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IBM Rational Software Conference 2009

精巧なソフトウェア開発で実現するスマートなビジネス

IBM Rational Software Conference 2009 開催レポート

2009年10月8日、東京赤坂のグランドプリンスホテル赤坂にてIBM Rational Software Conference 2009(RSC 2009)を開催しました。当日は台風18号の到来と重なり、交通機関の乱れが続いているにもかかわらず、大勢のお客様にご来場いただき、予定通りスタートすることができました。
3つの基調講演、7会場に分かれた28のセッション、約20のソリューション展示をとおして「今後のビジネスに直結したソフトウェア開発のあり方」を示した一大イベント RSC 2009の一日をレポートします。


テーマは”精巧なソフトウェア開発で実現するスマートなビジネス”

渡辺公成の顔写真今回で5回目を迎える当カンファレンス、今年度のテーマは、“精巧なソフトウェア開発で実現するスマートなビジネス”です。挨拶に立った日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)理事 ラショナル事業部 事業部長 渡辺 公成は、これまでIBM Rational Software Development Conferenceとしてきたカンファレンスのタイトルから、今回Development(開発)を除いたことに触れ、よりビジネスに直結したソフトウェア開発を支援することを強調しました。
「これまでIT開発、組込み開発は、それぞれの分野でソリューションやメソドロジーを追求してきました。これからは、両方がうまくかみあうことが、より大きなビジネスの成功につながります。IBM Rationalは、IT開発、組込み開発を統合し、よりスマートな生活、新しい価値を生み出すビジネスの実現を支援します」と述べ、「今回は、多くのお客様企業のご協力を得て、事例セッションをたくさん設けています。Rationalをどのように適用し、どのような効果をあげているかをご理解いただき、それぞれの企業の中で実践に役立てていただきたい」と締めくくりました。

キーパーソンを迎えた3つの基調講演
―戦略から開発プラットフォームまで幅広い内容を披露

基調講演では、米国IBMから来日した3人のキーパーソンが登壇し、ビジネス・イノベーションからリアルなソフトウェア・デリバリー・アプローチ、そして進化するJazzプラットフォームの今後に至るまで、幅広い内容を凝縮して披露しました。
1番目は、Rationalワールドワイド マーケティング&ストラテジーの責任者 スコット・ヘブナーが「Innovation Today」と題して、ソフトウェアによってもたらされるビジネス・イノベーションについて語りました。
2番目は、Rational サービス部門の責任者 ウォーカー・ロイスが「Making It Real」と題して、ソフトウェア投資をビジネスの成果につなげていくためのアプローチを披露しました。
最後に、Jazzプロジェクトのリーダー スコット・リッチが「Evolution of Jazz Platform」と題して、開発チームのコラボレーションを支援するJazzプラットフォームの考え方と今後どのように進化していくかについて発表しました。

基調講演後、RSC 2009のスポンサー企業の紹介が行われ、午前の部が終了しました。

豊富な事例を含む28のセッション
―7つのテーマ別に、深い知見・実践的なノウハウを披露

午後からは、「アーキテクチャー、要求定義/要求管理(A)」、「Jazzプラットフォーム、開発プロセス改善、投資対効果(B)」、「開発プロセス改善(C)」、「セキュリティー&コンプライアンス、ビルド・リリース管理(D)」、「テスト・品質管理、組込みALM(E)」、「組込み開発ソリューション(F)」、「IBMメインフレーム(G)」のテーマ別にA~Gの7会場に分かれ、事例紹介、メソドロジーやソリューションの紹介、パネル・ディスカッションなど28にのぼるセッションが繰り広げられました。今回の特徴は、新たに設けられた「組込み開発ソリューション(F)」、「メインフレーム(G)」を初めとしてすべてのトラックで、Rational適用前と後との違いを「リアルに」感じていただくために、13もの事例セッションが企画されたこと。そして、IBM Rational以外のスピーカーも多く登壇し、幅広いテーマで、それぞれがもつ深い知見や実践的なノウハウを惜しみなく披露しました。

注目の「開発プロセス改善(C)」トラックでは、事例のほか、マイクロソフトとの共演、ソフトウェア業界における利害関係者を一堂に集めたパネル・ディスカッションが行われ、アジャイル開発が日本のソフトウェア開発のあり方を改善する鍵となるのか、熱い議論が戦わされました。

約20のソリューション展示
―クラウド・シミュレーター紹介、ソフトウェアのメタボ改善相談も

トルネード展示ブースセッション会場に隣接したソリューション展示会場では、セッションと同じ7つのテーマ別に展示ブースを設け、セッション内で紹介したソリューションをさらに詳しく理解し、実際に触れることができるようになっています。セッションの合間やセッション終了後に、多くの来場者がディスプレイの前につめかけ、熱心に質問している姿が見られました。

クラウド・シミュレーターのブース「クラウド・シミュレーター」のブースでは、開発者向けクラウドの概要についてのプレゼンテーション、東京工科大学様「授業クラウド」事例紹介が交互に行われ、クラウドの可能性と実践例を披露しました。 会場の中ほどには、「トルネード展示」ブースが設けられ、チーム作業を加速するためのコラボレーション環境「トルネード・ディスプレイ」が紹介されました。

ソフトウェア・メタボ改善・
フィットネスセンターまた、会場の一角に設けられた、ソフトウェア開発プロセスの健康チェックとアドバイスを行う「ソフトウェア・メタボ改善フィットネス・センター」には、コンサルタントに真剣に相談する来場者の姿が見られました。
展示会場では最後に、ポータブル・プロジェクターなど豪華賞品が当たる抽選会が行われ、RSC 2009の熱い一日が終了しました。

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