現在の製品開発は技術優先のプロダクトアウトのアプローチから、市場のニーズに的確に合う製品を素早いスピードで市場に投入するアジリティが求められています。製品開発に入る前の「何を作るか」を決定する超上流の工程を如何に精度良く短期間で行うことができるかが製品競争力を決定します。
多くのケースで、このエリアはスプレッドシートやメールなどの手作業に近い状態で実施されていることが多く、情報が散在して必要な人に正しく伝達できていなかったり、変更の伝達が漏れていたり、確認と修正の繰り返しに時間がかかってしまったり、と製品開発範囲の決定までの短期間の実現やより多くの意見を統合して反映することが困難になっています。
1. 市場のニーズ・動向・マーケティング分析などを一元管理し、利害関係者と共有できます
Rational Focal Pointは製品開発の企画段階における様々な情報を一元化することで、前述の課題の多くを解決します。ブラウザから利用でき、シンプルで操作しやすい画面から情報を登録することができますので、営業員、ヘルプデスク、研究開発員などさまざまな方が利用でき、海外の関係者からの登録も可能です。
企画を行うチームでは、登録され蓄積された情報をもとに様々なビューで製品の検討・分析・シミュレーショを行うことができます。Rational Focal Pointではデフォルトで多くのビューが用意されています。
Rational Focal Pointには適切なセキュリティーが施されていて、必要な人が必要な情報にアクセスできるようになっています。
2. ワークフローや状態の管理により、意思決定のプロセスを支援します
要求やアイデアを一元管理した上で、その個々の情報が製品に採用されたか、却下されたか、といった簡単な識別から、検討の経緯がわかるように状態を複数持ち、推移させることによって、その時点での検討の段階の把握が容易になります。
Rational Focal Pointはこのような状態遷移を持たせ製品開発の段階的なフローを実現することが可能です。また、しかるべき立場の方しか状態を先に進ませることができない、といった承認ワークフローも実装可能です。
3. 要求の優先順位を決定するために、様々な分析・シミュレーションを実施できます
優先順位を分析するのに際して、Rational Focal Pointは2者比較(ペアリング)機能により、要求の優先順位をつけることを可能にします。
2者比較により、優先順位を「大中小」といった曖昧なものではなく、100件の要求を1位から100位に並べることができます。
優先順位を多数の軸で保有し、軸を組み合わせたりしながら、最終的な意思決定を行うための分析機能を提供します。
コストや売上見込などの財務情報と組み合わせて、要求をどこまで実装したらコストや売上見込がどうなるか、というシミュレーションを支援します。
レポート機能により、検討の途中経過や検討された選択肢を保存しておき、後から過去の経緯を振り返ることが容易になります。
4.他ツールやMicrosoft Excelなどとデータのやり取りが容易です
既存の蓄積された情報、過去製品の情報などがMicrosoft Excelにて保管されている場合、これを一括で取り込むことができます。レイアウトマッピングの機能を使うことで様々なレイアウトや構造のExcelファイルに対応します。
一覧表示をExcelに出力したり、分析のためのチャートをPDFに出力したりすることが出来るので、データの再利用が大変容易です。
OSLC(Open Services Lifecycle Collaboration)のCM(Change Management:変更管理)仕様をサポートし、同仕様をサポートする他ツール(例:Rational Team Concert)と連携が可能となっています。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、developerWorks、Focal Point、PartnerWorldおよびRationalは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。











