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IBM Lotus Notes/Domino 7.0

IBM Lotus Domino Web Access 7.0の新機能

Lotus Domino Web AccessはブラウザーベースのPIMクライアントで、メールの他にカレンダー、アドレス帳、タスク管理、メモ帳の機能を備えています。Lotus Domino Web Access 7では、より高い機能性をブラウザー上に実現することを念頭に置いて開発されていますが、その一方でパフォーマンス面の向上も目標において開発されました。さらに、ブラウザーを使うため不特定多数がアクセスするワークステーションを利用することが想定されるため、セキュリティー面でも強化を図っています。

セキュリティー面での強化

ブラウザーのキャッシュ制御の強化
ブラウザーソリューションにおいては、キャッシュデータがセキュリティー上の脅威になります。また、Lotus Domino Web Accessではメールの添付ファイルを作業用に保存した一時ファイルも存在しています。これらのファイルを作業終了時に確実に消去する仕組みは従来も備えていましたが、Lotus Domino Web Access 7では管理者側で設定できるようになりました。Lotus Domino Web Accessのキャッシュ管理コンポーネントはブラウザーを閉じた時に消去の実行を行いますので、ログオフの操作を経ない場合でもキャッシュは消去されます。また、関連するURL履歴も消去する設定も可能です。


サーバー設定文書でのキャッシュ関連設定項目一覧

添付ファイルへのアクセス禁止
管理者側の設定により、ユーザーの添付ファイルへのアクセスを禁止することができます。例えば、社外(インターネット)などからアクセスするサーバーに設定しておけば、社外からは本文は読み書きできますが、添付ファイルを扱うことができなくなり、安全性をより高く保つことができます。

パフォーマンスの向上

子ウィンドウの再利用
高機能を目標としているLotus Domino Web Access ですが、パフォーマンスとの兼ね合いを考慮して、パフォーマンスを優先させる設定が可能です。こらの機能とは別に、Lotus Domino Web Access内のJavaScriptやXMLのコードを見直し、パフォーマンス向上を図っており、比較的低いスペックのワークステーションでの応答性が向上しています。

ドラッグアンドドロップの無効化
カレンダー内でのドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にすることがオプションで設定できます。

スクロール方式の選択
従来のスムーススクロールに加えてページスクロール方式を選択できるようになりました。ページ単位でビュー画面を切り替えますのでパフォーマンスが向上します。

設計要素のローカルへの保持
セキュリティーに影響を及ぼさない範囲の設計要素をローカルに保存して、ダウンロードに要する時間を短縮できます。これは管理者から一括管理が可能です。

メール機能の拡張

メールスレッド
メールフォーム内でスレッドを表示できるようになりました。同一スレッドの別のメールを直接開くこともできます。

メッセージマーキング
受信したメールの宛先に自分の名前がどのように入っているかを示すメッセージマーキング機能が加わりました。この機能は、自分の名前がTo/Ccに単独で入っている場合には青い円のアイコンがビュー上に表示されます。半分のものは、Toに自分の名前が入っているものの、数名以上と混在している時を示しています。白い円はccに自分の名前と共に複数の宛先が混在している時を示しています。

S/MIME
S/MIME がサポートされましたので、秘匿性を確保してメール送受が可能です。

ステーショナリー機能
メールの雛形であるステーショナリー機能が追加されました。NotesクライアントにあったものをLotus Domino Web Accessでも使えるようになりました。テキスト、画像、配信オプション、署名などを予め設定して保存しておけば、繰り返し呼び出して利用することができます。

その他

Sametime機能(サブセット)の統合強化
従来の在席表示、チャット機能の対応範囲を広げ、各種ビュー/フォームに対応しました。

会社の休日の取り込み
サーバー文書に定義した休日設定を個人のカレンダーに取り込むことができるようになりました。

Firefox 1.0のサポート
WindowsとLinuxでFirefox 1.0がサポートされました。

Lotus Domino Web Access 7 画面例

Lotus software