現在、Lotus Notes/Dominoを利用されており、この先、バージョンアップをするか他社製品へ移行するかを迷われているお客様向けのページです。
1. Lotus Notes/Dominoをご利用のお客様の課題
現在、Lotus Notes/Dominoを利用されているお客様からは次のような課題をお聞きすることがあります。
- 運用管理が大変
- いまさらグループウェアに投資できない
- Webベースにしたい
- 重い
- 移行に費用がかかる
皆様も同様の課題をお持ちではないでしょうか?
(参考) 「Lotus Notes/Dominoのサポート切れ」については、すでに安定運用をされているお客様にとっては課題にはならないと考えます。
現在、Lotus Notes/Dominoのサポート期間は、最低5年間 + 延長サポートが最低3年間となっています。
詳細はリンク先の資料をご参照ください。
むしろ、次期システムをご検討される際や追加要件発生の際に、システムのあるべき姿や必要となる機能・仕様をご確認のうえ、Lotus Notes/Dominoのバージョンアップの実施を検討ください。
Lotus Notes/Dominoは今後もお客様のご要望を製品に取り入れていけるよう製品開発を進めていきます。
2. 課題の解決策
運用管理が大変 (1)
ひとくちに運用管理といっても様々な要因・検討事項が考えられます。
あるお客様では「管理が面倒」という漠然とした問題認識からはじめられ、詳細要因・検討項目を調査のうえ、対策を立てられました。
例えば、次のような点です。
- 社内のデータベース標準テンプレートを決め、エンドユーザーによるカスタマイズは禁止とする
- Notesデータベース(アプリケーション)カタログを作り、データベース(アプリケーション)の見える化を実施
下記リンク先では、Notesデータベース(アプリケーション)がシステム上に氾濫し、管理が煩雑になっているという課題への対応例を紹介しています。
運用管理が大変 (2)
ユーザー情報がDominoディレクトリと他ディレクトリとで二重管理になっているというケースもあると思います。
このような場合、一般的には外部の人事マスターからユーザー情報をCSVファイル形式にエクスポートし、Dominoディレクトリ(もしくは、DJX)でそのファイルをインポートするという方法で二重入力の工数削減がなされています。
対象となるシステムや管理するディレクトリが複数ある場合は、人事マスターをもとにDominoディレクトリのほか各ディレクトリ(例:Active Directoryなど)に対してエクスポート/インポートを行います。
それでは非効率と判断する場合は、バッチ処理ができる簡易プログラムを組んだり、ディレクトリ連携ツールを導入したりするケースもあります。
また参考となりますが、Lotus Notes/Domino 8では、Tivoli Directory Integrator というディレクトリ連携ツールを同梱しています。
いまさらグループウェアに投資できない
はたして本当にそうでしょうか?
アイ・ビー・エム株式会社による調査結果によれば、調査対象となったCEOの9割以上の方が「コラボレーションを通じたイノベーションは必要不可欠」と返答されています。
また、Lotus Notes/Dominoの最新版であるLotus Notes/Domino 8では、Lotus SametimeやLotus Quickrなどとの連携によって社内のコラボレーション環境を一層革新的なものにするだけでなく、セキュリティの強化(例:メールジャーナル、レプリカの禁止、文書の排他制御など)も実装され、イノベーションのための強力なインフラが構築できるようになっています。
もし現在、Lotus Notes/Dominoの利用範囲が電子メールや掲示板といった基礎的な機能中心になってしまっている場合は、ぜひ用途を身近な業務へ広げて、ご活用いただくことをおすすめします。
Webベースの利用に切り換えたい
「Webベースの利用に切り換えたい」という要望の背景には何があるのでしょうか?
お客様よりよく聞く課題と、その解決の例を列記します。
- 利用する各端末にソフトウェア(専用アプリケーション)をインストールしたくない
Lotus Notesクライアントには配布用のツールが存在します。
それらツールの中にはLotus Notesクライアントだけではなく、OSのアップデート適用などにもあわせて利用できるものもあります。 - 出張時などに別の事業所にある端末から利用したい
メールをはじめ、Lotus Notesの標準テンプレートで作成されているデータベース(アプリケーション)は、ほぼ改変することなく、Webブラウザからも利用が可能です。
通常勤務するオフィスではLotus Notesクライアント、別のオフィスを訪れた際はWebアクセスと、ハイブリッドな形態での利用も可能となります。 - ほかのシステムも含めたポータル的な利用をしたい
WebによるポータルのページからNotesアプリケーションへのリンクを作成することは容易に実現可能です
前述のようにLotus Notesの標準テンプレートで作成されているデータベース(アプリケーション)であれば、そのままWebからのアクセスも可能です
独自にカスタマイズされたデータベース(アプリケーション)の場合は、「参照だけはWebアクセス。文書の作成・編集はLotus Notesクライアント」というように利用者やデータベース(アプリケーション)の優先順位によって、使い分けることも対応策として考えられます
Webブラウザよりポータル上のリンクをクリックすると、Lotus Notesクライアントが起動するような設定も可能です
また、その一方で、漠然と「Webベースの利用に切り換えたい」と思われているお客様もいます。
Lotus Notes/Dominoを利用されているお客様からみると、Webグループウエアは素晴らしく見えるかもしれません。
しかし、結局、グループスケジュールとイントラネット(Web管理者による情報発信)だけが利用されることになりがちであり、それぞれの業務担当者レベルの広範な情報共有は行われていない活用実態が多々見受けられます。
ぜひとも、Lotus Notes/Dominoを業務での活用へと進めてはみませんか?
重い
「重い」といった利用感に対しての不満に対しては、実態と原因とを切り分けていく必要があります。
一例として、「遠隔拠点からのアクセスにおいてネットワーク回線が細いために重いと感じる」と聞くことがあります。
このような場合は、ぜひLotus Notesクライアントのレプリカ機能を利用ください。
ほかの要因としては、アプリケーションの作りに依存することもあります。
また、クライアントの起動時間については、Lotus Notes 8.0.2以降で、起動時間が改善されたという測定結果も出ています。
バージョンアップ(移行)に費用がかかる
もし、多くのNotesデータベース(アプリケーション)がシステム上に存在する場合は、すべてを一度にバージョンアップしようとするのではなく、データベース(アプリケーション)に優先順位をつけて対応することをおすすめいたします。
あるお客様の例では、次のような対応がなされました
- 棚卸および優先度をつけ、優先度の高いものを実施(600近くあるデータベースのうち、まずは10のみを移行)
- そのほかのデータベース(アプリケーション)については、コードチェッカーを利用しての絞込みを実施
- ノウハウ・実績のあるビジネスパートナーの支援を得る
3. 課題解決やバージョンアップ(移行)のためのオプションサービス
Lotus Notes/Dominoにおいては、バージョンアップ(移行)にまつわる管理工数低減へとつながるビジネスパートナーによる各種ソリューションが豊富にそろっています。
お客様だけで悩まれることなく、 これらLotus Notes/Dominoの移行ノウハウと実績に基づいたサービスも、ぜひご検討ください。
Lotus Notes/Domino プチ開発サービス
データセンター/ホスティング/遠隔管理サービス
ポイントサポートサービス(運用支援・開発などインシデント制による対応)
電子メールアーカイブ・検索ソリューション
Lotus Notes/Domino をベースとした各種アプリケーション
4. 理想の情報共有
これまでの話を総合すると、理想の情報共有システムとして次のような要件が見えてきます。
- 運用管理工数の低減
- イノベーションの創出
- 既存資産の有効利用
あらためて、Lotus Notes/Dominoの運用方法や運用規定を整備し、同時に活用範囲を再検討したうえで、Lotus Notes/Domino 最新バージョンへのバージョンアップ(移行)、既存資産の移行や他システムとの連携を行い、拡張性・革新性のあるコラボレーション環境を構築することが望ましいのではないでしょうか。
その際に、検討の結果、「Webベースでの利用を」という要件があがってくるかもしれません。
その場合は、Lotus Notes/DominoをWebブラウザで使うことをあわせてご検討ください。
Ajaxなどの技術を使うことで使い勝手とパフォーマンス向上を実現しています。

