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【A-4】
「Rational Quality Manager Coming Soon! 品質管理への新たなアプローチ」
日本IBM
ソフトウェア事業 Rationalテクニカルセールス
小野塚 荘一
本セッションでは、2008年10月末にリリース予定の新しい品質管理のためのソリューションRational Quality Managerを軸に、分散体制における効果的な品質管理のアプローチを解説した。同じく10月末リリース予定のRationalテストツールの新バージョンRational Functional Tester(RFT)8.0についても簡単に紹介した。
ソフトウェアのデリバリーにおいては、機能、品質、リソース(予算・納期などの制約)のバランスが取れていなければならない。従って、従来のようなテストケースの関連付け・実行状況把握中心の「テスト管理」だけでなく、品質情報がソフトウェアのデリバリーを牽引できる効果的な「品質管理」が求められる。これからの品質管理のキーワードは、「適切なガバナンス(=報告)」「自動化(=連携)」「コラボレーション(=相談)」である。
Rational Quality Manager(RQM)は、ビジネス駆動ソフトウェア開発・テストのハブとして位置付けられ、ライフサイクルを通したコラボレーション、テスト作業の自動化、品質メトリクスによる適切なガバナンスを実現する。
RQMでは、役割やプロセス、進捗状況、変更経緯など全情報がデータベースに一括管理されるので、チームメンバー間で情報共有できるとともに、個人の作業の進捗や優先順位もポータル画面で把握できる。離れた場所でも正しい理解を共有できるため、コラボレーションによるチーム連携の効率化を実現できる。
テストケースは実行結果も含めて一元管理され、手動/自動テストの管理も一元化できる。Rational Test Lab Manager をRQMにプラグインすることによってテスト環境の管理も統合することができ、アセットの予約、デプロイ、最適化を行える。
プロジェクトの最新状況をオンデマンドでレポートできるので、管理者は迅速な意思決定を行うことができる。個人別のダッシュボードを作成することができ、役割・目的に応じてカスタマイズされた最新の情報を入手できる。作業・障害状況を利用目的にあわせてグラフ表示するなど、複数の視点からプロジェクトのある時点の情報(スナップショットビュー)を表示できる。
Rational Functional Tester(RFT)は、マウス操作で検証項目を指定するだけで簡単にテストを行えるテスト自動化ツールである。10月下旬にリリース予定の新バージョンRFT 8.0は、Rational Quality Manager(RQM)から自動実行でき、RQMでテストの実行結果を分析したり、RFTの分散実行を行える。
Rational Performance Tester(RPT)はボトルネックを発見する目的でユーザ操作(負荷)をエミュレートする負荷テスト、性能テスト、問題分析ツールである。同様に10月下旬にリリース予定の新バージョンRPT 8.0はさらに使い勝手を強化し、新規にKerberos 認証などのサポートするとともにRQMから自動実行が可能となる。
Rational AppScanはWebアプリケーションの脆弱性を検査するツールである。特に今年に入りSQLインジェクションに代表されるハッカーからのWebサイトに対する攻撃が急増しているが、大切なお客様の個人情報を確実に守るためにも、脆弱性を検知し修正をサポートするこういったツールは必須といえる。
最後に、ソフトウェアの品質・テストのホー・レン・ソー(報告、連携、相談)として、「離れた場所での効率的なコミュニケーション」、「開発・テストのプロジェクト・インフラ」、「組織・役割間で効率的なコミュニケーション」の3つが重要であることを強調し、セッションを終了した。
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