インデックス
- 【B-4】組込システムにおけるユースケース導入のポイント (内田 功志 氏)
- 【E-1】企業価値につなげるAgile開発 (平鍋 健児 氏)
- 【F-2】エンタープライズ・マッシュアップによるイノベーション基盤 (森谷 直哉)
- 【B-3】事例に学ぶビルド→リリースでの課題と解決 (森田 成紀)
【E-1】
「企業価値につなげるAgile開発」
株式会社チェンジビジョン
代表取締役社長 平鍋 健児 氏
セッション概要
日本では、アジャイル(Agile)開発というと開発者主導の面が強く、企業システム全体として取組むまでには至っていません。しかし、アジャイル開発の中にトヨタ生産方式に源流をもつリーン(Lean)開発の考え方を取り入れることによって、企業価値と結びついたアジャイル開発を実現することができるのです。
価値の流れ(バリューストリーム)を可視化して、無駄を省き、ニーズにあった製品を顧客のもとに素早く届けるというジャストインタイム方式は、生産現場だけではなく、いまや流通の世界でもアパレルの世界でも取り入れられています。
セッションの見どころ
従来型のシステム開発では、開発した機能のうち使われない機能が全体の60%にも上るといわれています。経営層とIT部門、あるいは発注側と開発側との間でコミュニケーション不足や誤解があったり、時間経過と共にニーズが変化したりするなど、要求仕様どおりに開発したとしても投資対効果がみられないシステムになりかねません。
複雑化するビジネスに柔軟に対応できるシステムを効率的に開発するには、システムとプロジェクトの見える化を進め、開発の生産性向上を図るとともに、経営とシステムを結びつけることが重要です。アジャイル開発では、小さく始めて育てていく、つまり利用者側と開発者側が互いに確認しながら、次第にシステムの価値を高めていくことができます。
本セッションでは、アジャイル開発に深い理解と経験をもつ平鍋氏が、経営者の方にも理解できるように、システムのあるべき姿とアジャイル開発の本質をわかりやすく紹介します。「3Kといわれるシステム開発の現場を、‘定時で帰れる’、‘高い給料’、‘楽しい’という3Tの職場に変えたい」と意気込む同氏は、アジャイル開発の価値について経営者に理解を促すとともに、開発者にも企業価値と結びつけられるまで視野を広げられるように説明したいと語っています。
セッションのお薦めポイント
IBMでは、Rational部門の製品開発チームとResearch(研究)部門との共同プロジェクトとして、“ソフトウェアエンジニアリングの世界でイノベーションを実現するためのプラットフォーム”を提供する「Jazzプロジェクト」が進行中です。当セッションの中で、イノベーションの原動力となるコミュニティとコラボレーションを支援するJazzプラットフォーム。アジャイル開発のためのプロジェクトマネジメントツールのデモを交えて紹介する予定です。経営者の方もシステム部門の方もぜひご参加ください。
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