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【F-1】
「基幹業務アプリケーションを進化させる! Enterprise Modernization for System i」

日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
Powerシステムズ 内藤 拓也

本セッションでは、SOAの概要とIBM iアプリケーション環境におけるSOA適用の流れを説明し、RationalおよびWebSphereで提供するツールにより、System i上のアプリケーションをWeb化、Web サービス化し、SOA対応して行くプロセスとそれを具現化する製品群についてデモを交えて解説した。

SOA(サービス指向アーキテクチャー)とは、複数のリンクされた「サービス」のつながりによってビジネスをサポートする1つのアーキテクチャ・スタイルであり、複数ベンダーのIT環境においては環境を統合するための理想的な技術といえる。SOAは、変化に柔軟に対応できるための基盤となる。
「サービス」とは繰り返し行われるビジネス・タスクであり、SOA適用には低い結合度、標準インタフェースを用いたハイレベルなビジネス・プロセスの視点等が求められる。

IBM iアプリケーションをSOA化するには、その前にまずアプリケーションのモジュール化が必要である。SOA適用の流れは、(1)既存資産の分析を行う→(2)IBM i統合環境(ILE)の特徴を活用しPCML化する→(3)Webサービス化する→(4)Enterprise Service Bus(ESB)→(5)ビジネス・プロセスをサービスから組み立てる、となる。
PCMLは既存アプリケーションをWeb化するためのXMLベースの言語で、PCML化することでプログラムがモジュール化され、Webサービス化しやすくなる。
RDi SOA(Rational Developer for System i for SOA)のWebサービス・ウィザードを利用するか、IBM i Webサービス・ゲートウェイを利用して、PCML化したアプリケーションをWebサービス化することができる。

RDi SOAパッケージには、RDiとHATS ToolkitとRBD(Rational Business Developer)が同梱されている。HATSは、既存のグリーン・スクリーン(対話型)アプリケーションをSOAやWebサービスのコンポジット(部品)として再利用できるようにするもの。RBDは、ビジネス問題を解決するためにIBMが作り出した開発環境で、EGL(Enterprise Generation Language)により簡単にWebアプリケーション、Webサービス等の開発を行える。いずれもEclipseベースのツールであり、操作が容易で、既存スキルを生かしながら、既存アプリケーションのWeb化・SOA化、および新規アプリケーション開発を行える。

本セッションの最後に、上記ツールを使用して、グリーン・スクリーン・ベースの航空会社のフライト予約システムをWebサービス化するプロセスのデモを披露した。

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