目次
1. 異なるデータソースをもとにプロジェクトやプログラムの情報をデータウェアハウスに蓄積します。

図1:従来の方法
ソフトウェア開発プロジェクトでは、さまざまなツールを使用して、品質、進捗、コストに関するさまざまな情報を管理しています。従来、これらのツールにある情報をもとに各プロジェクトで報告書を作成することが一般的です。一方で各プロジェクトの情報をとりまとめる部門(社内標準化チームやプロセス改善チームなど)は、さらにレポートの作成が必要です。

図2:Rational InsightのETL機能
Rational Insightでは、異なるツール(データソース)をデータウェアハウスへ取り込むETL(Extract Translate Load)機能を含んでいます。
- 社内標準化チームやプロセス改善チームは各プロジェクトのリアルデータを元に蓄積された情報を使用できます。
- 各プロジェクトチームでは、報告書を別途作成するワークロードが軽減されます。
2. デフォルトでレポートが用意されており、何をどのように見るべきか、が含まれています。

図3:製品開発マネージャーの
レポート例
タイム・ツー・マーケットを短縮し、ソリューションの品質を高め、ソフトウェアおよびシステムの開発とデリバリーをより適切に管理するためには、どの指標をどのようにみればよいのでしょうか?
Rational Insightには、IBM のベストプラクティスが用意されています。

図4:障害状況のレポート例
レポートは、MS Excel、PDF、画像ファイルなどで保存することができます。
3. ドリルダウン、ドリルスルーにより、状況の的確・迅速な把握、分析を実現できます。
Rational Insightは、ETL機能によって、異なるデータソースをもとにプロジェクトやプログラムの情報をデータウェアハウスに蓄積します。ただし、せっかく蓄積した情報も、そのままにしていては宝の持ち腐れです。いかに活用し、プロセス改善に結びつけるかがとても重要です。
Rational InsightはBIツール(IBM Cognos)のコンポーネントを使用しています。BIツールを使用した分析を提供します。

図5:コンポーネントの障害件数
例えば、障害の分析を考えてみます。
あるコンポーネントの障害が多くなっています。
(図5:コンポーネントの障害件数を参照)
しかし、これだけでは原因が特定できず、次のアクションに結びつきません。
そのコンポーネントのソースコードの変更率や誰が更新したのかなど、さまざまな角度から見ていくと原因がよく見えてきます。

図6:ソースコードの変更率
障害の発生時期にソースコードが変更されている
⇒ テストもれ?
(図6:ソースコードの変更率を参照)

図7:ユーザーごとの更新率
特定のユーザーによって変更されている
⇒ 作業のかたより?
(図7:ユーザーごとの更新率を参照)
Rational Insightでは、より柔軟に分析を行うことができます。新たな分析のために、データを抽出してマクロを修正し、レポートを作成するという作業は必要ありません。BIツール上での簡単な操作により蓄積したデータを参照できます。
4. 役割に応じたダッシュボードを提供します。

図8:エグゼクティブ・ダッシュ
ボードの例
Rational Insightでは、複数のレポートをまとめて参照できるようにダッシュボードを用意しています。
例えば品質をトラッキングしたい場合に、ひとつの指標を見ていればいいわけではありません。欠陥数や欠陥の発生率、レビューカバレッジやそれらの推移など複数の指標を確認します。また、エグゼクティブがみたい指標、運用部門、プロジェクトマネージャーがみたい指標も異なります。

図9:プロジェクト・ダッシュ
ボードの例
Rational Insightでは、役割に応じた多角的な視点を提供するダッシュボードを提供します。
