
適切な情報を適切なタイミングで提供
経済状況が変化する中で、組織は限られたリソースと予算上の制約の下で、競争上の優位性を維持し、お客様のニーズに応える方法を見つけなければなりません。
そのために、マネージャーには適切なタイミングで正しい決定を行うことが求められます。しかし、多くの場合、マネージャーは情報の量と質、整合性の問題に苦心し、プロジェクトやプロセスに対する十分な可視性が得られず、有効なビジネスの意思決定を行う能力に影響を及ぼします。
Rational® Insight® はパフォーマンス管理ソリューションとして、組織が戦略的目標に合わせてプロジェクトおよびプロセスに対する投資を行い、リスク、状況、傾向に対する透明性とコントロールを得るためのツールを提供します。
Rational Insightを使用することで、パフォーマンスを正確に測定、監視、分析し、必要に応じて是正措置をとることができます。また、タイム・ツー・マーケットを短縮し、ソリューションの品質を高め、ソフトウェアおよびシステムの開発とデリバリーをより適切に管理できるように、Rational Insightには測定のためのベスト・プラクティスが用意されています。
実績データに基づく、十分な情報による意思決定
適切に管理を行うには、正確で客観的な情報が必要になります。プロジェクトの進捗状況について適時適切な情報が得られないと、パフォーマンスが低下し、ビジネス目標が達成できなくなります。
厳しい納期と予算の下で、利害関係者とデリバリー・チームは、「コストとスケジュールに影響するような何らかの傾向が生じているか?」「欠陥の発生率は?」などの重要な質問に対して、迅速な回答を必要としています。開発ライフサイクルに対する可視性がなければ、これらの質問に正確に答えることは不可能ではないにしても容易ではありません。
Rational Insightでは、Webベースの単一のビューにアクセスするだけで、ベースライン、平均値、目標値を含め、プロジェクトおよびプロセスのパフォーマンスに関する正確な情報をリアルタイムに取得することができます。それによって、チームの全メンバーが、現状をいつでも確認することが可能になります。
Rational ClearQuest®、Rational ClearCase®、およびRational Quality ManagerやMicrosoft® ProjectおよびXMLデータ・ソースなどのサードパーティー製ツールなど、さまざまなリポジトリーにわたるリアルタイム・データの収集、測定、および分析が自動化されるため、データ品質と適時性を管理できます。それによって、手作業によるエラーや不完全な情報が意思決定に及ぼす影響を最小にすることができます。
Rational Insightには、グラフィカルな要素に情報を統合できる柔軟性のあるダッシュボードが用意されています。それによって容易に状況を把握し、問題を特定した上で、ドリル・ダウンを行って根本原因を発見することができます。
このように重要な情報が簡単に入手できるため、是正措置を迅速に実行し、成果物の遅れの原因を評価し、現実的なプロジェクト予測を立て、十分な情報に基づく意思決定を行うことが可能になります。
役割別に最適化された情報
Rational Insightでは関連業務での無駄、例えば状況レポート完了までの待機や、最新情報の検証作業、古い情報の誤使用、そして複数のデータベースやドキュメントの調査作業など、が発生しません。Rational Insight には個人別に設定可能な単一のインターフェースが用意されているため、個人のニーズに最も適した情報を表示することができます。
Rational Insightに組み込まれている指標や測定基準は、エグゼクティブ、プロジェクト・マネージャー、プロセス標準化チームなど、あらゆる立場のニーズに合わせて調整することができます。その上で、ドリル・ダウン機能を使用してサマリー・ビューを詳細に分析し、プロジェクトの状況を評価することが可能です。
ビジネス目標またはプロジェクト目標に対して実績を評価し、電子メールによるアラートを受け取ることができます。Rational Insightはほとんどのモバイル・デバイスに情報を直接配信するように構成できるため、世界中のどこででも必要なときに情報が得られます。
プロジェクト、製品、地理的な制限を越えて
あらゆるビジネスにとって、製品のデリバリーは成功のために重要な要素です。企業の財務実績に影響し、また将来的な信頼性を示す指標にもなります。
しかし、進捗、プロセス、およびリスクに対する可視性が保証されていなければ、盲点が生まれ、適切な意思決定ができなくなります。これは特に、プロジェクト、製品、および地理的な制限がある場合に顕著になります。
組織は、適切な意思決定を迅速に行うために、目標に対して実際の進捗状況を測定および分析し、履歴情報を評価して失敗から学び、プロジェクトの進捗を監視する必要があります。
Rational Insightではデータの可視性が得られるため、状況を監視でき、要件の変動性、安定性、欠陥の密度など、企業活動の主要な側面に関する質問に答えることができます。
1つのビューを介して得られるすべてのプロジェクトにわたる実際のリアルタイム・データを使用して状況を監視できます。また、形式の異なったリポジトリーから複数のフォーマットでダッシュボードを作成して、ニーズに合わせてダッシュボードを調整し、チームの生産性を向上させるようリソースを管理し、プロジェクトの成果を確実に予測することが可能です。
プロセスの継続的な改善
ソフトウェアとシステムのデリバリーに関するビジネス・プロセスの能力を合理化し成熟したものにすることは、非常に重要です。タイム・ツー・マーケットを短縮し、少ないリソースで大きな成果を上げることへのプレッシャーも高まっています。
測定なしに改善はありえません。Rational Insightでは、ベスト・プラクティスと管理技術のライブラリーを、すぐに利用可能なダッシュボードや測定基準と共に使用することで、プロジェクトを正しい方向に導くことが可能です。
履歴データを評価して経験から学び、またニーズに合わせて調整された品質およびパフォーマンスの測定基準を活用できます。
Rational Insightは、ベスト・プラクティス測定ガイダンスに関するRationalのMeasured Capability Improvement Framework (MCIF) と緊密に統合されており、改善度の測定に役立つ適切な情報を確実に取得することができます。
MCIFは、企業が、プロセス改善を目的とするビジネス変革に向けて段階的な測定アプローチを採用し、ビジネスにとって最も重要であるコア・プラクティスに集中することを可能にします。また、すぐに利用可能なアセットを使用することでアプローチを短期間で導入し、能力改善度をビジネス価値の観点から明らかにすることも可能になります。
MCIFおよびRational Insightは、ソフトウェアとシステムのデリバリー測定、管理、および段階的な改善に役立ちます。
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