレイヤー型データ管理ではなく、データ構造をもったオブジェクト・モデルによるデータ管理を行なっています。このため、オブジェクト化された各アプリケーション・データに明確な意味付けやオブジェクト間の関係づけが可能となります。
データ構造に対してGAINが提供するさまざまな標準機能をアプリケーション・データにも直接適用できるため、 高度なGISアプリケーションを効率よく構築することができます。
- 地図の検索と更新のための豊富な機能提供
GAIN for Winでは、地図データを検索し表示するためのきめ細かな機能を提供すると共に、地図や図面を更新するアプリケーションを前提としたシステム・デザインを採用し、本格的な業務ニーズへの対応が可能です。 プリセレクト・ハイライト機能やドラッグ機能など、地図操作に欠かせない便利な機能をアプリケーション処理の進行に応じて簡単に組み込むことができ、ユーザーにとって操作性のよいシステムを構築することができます。
- 地図データのビッグマップ管理とメッシュ管理の併用
地図データの管理については、図面境界のないビッグマップ管理方式と図面境界のあるメッシュ管理方式を併用することによって、 地域全体を一元管理する機能と操作性の良さとの共存を実現しています。
- GISデータモデルの継承
GAIN for WinはIBMが開発した地理情報システム用データモデル(GFISデータモデル)を継承しているため、 GFIS製品で構築されたGISデータ資産をそのまま利用できます。
- VB(Visual Basic)による容易なアプリケーション開発
VBで利用できるOCX、VBパーツ、APIの提供により、 通常の業務アプリケーションと一体化したGISアプリケーションを容易に開発することができます。
製品の機能詳細
- 地図操作の基本機能
- オブジェクトの編集機能
- タイル地図の利用機能
- ネットワーク接続の管理機能
- イメージ地図(Bitmap. GIF)の出力機能
製品の位置付け
GAIN for Winは、VB環境で利用できるGIS機能部品群を提供します。 アプリケーション・プログラムは、このGIS機能部品群を利用することによって、通常業務画面のなかに地図ウィンドウを設け、そこにGIS機能を組み込むことが可能になります。

システム構成例
geoManager/6000をGIS DBサーバーとして使用することにより、数多くのクライアント間でGISデータが共有でき、また更新時の排他制御などを行なうことができます。

